20 / 27
未来
4
しおりを挟む
迅
何故、俺たちを拉致って未来に連れてきたんだ?
迅は、一番の疑問を投げかけた
琢磨
奴らに関わったものは一人残さず、殺した。
焼肉屋の店員、その周りにいた人、全て
迅
何故だ?パラレルワールドなら、殺す必要はないだろ。
あの三人がいた事さえ、この未来には影響なんてないんだから
それに何故俺たちを殺さなかった?
琢磨
もし影響があったとしたら、そういう可能性未来があったとしたら?
お前たちを殺さなかったのは理由がある。
迅
もし、確証のない未来の為にあの人らは殺されたのか?
理不尽な理由で無惨にも罪のない人間を殺めたのか?
琢磨おまえなんでた?
琢磨
この世界は、人が死んで殺されるんだよ。それが当たり前それが現実
お前たちの過去みたいに人が死んだから大騒ぎって訳はないんだ
当たり前なんだ
剛士が沈黙から覚めて話をし出す
剛士
それが未来だとしても、俺らが生きていた過去の人間は、秩序があった。
その秩序を破る権利がお前たちにはあるのかよ。
人を殺す権利があるのかよ?
琢磨
だから?秩序?権利?
そんなもんこっちには関係ないんだよ。
日常茶飯事、人は死ぬし殺される
お前たちみたいな奴らはこっちの世界じゃ確実に死ぬ
法律なんか存在しない
自由で何をしても許されるんだ。
迅
それでも、俺たちの時代の人間には関係のない話だ。
琢磨
そうか、残念だが。もう済んだ話だ
琢磨はこいつらは、この未来では生きていけないと悟った。
甘い、皆が幸せに暮らす過去とはかけ離れた世界だから。
明日の飯で人を殺す未来
仲間だろうと、裏切られるのが未来
過去にも裏切られたという者もいるだろう。
酷い悲しい怒りなどが困惑する
秩序があった過去にも、裏切られる事があるのだ。
秩序のない未来は、人という悪意が表に出てるのだから。
迅
もう済んだ話で済むかよ!
迅は怒りを込めて怒鳴る
琢磨
気楽に生きてきたお前らにはわからないが、わかる時がきっと来るさ
琢磨は笑顔で答えた
その後琢磨は俺らの部屋からでて行った。
しばらくたち。
知らない人が、飯だと差し出してきた。
じゃがいも一つと水だけだった
剛士は、こんなんじゃ足りないと叫ぶがその男はひたすらに無視を決めていた。
迅も足りないと思っていた。
知らない人は、飯を運ぶとすぐに消えた。
迅
じゃがいもって意外と美味いな
何時間も食べていない食事に感動していた。
すぐに食べれていた時とは違う。
独房で味わう。囚人飯
剛士
そうだな
二人は黙々とじゃがいもを平らげた。
どうすればいいんだろうな。
俺らどうなるだろう
日が沈み沈黙と揺れに耐えながら。不安を抱えて夜と言う暗闇を越えていくのだ。
何故、俺たちを拉致って未来に連れてきたんだ?
迅は、一番の疑問を投げかけた
琢磨
奴らに関わったものは一人残さず、殺した。
焼肉屋の店員、その周りにいた人、全て
迅
何故だ?パラレルワールドなら、殺す必要はないだろ。
あの三人がいた事さえ、この未来には影響なんてないんだから
それに何故俺たちを殺さなかった?
琢磨
もし影響があったとしたら、そういう可能性未来があったとしたら?
お前たちを殺さなかったのは理由がある。
迅
もし、確証のない未来の為にあの人らは殺されたのか?
理不尽な理由で無惨にも罪のない人間を殺めたのか?
琢磨おまえなんでた?
琢磨
この世界は、人が死んで殺されるんだよ。それが当たり前それが現実
お前たちの過去みたいに人が死んだから大騒ぎって訳はないんだ
当たり前なんだ
剛士が沈黙から覚めて話をし出す
剛士
それが未来だとしても、俺らが生きていた過去の人間は、秩序があった。
その秩序を破る権利がお前たちにはあるのかよ。
人を殺す権利があるのかよ?
琢磨
だから?秩序?権利?
そんなもんこっちには関係ないんだよ。
日常茶飯事、人は死ぬし殺される
お前たちみたいな奴らはこっちの世界じゃ確実に死ぬ
法律なんか存在しない
自由で何をしても許されるんだ。
迅
それでも、俺たちの時代の人間には関係のない話だ。
琢磨
そうか、残念だが。もう済んだ話だ
琢磨はこいつらは、この未来では生きていけないと悟った。
甘い、皆が幸せに暮らす過去とはかけ離れた世界だから。
明日の飯で人を殺す未来
仲間だろうと、裏切られるのが未来
過去にも裏切られたという者もいるだろう。
酷い悲しい怒りなどが困惑する
秩序があった過去にも、裏切られる事があるのだ。
秩序のない未来は、人という悪意が表に出てるのだから。
迅
もう済んだ話で済むかよ!
迅は怒りを込めて怒鳴る
琢磨
気楽に生きてきたお前らにはわからないが、わかる時がきっと来るさ
琢磨は笑顔で答えた
その後琢磨は俺らの部屋からでて行った。
しばらくたち。
知らない人が、飯だと差し出してきた。
じゃがいも一つと水だけだった
剛士は、こんなんじゃ足りないと叫ぶがその男はひたすらに無視を決めていた。
迅も足りないと思っていた。
知らない人は、飯を運ぶとすぐに消えた。
迅
じゃがいもって意外と美味いな
何時間も食べていない食事に感動していた。
すぐに食べれていた時とは違う。
独房で味わう。囚人飯
剛士
そうだな
二人は黙々とじゃがいもを平らげた。
どうすればいいんだろうな。
俺らどうなるだろう
日が沈み沈黙と揺れに耐えながら。不安を抱えて夜と言う暗闇を越えていくのだ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
江戸時代改装計画
城闕崇華研究所(呼称は「えねこ」でヨロ
歴史・時代
皇紀2603年7月4日、大和甲板にて。皮肉にもアメリカが独立したとされる日にアメリカ史上最も屈辱的である条約は結ばれることになった。
「では大統領、この降伏文書にサインして貰いたい。まさかペリーを派遣した君等が嫌とは言うまいね?」
頭髪を全て刈り取った男が日本代表として流暢なキングズ・イングリッシュで話していた。後に「白人から世界を解放した男」として讃えられる有名人、石原莞爾だ。
ここはトラック、言うまでも無く日本の内南洋であり、停泊しているのは軍艦大和。その後部甲板でルーズベルトは憤死せんがばかりに震えていた。
(何故だ、どうしてこうなった……!!)
自問自答するも答えは出ず、一年以内には火刑に処される彼はその人生最期の一年を巧妙に憤死しないように体調を管理されながら過ごすことになる。
トラック講和条約と称される講和条約の内容は以下の通り。
・アメリカ合衆国は満州国を承認
・アメリカ合衆国は、ウェーキ島、グアム島、アリューシャン島、ハワイ諸島、ライン諸島を大日本帝国へ割譲
・アメリカ合衆国はフィリピンの国際連盟委任独立準備政府設立の承認
・アメリカ合衆国は大日本帝国に戦費賠償金300億ドルの支払い
・アメリカ合衆国の軍備縮小
・アメリカ合衆国の関税自主権の撤廃
・アメリカ合衆国の移民法の撤廃
・アメリカ合衆国首脳部及び戦争煽動者は国際裁判の判決に従うこと
確かに、多少は苛酷な内容であったが、「最も屈辱」とは少々大げさであろう。何せ、彼らの我々の世界に於ける悪行三昧に比べたら、この程度で済んだことに感謝するべきなのだから……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる