［完結：1話 1分読書］幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

第6章 ３人の再会・・・

第1話 獣人の村での充実した日々

ユキムラとアンジュは、獣人の村で充実した日々を送っていた。

狩りをしたり、訓練をしたり・・・。

アンジュも精霊を使いたいと思っていた。
けど、感知すらできない。
師匠のソフィアも『難しいかも・・・』って。
それ以外は、戦闘スキルもあがって、順調だ。


ロザリーも含めて３人家族のように仲良く・・・。
「ロザリー。
　ユキムラと一緒に寝るのはやめなさい」
「なんで？」
「男と女なだからよ」
「いや！
　あたちはいっしょにねたい」
「私と一緒に寝ましょう」
「ゆぃーらと一緒に寝る
　あんにゅも一緒に寝よ」
「ダメだよ」

・・・

いつもこんなやり取りを・・・。
子供だから・・・。
ユキムラはそう思っているが・・・。

アンジュは厳しい。
その意見も間違いではないけど・・・。


そんなやり取りから、少し離れてソフィアとロザリアが・・・。
ソフィアは、ユキムラの師匠だ。
師匠の教えもあって、だいぶ精霊の感知精度は上がる。

けど、なかなか、使えない。
ユキムラの悩みだった。

けど、急いでも・・・。
ソフィアも頑張って教えてくれているが・・・。

ロザリアも、最初は少し距離があったが、今では仲良しに・・・。
特にアンジュと仲が良い。

よく、料理を一緒に作っている。
人間の料理は、獣人たちには、新鮮みたいだ。
好評になっている。

多くの獣人たちと交流が生まれていた。
文化の違い。
それは大きい。