[完結:1話 1分読書] 冒険者学校の落ちこぼれが、学年主席の美人に惚れられる

無責任

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第8話 実技試験のペア

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今月末に学校で試験がある。
前回とは異なり、ペアを作って行う実技試験だ。

ペアは前回の成績上位者が選ぶ。

あきらは、前回の個人別実力テストで悪い成績だった。
だから、最後の方にペアが決まると思っていた。

なのに、真っ先に選択された。
学年主席のエリーゼに・・・。

エリーゼは美人なので人気者だ。
それが、実力下位者のあきらを選択した事は教職員、学生のみんなから
ビックリされた。

一度、選択すると変更する事ができない。

目立ってしまった。
僕は憂鬱だった。

このあとから、誰か解らないが嫌がらせが始まる。
気にはしないが・・・。

椅子に画鋲が・・・。
靴箱にはゴミが・・・。

しょーもない。
けど・・・。

パートナーが決まると各ペアで作戦タイム。
他のチームに聞こえないように個室に入る。

「パートナーよろしくね」
「なんで僕を・・・」
「私はあきらの実力を認めているの」
「目立つの嫌だったのに・・・」
「それなら、私を目立たせれば良い。
 得意でしょ。そういうの」
「まぁ。そうだけど・・・」
「それに・・・」
エリーゼの顔が少し赤い。
「ごめん。ちょっと言えない」

「まぁ、言えない事は言わなくて良いよ。
 作戦は僕で良いのかなぁ」
「はい。お任せします」
「じゃあ。行くね」
「ちょっと待って・・・」
「何?」
「あの・・・。その・・・」
「どうしたの?」
「やっぱり言えない。ごめんなさい」
「そしたら行くね」

あきらが個室から出て行った。

「はぁー」
エリーゼは何も言えない自分に・・・。


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※ 変更なし

あきら
冒険者ランキング:101位(超一流の手前)
Lv30 冒険者としては一流と言われるレベル

HP  1500(普通)
MP   500(普通)
攻撃力  100(弱い)
防御力  100(弱い)
攻撃魔力 500(普通)
癒し魔力 500(普通)
スピード 550(普通)

スキル:
 情報収集(神級)
 武器改造(上級)
 防具改造(上級)
 薬剤調合(上級)

装備:
 ショートボウ(特製各種状態付与有)
 短剣(特製各種状態付与有)
 皮の兜(認識妨害付与)
 皮の鎧(認識妨害付与)
 皮の靴(スピードUP付与)
 鋼鉄の右小手(光魔法付与)
 鋼鉄の左小手(闇魔法付与)

今回、レベルアップせず・・・。


エリーゼ
冒険者ランキング:4,472位(二流の真ん中)
Lv12 冒険者としては中堅というところ

HP  1700(普通)
MP   520(普通)
攻撃力  640(やや強い)
防御力  540(普通)
攻撃魔力 310(やや弱い)
癒し魔力 310(やや弱い)
スピード 690(やや速い)

スキル:
 ソード乱舞(中級)
 ソード通貫(中級)

装備:
 魔法刀(スピードUP付与)
 魔法小太刀(スピードUP付与)
 鉄のサークレット
 鉄の鎖帷子
 鉄の小手(左右同じ)

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