8 / 27
いつも通り
理不尽な理由と世界平和
しおりを挟む
公園をスタスタと足を並べて、隊長と琢磨は歩く。
公園の出口に向かう2人の背を追いかけるように後を追うコゼットとリサ
隊長
琢磨くん、ありがとう。私たちの誘いに乗ってくれて君の勇気には感謝するしかないな
琢磨
いえ、僕もそういうイベント初めてですが、この格好で参加してもいいんですか?
隊長
学校の制服って言うのも君の言うイベントに適切ではないかね
琢磨
言われてみればそうですね。
おねいさん方の軍服?お揃いで決まってますね
隊長
私たちの部隊に使われている正装だからね
結構決まってるだろ
琢磨は、クスと笑いながら答える
琢磨
設定出た。結構凝ってると思います。
公園の出口につき、彼女らと沢山だけになった。
下を向いたままのコゼット
それを抱えながら追いつくリサ
彼女らは、必死な形相のまま後をつける。
ヒシヒシと、嫌な空気が迫る。
コゼットは、もの凄い顔をしている。今にでも飛びかかる猫のような形相で
琢磨
大丈夫ですか?
コゼット
うん
コゼットは小さく頷く、下を向いたままだ
隊長
せっかくの楽しい会なのに、残念ですね。
隊長は苦笑いを浮かべながら、琢磨に微笑む
どこか冷たい笑顔の先に、氷のような隊長の瞳は、どこか怖かった。
だが、彼女の笑顔と礼儀正しい、常識のある行動に信頼があった。
頼れる彼女はそういうものがあった
ジーと無表情でリサは琢磨を見る。正気のない人形みたいな顔に、彼女の努力を重ねてみる
琢磨
リサさん大丈夫ですか?
お手伝いしましょうか?
リサ
大丈夫です。お気になさらず
リサは、辛そうな笑顔を浮かべる。
琢磨
でも、手伝いますよ。
琢磨は手を伸ばそうとした瞬間
リサ
触るな
と、大声でキレた
琢磨は、殺意を込めた一撃にびびった。
女の子ってこんなに怖いのか?
なんで、俺は親切にしようとしただけなのに何故だ。
不安な表情を浮かべる琢磨に
しばしの沈黙と止まる足の中。隊長は声を出す
隊長
リサいくら疲れているとはいえ、キレすぎだよ。
せっかくのお客様が逃げてしまうじゃないか?
冷ややかな笑顔を浮かべる
リサ
申し訳ありません
隊長
謝るのは私ではないよ。琢磨くんに
リサは、琢磨に振り返る。きつそうな笑顔で答える
リサ
お気遣いありがとうございます。
大声出してすいません。
こちらは気にしなくていいですよ。
琢磨
そうですか?
無理しなくてもいいですよ。辛かったら言って下さい。
ところで、隊長はリサさんの会社の上司か何かなんですか?
キャラ作りにしては、なんか
琢磨は隊長とリサ達の関係に疑問を浮かべた。
隊長
そうだよ上司。
いいんだよ牛丼食べすぎただけなんだから。
気にしなくても
自業自得
反省させなきゃ
琢磨
牛丼っすか?うまいっすよね
琢磨はコゼットに目を向けしゃべる
コゼット
うん
下を向いたまま答える
隊長
ごめんね、琢磨くん今体調悪いみたいで
琢磨
いえいえ
隊長
では急ごう
公園を後にした
琢磨
ところでどこに向かうんですか?
隊長
すぐそこの喫茶店かな
隊長は指を指す
琢磨
あー、最近潰れた喫茶店か、コスプレ喫茶店にでもなったですか?
隊長
いや、今日のイベントの為に私が用意した店だよ
琢磨
そうなんですね。何人くらい来るんですか?
隊長
来てからのお楽しみさ。サプライズ
琢磨
はい、楽しみにしてます
公園の出口に向かう2人の背を追いかけるように後を追うコゼットとリサ
隊長
琢磨くん、ありがとう。私たちの誘いに乗ってくれて君の勇気には感謝するしかないな
琢磨
いえ、僕もそういうイベント初めてですが、この格好で参加してもいいんですか?
隊長
学校の制服って言うのも君の言うイベントに適切ではないかね
琢磨
言われてみればそうですね。
おねいさん方の軍服?お揃いで決まってますね
隊長
私たちの部隊に使われている正装だからね
結構決まってるだろ
琢磨は、クスと笑いながら答える
琢磨
設定出た。結構凝ってると思います。
公園の出口につき、彼女らと沢山だけになった。
下を向いたままのコゼット
それを抱えながら追いつくリサ
彼女らは、必死な形相のまま後をつける。
ヒシヒシと、嫌な空気が迫る。
コゼットは、もの凄い顔をしている。今にでも飛びかかる猫のような形相で
琢磨
大丈夫ですか?
コゼット
うん
コゼットは小さく頷く、下を向いたままだ
隊長
せっかくの楽しい会なのに、残念ですね。
隊長は苦笑いを浮かべながら、琢磨に微笑む
どこか冷たい笑顔の先に、氷のような隊長の瞳は、どこか怖かった。
だが、彼女の笑顔と礼儀正しい、常識のある行動に信頼があった。
頼れる彼女はそういうものがあった
ジーと無表情でリサは琢磨を見る。正気のない人形みたいな顔に、彼女の努力を重ねてみる
琢磨
リサさん大丈夫ですか?
お手伝いしましょうか?
リサ
大丈夫です。お気になさらず
リサは、辛そうな笑顔を浮かべる。
琢磨
でも、手伝いますよ。
琢磨は手を伸ばそうとした瞬間
リサ
触るな
と、大声でキレた
琢磨は、殺意を込めた一撃にびびった。
女の子ってこんなに怖いのか?
なんで、俺は親切にしようとしただけなのに何故だ。
不安な表情を浮かべる琢磨に
しばしの沈黙と止まる足の中。隊長は声を出す
隊長
リサいくら疲れているとはいえ、キレすぎだよ。
せっかくのお客様が逃げてしまうじゃないか?
冷ややかな笑顔を浮かべる
リサ
申し訳ありません
隊長
謝るのは私ではないよ。琢磨くんに
リサは、琢磨に振り返る。きつそうな笑顔で答える
リサ
お気遣いありがとうございます。
大声出してすいません。
こちらは気にしなくていいですよ。
琢磨
そうですか?
無理しなくてもいいですよ。辛かったら言って下さい。
ところで、隊長はリサさんの会社の上司か何かなんですか?
キャラ作りにしては、なんか
琢磨は隊長とリサ達の関係に疑問を浮かべた。
隊長
そうだよ上司。
いいんだよ牛丼食べすぎただけなんだから。
気にしなくても
自業自得
反省させなきゃ
琢磨
牛丼っすか?うまいっすよね
琢磨はコゼットに目を向けしゃべる
コゼット
うん
下を向いたまま答える
隊長
ごめんね、琢磨くん今体調悪いみたいで
琢磨
いえいえ
隊長
では急ごう
公園を後にした
琢磨
ところでどこに向かうんですか?
隊長
すぐそこの喫茶店かな
隊長は指を指す
琢磨
あー、最近潰れた喫茶店か、コスプレ喫茶店にでもなったですか?
隊長
いや、今日のイベントの為に私が用意した店だよ
琢磨
そうなんですね。何人くらい来るんですか?
隊長
来てからのお楽しみさ。サプライズ
琢磨
はい、楽しみにしてます
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
江戸時代改装計画
城闕崇華研究所(呼称は「えねこ」でヨロ
歴史・時代
皇紀2603年7月4日、大和甲板にて。皮肉にもアメリカが独立したとされる日にアメリカ史上最も屈辱的である条約は結ばれることになった。
「では大統領、この降伏文書にサインして貰いたい。まさかペリーを派遣した君等が嫌とは言うまいね?」
頭髪を全て刈り取った男が日本代表として流暢なキングズ・イングリッシュで話していた。後に「白人から世界を解放した男」として讃えられる有名人、石原莞爾だ。
ここはトラック、言うまでも無く日本の内南洋であり、停泊しているのは軍艦大和。その後部甲板でルーズベルトは憤死せんがばかりに震えていた。
(何故だ、どうしてこうなった……!!)
自問自答するも答えは出ず、一年以内には火刑に処される彼はその人生最期の一年を巧妙に憤死しないように体調を管理されながら過ごすことになる。
トラック講和条約と称される講和条約の内容は以下の通り。
・アメリカ合衆国は満州国を承認
・アメリカ合衆国は、ウェーキ島、グアム島、アリューシャン島、ハワイ諸島、ライン諸島を大日本帝国へ割譲
・アメリカ合衆国はフィリピンの国際連盟委任独立準備政府設立の承認
・アメリカ合衆国は大日本帝国に戦費賠償金300億ドルの支払い
・アメリカ合衆国の軍備縮小
・アメリカ合衆国の関税自主権の撤廃
・アメリカ合衆国の移民法の撤廃
・アメリカ合衆国首脳部及び戦争煽動者は国際裁判の判決に従うこと
確かに、多少は苛酷な内容であったが、「最も屈辱」とは少々大げさであろう。何せ、彼らの我々の世界に於ける悪行三昧に比べたら、この程度で済んだことに感謝するべきなのだから……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる