[完結:1話 1分読書]幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

無責任

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第5章 アンジュとムラサメの冒険

第10話 再会

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アンジュは、いつものように商店へ・・・。
今日もいないと思うけど・・・。

絶対に来ることを信じて・・・。

扉を開ける。
「ユキムラは来ましたか?」
「はい。お待ちいただいています。
 奥へどうぞ」

アンジュは急いで奥へ・・・。

そこには、ユキムラの姿が・・・。
アンジュは、ユキムラに飛び込む。

「ユキムラ、ようやく会えた」
「アンジュ。ごめん。
 僕は、ムラサメに騙されていたのかなぁ」
「うん。
 ムラサメは、ユキムラを追い出して収入UPと私をものにしたかったみたい」
「えっと、ムラサメはアンジュの事が好きで、
 僕が邪魔だったという事?」
「そう」
「収入UPって?」
「あの頃、倒すのはムラサメと私で、ユキムラが倒していない事が多かったよね」
「うん」
「ユキムラがいなくなれば、収入が1.5倍になると考えたみたい」
「なるほど・・・。
 実際はどうだった?」
「収入は安定しないし、下がったわ」
「そうか。
 また、パーティを組むか?」
「うん。その為にここまで追ってきたんだもん。
 けっこう苦労したんだから」
「ごめん。
 いろいろあって・・・」

・・・

エリスの事を話した。

・・・

「エリスが・・・」
信じられない。
エリスが、そんな事。
そういえば、エリスが倒れたという情報があったような・・・。
日記を見直さなければ・・・。

・・・

「パーティの件だけど、来週ぐらいからで良い」
「たぶん、大丈夫
 ユキムラは、どこに泊っているの?」
「別の村だから、また、来週ここまで迎えに来るね」
「ありがとう」

二人は別れた。

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