[完結:1話 1分読書] 幼馴染に裏切られた最弱職業冒険者がセフレとともに頂点をとる

無責任

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第4章 王国時代

第122話 エリザベス侯爵の来訪

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マーガレットは、エリザベス侯爵の言葉に耳を疑った。

「どういう事ですか?」
「ご懐妊おめでとうございます」

「なんで、それを・・・」
「そんなの簡単ですよ。
 私は情報師です。
 この分野は一番得意とする部分ですよ」

「アナスタシア公爵から聞いたのではなくて・・・」
「違います。
 彼女は、情報を漏らしませんから・・・」

「この場に来た目的は?」
「子供ができたから、ノブシゲを返してもらおうと・・・」

「私がハーレムに入るのを許可したのは、子供だけの目的でしたの?」
「そうよ・・・」

「そんなの嫌
 私は、ノブシゲと一緒にいたいの!」
「それは残念ね・・・。
 ここまでは冗談として、本題に入らさせてもらうね」

「えっ?どういう事?」
「冗談。今のやり取りは・・・」

「びっくりしましたわ」
「ごめんね。
 ちょっと妬いてしまって・・・。
 本題に入るわね」

エリザベス侯爵が考える今後の方針を・・・。

全ての領土を王国直轄に。
貴族に領土所有を認めない方針を・・・。

その代わり、貴族の階級に伴う給金の配布。
今までとは異なる方針にビックリしていた。

けど、これなら、現在土地を持っていないルーズベルト公爵やトルーマン侯爵も納得するかも・・・。

「これだと、アナスタシア公爵とあなたが損をするかと・・・」
「そうですね。
 だからこそ、これができると思うんです。
 ノブシゲが宰相になるタイミングでこれをしたいと思います。
 王女としてはいかがですか?」

「別に問題はありませんが・・・、ノブシゲが宰相ですか?」
「はい。
 この国はノブシゲのものだと思っていますから」
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