［完結：1話 1分読書］幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

第3章 ユキムラとの再会？

第16話 別れ・・・

ドン！
一回大きな音が・・・。

エリスは後ろを向いた。

先ほど、カーテンがあったところが開いている。
ガラスの向こうにはユキムラが走り去っていく・・・。

エリスは泣き崩れた。

・・・

『ユキムラ。ユキムラ。ユキムラ。
　ユキムラ。ユキムラ。ユキムラ。
　ユキムラ。ユキムラ。ユキムラ。
　ユキムラ。ユキムラ。ユキムラ
　・・・』

・・・

そして、エリスは気を失った。

意識を失って・・・
エドワードは・・・。

「セバスチャン！」

すぐに執事が来る。

「何とかしろ！」
「畏まりました」
エリスを新しいベットに寝かせる。

服を着せて医者を呼ぶ。

・・・

「記憶喪失ですなぁ。
　何かあったのですか？」
「別に・・・。
　治るのか？」
「わかりません
　とりあえず、安静にするしか・・・」
「わかった」

・・・

数日が経過した。

エリスは普通に動く事ができるようになっていた。
ただ、昔の事を全て忘れているだけで・・・。
昔の事を全て忘れているのですごく従順だ。

エッチな事はダメだが・・・。

エドワードに都合が良い状態だった。
もう、ユキムラに行く事はないだろう。

エッチの時に従順じゃないのは仕方ない。
もう少し様子をみるか・・・。