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第5章 ・・・
第127話 出産(5)
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僕の両親が美百合を見る。
すると、父親が言った。
「何で、もう名前が決まっているんだ!
みんなに相談したのか?」
「してないけど・・・」
「相談して決めるべきだろう」
「お父さん。
桜美さんと信長が決めたんだから、良いでしょう」
「こういうのは、普通、いろんな人の・・・」
「お父さん!」
信長が反論しようとした時、桜美のご両親が来た。
みんなが挨拶をする。
信長のお父さんは、少し不機嫌そうだ。
「信長くん。おめでとう。
早速だけど、赤ちゃんは、どの娘?」
「この娘になります」
「可愛いね。
名前は『みゆり』ちゃんね。
良い名前ね。
お父さんもそう思うでしょう」
「そうだなぁ。
可愛い名前じゃないか。
二人で決めたのか?」
「はい。桜美と一緒にこの娘の顔を見ていたら、それが良いと思いまして・・・」
「信長くんのお母さん。良い名前ですね」
「そうですね。私も良い名前だと思います。
夏の花である百合が名前に入っていて」
「私も、百合の花、けっこう好きなんですよ」
良かった。お母さん達には好評で・・・。
後ろでは、信長のお父さんがしかめっ面。
黙っている。
いつも私たちの否定しかしない。
嫌なお義父さん。
信長が守ってくれるから、なんとかなっているけど・・・。
苦手だなぁ。
昭和のお父さんって感じで・・・。
すると、父親が言った。
「何で、もう名前が決まっているんだ!
みんなに相談したのか?」
「してないけど・・・」
「相談して決めるべきだろう」
「お父さん。
桜美さんと信長が決めたんだから、良いでしょう」
「こういうのは、普通、いろんな人の・・・」
「お父さん!」
信長が反論しようとした時、桜美のご両親が来た。
みんなが挨拶をする。
信長のお父さんは、少し不機嫌そうだ。
「信長くん。おめでとう。
早速だけど、赤ちゃんは、どの娘?」
「この娘になります」
「可愛いね。
名前は『みゆり』ちゃんね。
良い名前ね。
お父さんもそう思うでしょう」
「そうだなぁ。
可愛い名前じゃないか。
二人で決めたのか?」
「はい。桜美と一緒にこの娘の顔を見ていたら、それが良いと思いまして・・・」
「信長くんのお母さん。良い名前ですね」
「そうですね。私も良い名前だと思います。
夏の花である百合が名前に入っていて」
「私も、百合の花、けっこう好きなんですよ」
良かった。お母さん達には好評で・・・。
後ろでは、信長のお父さんがしかめっ面。
黙っている。
いつも私たちの否定しかしない。
嫌なお義父さん。
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苦手だなぁ。
昭和のお父さんって感じで・・・。
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