[1分読書]あたしの実弟の実兄が好きなんだけど・・・血のつながりはありません

無責任

文字の大きさ
上 下
72 / 103
キャンプ前

第64話 会社設立

しおりを挟む
会社を作る事にした。
信繁と一緒に会社名を考える必要がある。

どうしよう。
あんまり思いつかない。

二人でスマホで良い単語を探す。

「ルーチェでどうだろう?」
「どんな意味なの?」

「イタリア語で『ひかり』って意味だよ」
「あたしの名前?」

「うん。それが一番かなぁって」
「なんか、お父さんと同じ発想な気が・・・」

「そうなんだ。けど、問題ないと思うけど・・・
 ドイツ語の星華さんなんだね。
 シュテルンブルーメって」

名前は決まった。

次は事業目的を決める。

定款を作る。
法務局にテンプレートがあるから、それを使って。

なんで、お父さん。
こんな事を知っているの?

だから、いろんな事ができると思うけど・・・。

書類を整えて公証人役場に・・・。

その後も資本金の振込。
そして法務局への登記。

代表取締役は、信繁。
役員は、他にいない。

ひかりを役員にするという話もあったけど、しなかった。
役員の給与は最初に規定する必要があるけど、従業員は規定する必要がないから・・・。

事務作業は、ひかりがする事に。
実際は、お父さんに教えてもらって、やる形だけど。

やり始めると、ひかりが頭を抱えている。

「どうしたの?」
「なんか、大変。仕事なんて初めてだけど・・・」

「お義母さんに聞いてみたら?」
「この分野は、お父さんしかしていないんだって・・・。
 なんか、スパルタだし・・・」

「お義父さんにやってもらう?」
「いや、自分で頑張るよ。
 お父さん頼みじゃカッコ悪いから・・・」
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

小学生をもう一度

廣瀬純一
青春
大学生の松岡翔太が小学生の女の子の松岡翔子になって二度目の人生を始める話

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...