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春大会
第12話 信繁の忘れ物
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春大会の準決勝。
春大会は、甲子園に関係ない。
けど、甲子園出場の為に必要な夏の大会のシード権争いが・・・。
できれば、決勝まで行きたい。
その日、信繁は、着替えのアンダーシャツを忘れていた。
その事に気が付いたお袋。
球場まで・・・。
球場の高校の控室。
「すみません。田中信繁はいますか?」
「どなたでしょうか?」
1年生の部員は、信繁のお母さんの事を知らない。
「あっ。めぐみちゃん」
「ヤッホー!」
「真田さんの知り合いですか?」
「はい。田中先輩のお母さんです」
「えっ。すごく若くないですか?」
「うん。めぐみちゃんどうしたんですか?」
「信繁が、シャツを忘れたから・・・」
「私が渡しておきましょうか」
「よろしく」
ひかりがシャツの入ったカバンを受け取り、
めぐみちゃんは観客席の方に行った。
ひかりが信繁の下へ・・・。
「シャツ忘れてるってめぐみちゃん来たよ」
「ありがとう」
「ちゃんとしないと・・・」
「わかってるよ」
・・・
「田中先輩のお母さんって、すごく若くないですか?」
「そうだね。たしか、18歳で産んでいるはずだから」
「そうなんだ・・・。お姉さんみたいだよね。
美人で若いお母さん。憧れるわ」
「私に言う。それを・・・」
ひかり達1年生同士で笑っていた。
「けど、詳しいね」
「まぁ、めぐみちゃんは、いつも可愛がってくれているし・・・」
「そうなんだ。
そういう事は、田中先輩ともずっと一緒なの?」
「いや、そういう訳では・・・」
春大会は、甲子園に関係ない。
けど、甲子園出場の為に必要な夏の大会のシード権争いが・・・。
できれば、決勝まで行きたい。
その日、信繁は、着替えのアンダーシャツを忘れていた。
その事に気が付いたお袋。
球場まで・・・。
球場の高校の控室。
「すみません。田中信繁はいますか?」
「どなたでしょうか?」
1年生の部員は、信繁のお母さんの事を知らない。
「あっ。めぐみちゃん」
「ヤッホー!」
「真田さんの知り合いですか?」
「はい。田中先輩のお母さんです」
「えっ。すごく若くないですか?」
「うん。めぐみちゃんどうしたんですか?」
「信繁が、シャツを忘れたから・・・」
「私が渡しておきましょうか」
「よろしく」
ひかりがシャツの入ったカバンを受け取り、
めぐみちゃんは観客席の方に行った。
ひかりが信繁の下へ・・・。
「シャツ忘れてるってめぐみちゃん来たよ」
「ありがとう」
「ちゃんとしないと・・・」
「わかってるよ」
・・・
「田中先輩のお母さんって、すごく若くないですか?」
「そうだね。たしか、18歳で産んでいるはずだから」
「そうなんだ・・・。お姉さんみたいだよね。
美人で若いお母さん。憧れるわ」
「私に言う。それを・・・」
ひかり達1年生同士で笑っていた。
「けど、詳しいね」
「まぁ、めぐみちゃんは、いつも可愛がってくれているし・・・」
「そうなんだ。
そういう事は、田中先輩ともずっと一緒なの?」
「いや、そういう訳では・・・」
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