[完結:1話 1分読書]幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

無責任

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第4章 ユキムラの冒険

第9話 獣人との遭遇

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僕はロザリーの寝顔をみていた。
気がつくと頭を撫でていた。
可愛い。

僕は少し気を抜いていた。
魔物が来ないとわかっていたから・・・。
それが、失敗だとは・・・。

近くに来るまで気がつかなかった。
襲撃者に・・・。

急いで簡易テントの外に・・・。

襲撃者はモンスターではない。
人間?
いや違う。
獣人だ。


ようやく会う事ができた。


「こちらからは攻撃する意思はない。
 少し話したい事がある。
 攻撃をしないで欲しい」
僕は剣をしまう。
攻撃してきたら対応できるように準備だけして・・・。

・・・

相手は、警戒をしている。
犬の獣人かなぁ?
ロザリーより大きいけど・・・。

なんか、誰かとやりとりしているみたい。
言葉は発していないけど・・・。
他にもいる?

・・・

誰もいない。
何を考えているんだろう?

・・・

「こちらからは攻撃する意思はない。
 少し話したい事がある。
 攻撃をしないで欲しい」

再度お願いする。

その時・・・

「貴様、同胞を・・・」
急に攻撃してきた。

剣を抜いて防ぐ・・・。

急に後ろから、何かが現れる。

なんで・・・。
僕が探知できないなんて・・・。

テントの中にいるロザリーは寝ているままだ。

僕はそのまま相手に負けてしまった。
そして気絶している。

意識がなくなる時、
『ロザリーごめん。
 失敗した・・・』

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