［完結：1分読書］おっさんの矜持 社長！本当に僕と戦って良いのですか？

第6話 特別送達・・・？

少しして、家に変な郵便が届いたみたい。
不在連絡票が入っていたとの事。

パートから戻った妻からメールが・・・。
仕事を早めに切り上げて帰る。


郵便局の不在表には『特別送達』と書いてある。

何これ？
初めて見た。


なんか、すごく嫌な予感がする・・・。


あとから考えると、スマホで調べれば良いのに・・・。
冷静じゃなかったんだろう。
この時の僕・・・。


急いで郵便局に取りに行く。
夜間窓口、たくさん並んでる・・・。
早くしろよ・・・。

郵便を受け取ると、近所の裁判所からだ。

あれ？

もしかして・・・。

訴えられた？
想定外だ。


車に戻って、急いで封筒を開ける。
・・・

なんか、難しい事がたくさん書いてある。


どうしよう・・・。
全然、考えられない・・・。

一つ解る事は・・・、

『訴えられちゃった』

びっくり！

僕の頭が真っ白になった。
まさか、訴えられるとは・・・。


２分後・・・


けど、訴えられたのは仕方ない・・・。
僕の気持ちに火がついた。

株式会社ＡＫＵＤＯＩＹＡの悪土井堕郎（あくどいだろう）の野郎。
絶対にやっつける。

少なくとも絶対に上場を失敗させる。

僕は、真剣に戦う。
これしかない。

僕を訴えた事を絶対に後悔させてやる。