ブラックローズ

竜海 昇空

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一章 バーチャルMMO問題作

現実と罪と幻想と罪と狭間の中で

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そう、販売をしていた。フルダイブ形のゲーム
何気ない気持ちで何気ない勢いで買ってしまった
なんとなく、現実逃避が出来ればいいと、ゲーム内であった友人と仲良くなっていい感じにとか、ありふれた妄想を思い浮かべながらゲームを買ったんだ。
色んなゲームをやってみた。
みな、一心不乱にスライムやら、ドラゴンなどのモンスターを狩って楽しんでいた。
好きな子が出来たり、NPCに恋をする人もいた。
そんな中、俺はブラックローズと言うゲームに、出会った。
黒いパッケージに赤い薔薇が載っているシンプルなデザイン
後ろには何にも説明もなくお助けくださいと一言書いてあるゲーム。あとは制作者だの開発元が書いてあった。
怪しいゲーム
まだ、予定とのこと

俺は退屈して普通のゲームは飽き飽きしていた。
そう、前やっていたゲームで喧嘩をしてパーティーを抜けていたからだ。

人との付き合いにウンザリしていた。

このゲームは人形と遊戯すると説明されたポスターを見て俺は食いついたのだ。

所詮、NPCと群れるだけのお遊びゲーム

店員さん、ブラックローズ予約したいんですが

俺はブラックローズ予約した

後悔しても遅い
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