[1分読書] 高校生 家を買う そして同棲する・・・

無責任

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6章 めぐみのいる新生活(仕事・・・)

第11話 信繁の就職活動 前編

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5月も終わろうとしていた。
しかし、信繁は1社も内々定がない。

周りはみんな出ているのに・・・。
みんなより、早く、真面目に就職活動を始めていた。
けど、結果は・・・。
内々定が出ていない人は、僕より遅く始めた人や有名な企業ばかり受けている人だ。

大学では、結婚している事は伝えていない。
『なんで、うまくいかないんだろうね。
 彼女がきれいだから、そこで運を使い果たしたんじゃない』
そんな心無い事も言われる時も・・・。

確かに、僕にはもったいないぐらい良い妻だけど・・・。
うるさい。関係ないだろう。
馬鹿にしやがって!

僕は、あまり運が良いとは言えない。
少し遠い企業を受けた時、電車が止まって行けなかったり・・・。

そこで選考が終わってしまった。
うまくいっていたのに・・・。

不況だから、仕方ない。
けど・・・。

そんな中、6月某日。
ようやく信繁に2流商社の内々定が・・・。

筆記試験、1次面接と終わり、次は2次面接と聞いていたけど・・・。
なんか1次試験だけで内々定が出た。

ようやく安心できる。
星華もめぐみも喜んでくれる。

その日の夜・・・。

ゆっくりお風呂に入っていると、星華が・・・。
「信繁、お疲れ様」
「ありがとう。いろいろ迷惑をかけてごめんね」

「迷惑なんて・・・。
 いつも一生懸命だったじゃん。
 私はいつも感謝しているよ。
 ようやく終わって良かったね」
「ありがとう」

星華は、お風呂で奉仕してくれた。
今日もハッスルしてしまった。

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