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3章 新たな出会い
第13話 新しい彼女
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僕はビックリした。
僕は星華さんとは、知り合って2週間。
まだ、知らない事も多い。
それでつきあっても良いのか?
「僕は星山さんに釣り合うほど、かっこよくないよ」
「そんなことないよ。
誰がなんと言おうと、かっこいいよ」
星山さんを見ると耳まで真っ赤だ。
つきあう事が良いのかわからない。
けど、ここで拒否すると星山さんの行先がなくなってしまう。
それは、嫌。
僕の気持ちは・・・。
星山さんといると安らぐ。
つきあいは短くても、いないとぽっかり穴があいたあの気分。
それは嫌。
いろんな感情が錯綜する。
「いいよ。
いたらないダメ彼氏と思うけど、よろしくね。
星華って呼んでいい?」
「いいよ。私もノブって呼ぶね」
「うん」
僕たちはキスをした。
星華の両親の前というのが少し気まずい。
けど、良かったと思う。
僕がいない時間で少し話した方が良いと思った。
僕は少し席を外してトイレに行く。
親子の話もあるだろう。
その間に会計をして戻る。
話は大丈夫だったみたいだ。
解散して帰ろうとした時に、星山さんのお父さんがびっくり。
会計が終わっているなんて・・・。
ここは、それなりに高い店。
星山さんのお父さんから信頼を得る事ができたと思う。
その後、星山父母とは別れた。
晴れて、同棲が認められた。
僕たちは晴れ晴れとした気持ちだった。
帰り道。
星華が褒めてくれた。
「あの両親とやりあえるなんて・・・。
きちんと話をしてくれてありがとう。
もらう予定のお金で生活費は私も出すね」
「大丈夫だよ。
お金は全部出すから・・・。
贅沢はできないけどね」
星華は申し訳なさそうだ。
「それより笑って。
僕は、お金より星華との楽しい時間を考えたいから。
二人でいる事ができる必要経費なんだから・・・」
二人で笑った。
正直、ある程度の贅沢はできるけど、まだ、働いていないこの身。
贅沢は、働いてからでも良いと思う。
それより、ここから大変だ。
受験勉強をしながら家事もする必要がある。
けど、楽しい日々だ。
帰りにショッピングセンターに行った。
ペアリングを買いに・・・。
あんまり良いのがなかったけど、星華はすごく喜んでくれた。
それを右手の薬指にはめた。
「結婚したみたいだね」
僕は、そういわれて真っ赤になった。
僕は星華さんとは、知り合って2週間。
まだ、知らない事も多い。
それでつきあっても良いのか?
「僕は星山さんに釣り合うほど、かっこよくないよ」
「そんなことないよ。
誰がなんと言おうと、かっこいいよ」
星山さんを見ると耳まで真っ赤だ。
つきあう事が良いのかわからない。
けど、ここで拒否すると星山さんの行先がなくなってしまう。
それは、嫌。
僕の気持ちは・・・。
星山さんといると安らぐ。
つきあいは短くても、いないとぽっかり穴があいたあの気分。
それは嫌。
いろんな感情が錯綜する。
「いいよ。
いたらないダメ彼氏と思うけど、よろしくね。
星華って呼んでいい?」
「いいよ。私もノブって呼ぶね」
「うん」
僕たちはキスをした。
星華の両親の前というのが少し気まずい。
けど、良かったと思う。
僕がいない時間で少し話した方が良いと思った。
僕は少し席を外してトイレに行く。
親子の話もあるだろう。
その間に会計をして戻る。
話は大丈夫だったみたいだ。
解散して帰ろうとした時に、星山さんのお父さんがびっくり。
会計が終わっているなんて・・・。
ここは、それなりに高い店。
星山さんのお父さんから信頼を得る事ができたと思う。
その後、星山父母とは別れた。
晴れて、同棲が認められた。
僕たちは晴れ晴れとした気持ちだった。
帰り道。
星華が褒めてくれた。
「あの両親とやりあえるなんて・・・。
きちんと話をしてくれてありがとう。
もらう予定のお金で生活費は私も出すね」
「大丈夫だよ。
お金は全部出すから・・・。
贅沢はできないけどね」
星華は申し訳なさそうだ。
「それより笑って。
僕は、お金より星華との楽しい時間を考えたいから。
二人でいる事ができる必要経費なんだから・・・」
二人で笑った。
正直、ある程度の贅沢はできるけど、まだ、働いていないこの身。
贅沢は、働いてからでも良いと思う。
それより、ここから大変だ。
受験勉強をしながら家事もする必要がある。
けど、楽しい日々だ。
帰りにショッピングセンターに行った。
ペアリングを買いに・・・。
あんまり良いのがなかったけど、星華はすごく喜んでくれた。
それを右手の薬指にはめた。
「結婚したみたいだね」
僕は、そういわれて真っ赤になった。
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