151 / 484
6章 めぐみのいる新生活(めぐみの仕事)
第14話 星華とめぐみの話し合い 再び
しおりを挟む
「信繁、うちの息子のお風呂お願いして良い?」
「いいよ」
僕がのぶしげ君とひかりを連れてお風呂に行く。
「星華、少し良い?」
「めぐみ。どうしたの?」
二人は仲良くなったみたい。
「信繁に、お弁当屋が軌道にのったから、出ていくか聞かれた?」
「どうしたいの?」
「このままが良い・・・。
けど、あたし、お邪魔かなぁ・・・?」
「大丈夫だと思うよ。
少なくとも、私は邪魔なんて思ってない。
たぶん、私たちと一緒にいるとめぐみさんの将来に良くないと
思っているんじゃないかなぁ」
「あたしの将来?」
「うん。まだ、若いんだし、交際や結婚する時に邪魔しちゃいけない
と思っているんだと思うよ」
「付き合ったりする気ないんだよね。
今が幸せだから・・・。
男なんて、もう、コリゴリ。
晴彦だけで・・・」
「あの晴彦以外には経験ないの?」
「うん。
一回だけ、旦那が欲しいなと思って婚活した事があるの。
その時に、良いなぁと思った人と一緒にお酒を飲んだんだけど、
ホテルに連れ込まれそうになった事があるぐらいで・・・。
ホテルに行く前に、なんとかなったんだけど・・・」
「えっ!?そんな事が・・・」
「うん。あたし、信繁とは幼馴染だから大丈夫だったけど、
それ以外見る目ないなぁって思って・・・。
だから、もうコリゴリ」
「けど、まだ若いよ。
ずっと、独りでいるの?
もしかして、信繁を・・・」
「星華さんから信繁を奪うつもりはないよ。
それをしたら、あたし、最低じゃん。
こんなに良くしてもらっているのに・・・。
これ以上、人間として最低な事をしたら・・・、
生きている価値がないと思うし・・・。
羨ましいとは、思うけどね・・・」
めぐみは小さな声で言った。
「といういう事は、まだ、信繁の事が好きなんだよね」
めぐみは小さくうなずいた。
少し気まずい感じで終わった。
「いいよ」
僕がのぶしげ君とひかりを連れてお風呂に行く。
「星華、少し良い?」
「めぐみ。どうしたの?」
二人は仲良くなったみたい。
「信繁に、お弁当屋が軌道にのったから、出ていくか聞かれた?」
「どうしたいの?」
「このままが良い・・・。
けど、あたし、お邪魔かなぁ・・・?」
「大丈夫だと思うよ。
少なくとも、私は邪魔なんて思ってない。
たぶん、私たちと一緒にいるとめぐみさんの将来に良くないと
思っているんじゃないかなぁ」
「あたしの将来?」
「うん。まだ、若いんだし、交際や結婚する時に邪魔しちゃいけない
と思っているんだと思うよ」
「付き合ったりする気ないんだよね。
今が幸せだから・・・。
男なんて、もう、コリゴリ。
晴彦だけで・・・」
「あの晴彦以外には経験ないの?」
「うん。
一回だけ、旦那が欲しいなと思って婚活した事があるの。
その時に、良いなぁと思った人と一緒にお酒を飲んだんだけど、
ホテルに連れ込まれそうになった事があるぐらいで・・・。
ホテルに行く前に、なんとかなったんだけど・・・」
「えっ!?そんな事が・・・」
「うん。あたし、信繁とは幼馴染だから大丈夫だったけど、
それ以外見る目ないなぁって思って・・・。
だから、もうコリゴリ」
「けど、まだ若いよ。
ずっと、独りでいるの?
もしかして、信繁を・・・」
「星華さんから信繁を奪うつもりはないよ。
それをしたら、あたし、最低じゃん。
こんなに良くしてもらっているのに・・・。
これ以上、人間として最低な事をしたら・・・、
生きている価値がないと思うし・・・。
羨ましいとは、思うけどね・・・」
めぐみは小さな声で言った。
「といういう事は、まだ、信繁の事が好きなんだよね」
めぐみは小さくうなずいた。
少し気まずい感じで終わった。
0
お気に入りに追加
492
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。



隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる