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4章 新しい高校生活(後編)
第20話 最高のひととき
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なんか家の中が騒々しい・・・。
星華が走っているみたいだ。
そして僕の部屋の扉をノックする音が・・・。
ドン、ドン、ドン、ドン・・・。
「早く開けて、早く開けて・・・」
何事か?
僕は扉を開ける。
久しぶりに見た、星華の顔・・・。
「すぐに電話出て!」
電話を渡される。
なんだろう?
僕は電話の保留ボタンを押して保留解除する。
「はい。もしもし、お電話変わりました」
「真田信繁さんでしょうか?」
「はい」
「○○工業大学の△△です。
おめでとうございます。
真田信繁さんが情報工学科に補欠合格になりました。
つきましては、入学されるかどうかをお聞きしたいと思います。
いかがされますか?」
「補欠合格・・・?」
「はい」
補欠合格・・・。
確かに、そんな制度、書いてあった。
すっかり忘れていたけど・・・。
「い、行きます。
絶対に行きます」
「かしこまりました。
書類を送りますので、期日までに対応をお願いします」
電話を切電。
「ノブ、おめでとう」
星華がすごく喜んでくれている。
「ありがとう」
星華と一緒の大学に行ける・・・。
4月から一緒の大学。
一緒の学部。
一緒の学科。
全て同じだ。
すごく嬉しい。
二人は喜びあった。
星華の顔、久しぶりに見た気が・・・。
あれ、何か・・・。
「今まで、ごめん。
自分の事でいっぱいいっぱいだった」
「いいよ。
気にしなくて・・・。
私、今日の合格信じていたもん。
絶対、合格するって」
「今日の合格・・・。
補欠合格の事・・・。
待っててくれたの?」
「うん。
ずっと祈って・・・」
僕は、絶望しか感じていなかった。
けど、星華は信じてくれていた。
僕と一緒の大学生活を・・・。
すごく甘い空気が流れた。
今日も、まだ、童貞・処女を捨てる事はなかった。
星華が走っているみたいだ。
そして僕の部屋の扉をノックする音が・・・。
ドン、ドン、ドン、ドン・・・。
「早く開けて、早く開けて・・・」
何事か?
僕は扉を開ける。
久しぶりに見た、星華の顔・・・。
「すぐに電話出て!」
電話を渡される。
なんだろう?
僕は電話の保留ボタンを押して保留解除する。
「はい。もしもし、お電話変わりました」
「真田信繁さんでしょうか?」
「はい」
「○○工業大学の△△です。
おめでとうございます。
真田信繁さんが情報工学科に補欠合格になりました。
つきましては、入学されるかどうかをお聞きしたいと思います。
いかがされますか?」
「補欠合格・・・?」
「はい」
補欠合格・・・。
確かに、そんな制度、書いてあった。
すっかり忘れていたけど・・・。
「い、行きます。
絶対に行きます」
「かしこまりました。
書類を送りますので、期日までに対応をお願いします」
電話を切電。
「ノブ、おめでとう」
星華がすごく喜んでくれている。
「ありがとう」
星華と一緒の大学に行ける・・・。
4月から一緒の大学。
一緒の学部。
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全て同じだ。
すごく嬉しい。
二人は喜びあった。
星華の顔、久しぶりに見た気が・・・。
あれ、何か・・・。
「今まで、ごめん。
自分の事でいっぱいいっぱいだった」
「いいよ。
気にしなくて・・・。
私、今日の合格信じていたもん。
絶対、合格するって」
「今日の合格・・・。
補欠合格の事・・・。
待っててくれたの?」
「うん。
ずっと祈って・・・」
僕は、絶望しか感じていなかった。
けど、星華は信じてくれていた。
僕と一緒の大学生活を・・・。
すごく甘い空気が流れた。
今日も、まだ、童貞・処女を捨てる事はなかった。
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