［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

６章 めぐみのいる新生活（二つの家族での日常）

第13話 除夜の鐘

視聴予約してあった年越しの各地の番組に切り替わる。
TVをつけたまま、信繁と星華とめぐみの３人は寝てしまっていたが・・・。

『ゴーン、ゴーン・・・』

僕は、TVの音で目が覚めた。
まだ、眠い。

右手には柔らかい感触が・・・。
少し手を動かす。

気持ちいい。
おっぱいだ。

「ううん・・・」
少し色っぽい声。


あれ？星華の声じゃないような・・・。

隣を見てびっくり。

や・ば・い・・・。
めぐみのおっぱいを・・・。

どうしよう。

・・・

僕の思考はフリーズしている。

・・・

冷静に・・・。

・・・

思っても全然、冷静になれない・・・。

・・・

なんで隣にめぐみが・・・。
今いる場所は、・・・。

めぐみのいた席。

という事は・・・。
僕が寝ている間にめぐみの方に・・・。

二人にどうやって謝ろう？

その前に、自分の席に戻らなければ・・・。
めぐみのおっぱいを触っている右手。

それを抱きしめているめぐみ。
離せない。

「めぐみ、起きて・・・」
めぐみを小声で起こす。

「信繁、どうしたの？・・・。えっ！」
と二人の声。

めぐみが右手をすぐに離す。

「ごめんなさい」
僕は二人に謝る。

「あたしは良いんだけど・・・」
とめぐみの小さな声。

「信繁！説明してくれる？」
星華が怒っている。

当たり前だが・・・。