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5章 新事業
第117話 隣街への応援(5)
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周りを見る。
僕たちがいる右側は、あと2体のオークナイトしか残っていないが、左側は、4体残っている。
苦戦中だ。
オークエンペラーは、ギルドマスターを含めて吹き飛ばしている。
まだ、死んではいないけど、今後の戦力にはならない。
戦況は不利だ。
この状況だと、押し切られる。
少しでも戦力を・・・。
僕は、剣が折れた冒険者に予備の武器を渡す。
「サンキュー。
この恩は、必ずあとで返すからな」
正直、この状況、一人でも戦力が欲しい。
けど、どうすれば、良いだろう?
その時、ダイアナが簡単な作戦を伝えてきた。
ダイアナがタンクとして攻撃を受け止めている間にクレアとアンネローゼが左右から攻撃するというものだった。
「受け止められるのか?」
「大丈夫だと思います。
この作戦しか、勝てる方法はありません。
このままだと、全滅の可能性が高いですし・・・」
たしかに・・・。
ダイアナは一番可能性の高い方法を選択していると思う。
ダイアナの防御力にかかっているこの作戦。
「カンスケ、これしかありません」
「大丈夫か?」
「はい」
「わかった。無事を祈る」
「クレア、アンネローゼ。二人はダイアナが攻撃を止めている間に攻撃してくれ」
「はい」「うん」
僕たち4人は、オークエンペラーに向かって行った。
僕たちがいる右側は、あと2体のオークナイトしか残っていないが、左側は、4体残っている。
苦戦中だ。
オークエンペラーは、ギルドマスターを含めて吹き飛ばしている。
まだ、死んではいないけど、今後の戦力にはならない。
戦況は不利だ。
この状況だと、押し切られる。
少しでも戦力を・・・。
僕は、剣が折れた冒険者に予備の武器を渡す。
「サンキュー。
この恩は、必ずあとで返すからな」
正直、この状況、一人でも戦力が欲しい。
けど、どうすれば、良いだろう?
その時、ダイアナが簡単な作戦を伝えてきた。
ダイアナがタンクとして攻撃を受け止めている間にクレアとアンネローゼが左右から攻撃するというものだった。
「受け止められるのか?」
「大丈夫だと思います。
この作戦しか、勝てる方法はありません。
このままだと、全滅の可能性が高いですし・・・」
たしかに・・・。
ダイアナは一番可能性の高い方法を選択していると思う。
ダイアナの防御力にかかっているこの作戦。
「カンスケ、これしかありません」
「大丈夫か?」
「はい」
「わかった。無事を祈る」
「クレア、アンネローゼ。二人はダイアナが攻撃を止めている間に攻撃してくれ」
「はい」「うん」
僕たち4人は、オークエンペラーに向かって行った。
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