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2章 告白 そして

第15話 バレンタイン・・・

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明日は、バレンタイン。
日曜日だ。

今までは、バレンタインなんて嫌いだった。
何ももらえないから・・・。
寂しさが強くなるだけ・・・。

今年はめぐみからもらえる。
『楽しみにしてね』って言われている。

すごく嬉しかった。
特に最近、あまり会えていないし・・・。

手作りチョコ、マフラー?
何か用意してくれているのかなぁ?

当日朝、めぐみのお母さんから呼び出しを受けた。

なぜ、めぐみのお母さんから?

しかも、なんか怒ってる。

めぐみに連絡するも電話に出ない。LAINEの既読にもならない。

僕は急いでめぐみの家に行った。

インターホンを押す。
「どうぞ」
めぐみのお父さんの怒っている声。

入った。

リビングにはお父さんとお母さんがいる。
何で怒っているの?

僕、何か悪い事した?

めぐみも、なんで怒っているの解らない状況みたいだ。

「ノブシゲくん、座りなさい」
僕は素直に座る。

「何で子供を作ったんだ!どう責任をとるつもりだ!」
大声で言われた。

「えっ。どういう事?」
言いながらめぐみを見る。
めぐみも驚いている。

「めぐみ、妊娠検査薬使ってみなさい」
「はい」
めぐみはお母さんと一緒にトイレに行った。

「ノブシゲくん、高校生だから、やりたい気持ちはわからなくない。
 けど、子供を作ったらだめだろう」
お父さんが怒っている。

「えっ・・・」
僕は頭が真っ白だ。

マシンガンのように怒られているが、頭に入らない・・・。

なぜ・・・?

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