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第9章
第14話 ユキムラとれエレシュキガル
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「エレシュキガル。少し聞いてもいいか?」
「なんじゃ」
「エレシュキガルとバードって仲が良いのか?」
「いや。派閥は別だから、悪いという感じじゃ」
「そうなんだ・・・。そしたら魔族の動向ってわかるのか?」
「どんな事が知りたいの?」
「四天王のバードは、どうなんだろう?」
「バードか、あやつは、あまり知らない。
けど、それほど強くはないなぁ。
あの時、戦っているのを見たが、わらわより弱い。
バンパイアだから、普通の人間をたくさん使役する可能性がある。
これが厄介だな」
「使役する?
血を吸うと・・・ってやつか?」
「そうじゃ。それだ」
「それって、物語の話ではないのか?」
「現実にもある。
けど、物語とは異なって多くのものを使役する事はできない」
「なるほど・・・。
少数の力の強いものをすると厄介という事か?」
「そうじゃ。
おそらく、勇者を使役する事はできない。
けど、四聖なら可能じゃ」
「そしたら、四聖が使役されると、人間としてはヤバい事になるのか・・・」
「そうじゃな。そうなると、わらわにとってもまずい・・・。
魔族vs人間なら、人間側にたって戦う方が都合が良い。
今回の場合は、両方とも滅ぼすのが良いがの」
「人間をか?僕も?」
「違う。人間側の勇者は、かなりの下種だ。
あやつも一緒に葬りたいって事じゃ」
「下種?確かにそんな感じはするけど・・・」
「わらわが見た所、勇者は自分勝手にしておる。
あんな奴、殺してやりたい」
「自分勝手?」
「そうじゃ。エリスという女子じゃが、操られておる」
「エリスが・・・。治す方法はあるの?」
「わらわでは解らない。けど、ソフィアなら解るかもしれない」
・・・
「なんじゃ」
「エレシュキガルとバードって仲が良いのか?」
「いや。派閥は別だから、悪いという感じじゃ」
「そうなんだ・・・。そしたら魔族の動向ってわかるのか?」
「どんな事が知りたいの?」
「四天王のバードは、どうなんだろう?」
「バードか、あやつは、あまり知らない。
けど、それほど強くはないなぁ。
あの時、戦っているのを見たが、わらわより弱い。
バンパイアだから、普通の人間をたくさん使役する可能性がある。
これが厄介だな」
「使役する?
血を吸うと・・・ってやつか?」
「そうじゃ。それだ」
「それって、物語の話ではないのか?」
「現実にもある。
けど、物語とは異なって多くのものを使役する事はできない」
「なるほど・・・。
少数の力の強いものをすると厄介という事か?」
「そうじゃ。
おそらく、勇者を使役する事はできない。
けど、四聖なら可能じゃ」
「そしたら、四聖が使役されると、人間としてはヤバい事になるのか・・・」
「そうじゃな。そうなると、わらわにとってもまずい・・・。
魔族vs人間なら、人間側にたって戦う方が都合が良い。
今回の場合は、両方とも滅ぼすのが良いがの」
「人間をか?僕も?」
「違う。人間側の勇者は、かなりの下種だ。
あやつも一緒に葬りたいって事じゃ」
「下種?確かにそんな感じはするけど・・・」
「わらわが見た所、勇者は自分勝手にしておる。
あんな奴、殺してやりたい」
「自分勝手?」
「そうじゃ。エリスという女子じゃが、操られておる」
「エリスが・・・。治す方法はあるの?」
「わらわでは解らない。けど、ソフィアなら解るかもしれない」
・・・
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