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第8章 恋人・・・
第9話 アンジュの独白
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アンジュは、ショックを受けていた。
なんで、この状況で取られそうになるの?
「ユキムラ、二人で話をしたいんだけど・・・」
「ちょうど、夕食だ。
買いに行く時にしよう」
「うん」
「エレシュキガル、夕飯に少し出たいんだけど・・・」
「わかった」
アンジュとユキムラは夕飯の弁当を買いに出かけた。
「ごめん。
油断をしていて、あんな事になってしまって・・・」
「ごめんね。
私、ショックだったの。
あの娘に取られるなんて・・・」
「今後の事を考えないといけないけど、どうすれば良いと思う?」
「ううん・・・。
正直、難しいわ。
悪い娘ではないと思うけど・・・。
魔族だし・・・」
「そうだよね。
一緒に来たいって言ったらどうする?」
「最終的には、ユキムラの判断で良いと思っている。
反対はしないつもり・・・。
けど、あの娘に取られるぐらいなら、私と・・・」
「まだ、僕の心の中にエリスがいると思うんだ。
そんな気持ちでも良いの?」
「別に良いよ」
「えっ!なんで?」
「だってあなたが好きだから。
好きで好きで仕方ないから・・・」
「僕は・・・。
アンジュの事も好きだよ。
けど、誠実でいたいと思っている・・・」
「知ってる。
だから、ずっと待ってる・・・。
けど、負けたくない。
今だけで良いから、私の彼氏になって!」
「そんなこと・・・」
「私が良いって言うんだから!」
「ありがとう。
僕をそんなに想ってくれて・・・。
少し、考えさせてくれ」
なんで、この状況で取られそうになるの?
「ユキムラ、二人で話をしたいんだけど・・・」
「ちょうど、夕食だ。
買いに行く時にしよう」
「うん」
「エレシュキガル、夕飯に少し出たいんだけど・・・」
「わかった」
アンジュとユキムラは夕飯の弁当を買いに出かけた。
「ごめん。
油断をしていて、あんな事になってしまって・・・」
「ごめんね。
私、ショックだったの。
あの娘に取られるなんて・・・」
「今後の事を考えないといけないけど、どうすれば良いと思う?」
「ううん・・・。
正直、難しいわ。
悪い娘ではないと思うけど・・・。
魔族だし・・・」
「そうだよね。
一緒に来たいって言ったらどうする?」
「最終的には、ユキムラの判断で良いと思っている。
反対はしないつもり・・・。
けど、あの娘に取られるぐらいなら、私と・・・」
「まだ、僕の心の中にエリスがいると思うんだ。
そんな気持ちでも良いの?」
「別に良いよ」
「えっ!なんで?」
「だってあなたが好きだから。
好きで好きで仕方ないから・・・」
「僕は・・・。
アンジュの事も好きだよ。
けど、誠実でいたいと思っている・・・」
「知ってる。
だから、ずっと待ってる・・・。
けど、負けたくない。
今だけで良いから、私の彼氏になって!」
「そんなこと・・・」
「私が良いって言うんだから!」
「ありがとう。
僕をそんなに想ってくれて・・・。
少し、考えさせてくれ」
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