［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

５．５章 田中家の両親

第4話 子供の父親は・・・

一度、夫婦で弁護士の無料相談に・・・。
家庭裁判所で話し合いをするのが良いのではとアドバイスをもらう。

めぐみに確認する。
本当に清田の子供で間違いないのか？
『他はありえない』

この言葉で決めた。
DNA鑑定ではっきりするはずだ・・・。

どちらが正しいのか・・・。

孫はイケメンだった。
孫はかわいい。

それだけが救いだった。

裁判の結果、DNA鑑定をする事に・・・。

DNA鑑定の結果、子供の父親は確定した。
清田晴彦だった。

次は養育費の交渉となる。
また、長い時間がかかるんじゃないか。

そう思っていた。
けど、意外とすんなりと・・・。

養育費は、３，０００万円に決まる。
しかも一括で支払われた。

向こうも独立リーグで選手としてやっているので時間をかけたくなかったらしい。
オフシーズンの間に示談を終わらせたかったらしい。
想像より多くもらえた。

それで交渉終了。
この件は、他言無用の守秘義務契約となる。

ハンコを押した。

・・・

とりあえず、養育費は使わずに生活する事に・・・。
簡単に使えないように管理しなければ・・・。

妻に依頼して近くの地銀に預ける事に・・・。
大きくなったら使う必要があるだろう。
その時まで使わないように・・・。

・・・

その年の１０月某日。（信繁・星華が大学２年生の年）

晴彦は、プロ野球の名古屋ネコキャッツにドラフト３位で指名された。
推定契約金は６，０００万円らしい。
長引いたら、もう少しもらえたかも・・・。
けど、もう１回闘うのも・・・。

孫の信繁を育てるには十分なお金はもらっている。
守秘義務契約もあるし・・・。
あの男の事は忘れよう・・・。
ぶり返して、嫌な思いをするぐらいなら・・・。