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第9章
第21話 魔王vs勇者 5
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「ちょっと待って!」
「どうされました。
エリザベス様」
「エドワードは死んでいない」
「えっ・・・」
一斉にエドワードの方向を見る。
確かに剣の傷がない。
「なぜ・・・?」
近くには、勇者の紋章のネックレスが割れて落ちている。
エドワードの意識はないみたいだが・・・。
「どけ!もう一度、殺す」
「ユキムラ、ちょっと待って!」
「なんで・・・。ソフィアも反対なのか?」
「死ねば楽になるだろう。
もっと良い方法がある。
その事はあとで問題ないから、まず、エリスを見る必要があるだろう」
「エリスの件を優先する。
この件、私が預かる。いいな」
エリザベスの声にみんなが頷いた。
ユキムラは、エリスの元に駆け寄る。
エリスの眼が死んでいる。
「ごめん。エリス・・・。
僕があの時、助けなかったばかりに・・・」
少しづつ反応が戻ってくる。
「ユキムラ、ごめんなさい。
私が全て悪いの・・・。
あなたを裏切る事になってしまって・・・」
「そんな事はない。
エリスは、自分からあの行為をしたの?」
「自分からじゃないけど・・・。
無理やり犯されて・・・。
薬を使われて・・・。
もう綺麗な身体じゃない」
「そんな事は気にしない。
僕もエリスを裏切ってしまった。
僕の方こそ、ごめんなさい。
いろいろあって、現在、二人とつき合っている」
「えっ。二人と・・・」
「どうされました。
エリザベス様」
「エドワードは死んでいない」
「えっ・・・」
一斉にエドワードの方向を見る。
確かに剣の傷がない。
「なぜ・・・?」
近くには、勇者の紋章のネックレスが割れて落ちている。
エドワードの意識はないみたいだが・・・。
「どけ!もう一度、殺す」
「ユキムラ、ちょっと待って!」
「なんで・・・。ソフィアも反対なのか?」
「死ねば楽になるだろう。
もっと良い方法がある。
その事はあとで問題ないから、まず、エリスを見る必要があるだろう」
「エリスの件を優先する。
この件、私が預かる。いいな」
エリザベスの声にみんなが頷いた。
ユキムラは、エリスの元に駆け寄る。
エリスの眼が死んでいる。
「ごめん。エリス・・・。
僕があの時、助けなかったばかりに・・・」
少しづつ反応が戻ってくる。
「ユキムラ、ごめんなさい。
私が全て悪いの・・・。
あなたを裏切る事になってしまって・・・」
「そんな事はない。
エリスは、自分からあの行為をしたの?」
「自分からじゃないけど・・・。
無理やり犯されて・・・。
薬を使われて・・・。
もう綺麗な身体じゃない」
「そんな事は気にしない。
僕もエリスを裏切ってしまった。
僕の方こそ、ごめんなさい。
いろいろあって、現在、二人とつき合っている」
「えっ。二人と・・・」
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