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第4章 高校3年生

第40話 期末試験結果のあとで・・・ (1)

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桜美は、学校のアイドルだ。
そのアイドルとつき合っているから、いろんな事を言われる。

仕方ないよね。

独りでいる時に・・・。

『浅井さんは武田と犯りすぎなんじゃないの?』
『それで成績が下がったんじゃ・・・?』

そんな声も聞こえてくる・・・。
たしかに、噂では・・・。

僕は、おっぱいすら触っていないのに・・・。

周りを見ると、浅井さんはいない。
良かった。
傷つく言葉を聞かれなくて・・・。

突然、肩を叩かれた。

「なに?」

僕は後ろを振り向くとクラスメイトの黒田が・・・。
ニヤニヤしている。

「お前が浅井さんをダメにしたんだろう」
「そんな事はない」

「お前とつき合ってから、成績が落ちているじゃないか」
「今回が調子悪かっただけだ」

「浅井さんのおっぱいとかは気持ちよかったか?」
「性的な事はノーコメントだ!
 僕とつき合ったのは、浅井さんの気持ちでもある。
 それを、僕に言うのは間違いだろう」

「お前が別れれば、解決するだろう」
「二人の仲に入ってこないでくれ!」

「信長が浅井さんと犯りまくりらしいぞ」

周りに向けて酷いことを・・・

「お前か、その噂の出元は・・・。桜美を貶めるな!」

信長が黒田を張り倒す。
この場が騒然と・・・。

先生等も・・・。

そして、黒田と僕は、生徒指導室へ連れていかれた。

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