[完結:1分読書]おっさんの矜持 社長!本当に僕と戦って良いのですか?

無責任

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第15話 労働基準監督署

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労働基準監督署へ行く。

前回、労働基準法の違反について訴えるも、あまり良い感触はなかった。

その担当者は、雇用契約書を元にチェックするというスタンスが強かった。
『企業優位の担当者』
それが僕の印象だ。

『コイツ、使えねー』

けど、労働基準監督署は、会社にとっては鬼門だ。
入られるのを極力嫌がる。

粘り強く対応するしか・・・。

労働基準法の違反しているものに関して対応しますという感じだったからだ。
法令違反に対し、きちんと論理だてて資料は作成している。

京都の判例等も作ってある。
長時間の話し合いになった。

ある程度、協力して頂けるような感じになった。


労働基準監督署の担当者から2種類の選択を迫られた。
『僕の個人情報を出して調査依頼を出す』
『僕の個人情報を出さないで調査依頼を出す』


『僕の個人情報を出す』場合は、個人単位で調査される。
これは、確実に調査されるメリットもあるが、一人だけしか対応してもらえない。

『僕の個人情報を出さない』場合は、企業単位で調査される。
これは、調査をするかしないかは、労働基準監督署が決めるので調査する保証はない。

少しでも嫌がらせをするのが、今回の裁判の役に立つはずだ。
その考え方からすると、『僕の個人情報を出さない』選択をした。

企業のやり口やポイントを全て伝えてあるから、労働基準監督署の負担が少なく
実績があげれるように資料を残して・・・。

頑張って種まきをしよう。
反撃の狼煙の・・・。


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