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4章 新しい高校生活(後編)
第15話 受験生のお正月
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「お正月の予定ある?」
「ないよ。
受験生だから、勉強の追い込みかなぁ」
「それなら、少しぐらい時間いいよね。
正月に星華のご両親に挨拶に行きたいと思うんだけど・・・」
「なんで?
私は会いたくない」
星華のすごく嫌そうな顔。
その顔もかわいいけど・・・。
「会いたくないのはわかる。
けど、僕は星華のお父さんには感謝しているんだ。
星華、ずっと帰ってないよね。
親が生きている時しか、会えないんだから・・・。
正月の挨拶ぐらいした方が良いと思うんだけど・・・」
絶対に会いたくない。
けど、親を亡くした信繁が言うなら・・・。
「わかった。
気はすすまないけど、連絡してみる」
・・・
一応、会う事に
・・・お正月に・・・
車の中で
・・・
「星華ごめんね。
気がすすまないよね」
「うん。
だけど、信繁が良いと思って考えてくれたんだから・・・。
たぶん良いと思う」
・・・
「そういえば、車も乗りにくいよね」
「そんな事ないよ」
「おとこ向けの車だからねぇ。
車高低いし・・・。
車乗る時は、スカートも履かないよね」
「気がついていたの?」
「うん」
「本当は、星華が乗りやすい車を追加したいんだけど、
未成年で買うのがね・・・。
20歳まで待ってね」
「そんな、ごめんね。
気を使わせて・・・」
・・・
お土産を買って行く・・・。
・・・
星華さんのご夫妻と会った。
30分ぐらい挨拶をして帰る。
帰り際、権蔵さんから言われた。
「星華。
良い人と出会えたな。
本当に良かった」
「ありがとうございます」
「ありがとう」
星華がすごくうれしそうだった。
「ないよ。
受験生だから、勉強の追い込みかなぁ」
「それなら、少しぐらい時間いいよね。
正月に星華のご両親に挨拶に行きたいと思うんだけど・・・」
「なんで?
私は会いたくない」
星華のすごく嫌そうな顔。
その顔もかわいいけど・・・。
「会いたくないのはわかる。
けど、僕は星華のお父さんには感謝しているんだ。
星華、ずっと帰ってないよね。
親が生きている時しか、会えないんだから・・・。
正月の挨拶ぐらいした方が良いと思うんだけど・・・」
絶対に会いたくない。
けど、親を亡くした信繁が言うなら・・・。
「わかった。
気はすすまないけど、連絡してみる」
・・・
一応、会う事に
・・・お正月に・・・
車の中で
・・・
「星華ごめんね。
気がすすまないよね」
「うん。
だけど、信繁が良いと思って考えてくれたんだから・・・。
たぶん良いと思う」
・・・
「そういえば、車も乗りにくいよね」
「そんな事ないよ」
「おとこ向けの車だからねぇ。
車高低いし・・・。
車乗る時は、スカートも履かないよね」
「気がついていたの?」
「うん」
「本当は、星華が乗りやすい車を追加したいんだけど、
未成年で買うのがね・・・。
20歳まで待ってね」
「そんな、ごめんね。
気を使わせて・・・」
・・・
お土産を買って行く・・・。
・・・
星華さんのご夫妻と会った。
30分ぐらい挨拶をして帰る。
帰り際、権蔵さんから言われた。
「星華。
良い人と出会えたな。
本当に良かった」
「ありがとうございます」
「ありがとう」
星華がすごくうれしそうだった。
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