クローン人間

エラー少女って知ってる？都市伝説なんだけどさぁーなんか普通のクローンじゃないらしい稀に男子もいるらしいよ。やばい

学校って退屈なんだ

学校に着いたら、まずは正門大体が奴らで私はイケメン美人の中に入るだろ。
だって、そんなに大したことのない私はその中に入るのだ。気まずい目立つお門違い。
イケメン美人の奴らは、奴ら同士ではあまり愛想はないが私達には笑顔でおはようとかさようならお疲れ様など、奇策に笑顔で問いかけてくる。
あまりに自然体で、いかにもいい人。
私は、うんざりしていた。
嬉しいけど、可愛くて美人、イケメンで優しい。
ダメだ毒されていく。奴らに
授業中は、質問されれば確実に答え。
優等生
先生も気分がいいだろう。
誰が教えても奴らはいい子で優秀なのだから
嫌になる。
だってテストの平均点数は上げられるし
正直着いていけない。
奴らはクラスの半分はいるのだから。
馬鹿な私らは、頑張るしかない。

たまーに、奴らと男同士イチャイチャしてたり女同士イチャイチャしてたりクラスで見かける。

同性愛ってやつか。奴らはそれでもいいのだろう。

私は女がいいが！

このご時世、そういうのもアリらしい

それだけ奴らは私達の世界に干渉する
うんざりだ

奴らは、運動神経もいい。
体育のサッカーは、奴らは気を使って少し上手い、私達にパスをして気持ちよくゴールをさせたり。
必ず気を使うのだ。

私は出来ないので着いていくだけで精一杯だ。

チームワークの中に入れず終わる

最悪だ楽しくない走り回るだけのスポーツだ。

昼飯を食べるのにクラスにいると必ず誘ってくる。
イケメンと美人に囲まれながら飯を食べる。
嫌だ気まずい
話す会話も楽しそうで今時の話だ。
私に合わせてくる
私は頷くだけ
でも奴らは優しく微笑むのだ。
なんて偽善
私は、気まずい。
うんざりだ

午後の授業
うんざりだ

何もかもがうんざりだ。

放課後の補習。テストの平均点数が取れないから残される

うんざりだ。

生きてるのがうんざりが何が楽しいんだこの生活

奴らに勝たなきゃ奴らに追いつかなきゃ奴らに奴らに

どうしても比較してしまう。

勝てない

追いつこう

プレッシャーに勝てない。

焦る、いっそ、奴らに呑まれたい。奴らに養ってもらいたい。
だって勝てないし、楽だ。
だって、逃げたい。
楽になりたい。
そんなやつら、ゴロゴロいるじゃん
なんでだよ楽して生きたほうが楽じゃん
なんで無理するんだよ
うんざりだ
嫌だ気まずい
クソ何もかもが嫌だ。

午後の授業中私は抜け出した。
先生においと言われたがダッシュで逃げた。

教室で今日休みの机があるのを横で見ながら走った

走った走った走った走った走った走った。

私は走ることしかなかった

今は走ることしか出来ない。

なぜか、階段を登る

屋上への階段を登る

登る

屋上の扉を開いて、空気が入る。

あー気持ちがいい