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第三章 生きることの罪
邂逅
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その町は、城下町とは全く違う開放的な活気で満ち溢れていた。
午前十一刻を、少し回った頃。
復興の町べトフォードは、いつにもまして賑やかで、美味しそうな匂いに溢れていた。
普段は並んでいない珍しい露店や、ちょっとした屋台の店が、町の大通りや広場に所狭しと並び、多くの町人や旅人たちが珍しい物に感嘆の声を漏らしたり、美味しそうな料理や酒に舌鼓を打ったりしている。
荒くれ者のイメージの強い荷役の男たちも、この日ばかりは皆で肩を組み、麦酒片手に陽気に[荷役者の誇り]を大合唱していた。
大広場の中央では、旅芸人の一座だろうか。
派手な衣装を着込み、アコーディーンやヴァイオリンを片手に、ずんぐりした男とひょろ長い男が陽気な音楽を軽快に奏でている。
その周りで、大人たちがタンバリン片手にダンスを踊り、子供たちはそんな大人たちの周りを終始笑顔で駆け回っていた。
喧騒から離れ、路地裏でまったりする猫、子供たちと一緒に駆け回る犬、屋根の上で囀る色鮮やかな小鳥たち。
そんな人々の瞳に宿るのは、過去に縛られる悲壮感ではなく、未来への限りない希望であった。
「あんな事件があったのに……皆、凄く幸せそうですね」
復興中のべトフォードに初めて足を踏み入れたダニーは、そう正直な感想を漏らした。
「今日は、復興一周年のお祭りだそうです。道理で盛り上がっている訳ですね」
そう言って微笑むダニーに。
エフェルローンは、同意するように深く頷く。
「ああ、[爆弾娘事件]の影なんか微塵も感じない。もっと、どんよりした雰囲気を想像していたんだが……平和だな」
とはいえ、彼らはあの事件を忘れたわけではないはずである。
それに、つい最近出た[爆弾娘事件]の判決も知っているはずだ。
それでも、前に向かって進んでいくことが出来るのは、ひとえに事件を現実として受け入れ受け止め、経緯はどうあれ[爆弾娘]を許した、べトフォードの人々の勇気に他ならない。
エフェルローンは、そんな勇気あるべトフォードの人々に敬意の念を抱かずにはいられなかった。
「べトフォード、か」
思い出すのは、死んだギルと逃亡中のディーン。
(ディーン。お前は今、何処で何をしているんだ――?)
今も、[爆弾娘]への復讐を遂げるため、虎視眈々とチャンスを狙っているのだろうか。
家族の復讐を遂げるため、守るべき人々の命を奪い、罪人となったディーン。
果たしてこれが、無くなった家族がディーンに望んだ未来なのだろうか。
エフェルローンはもう一度、町をぐるりと見回す。
皆、争うことも無く、陽気に笑い、歌い、踊り、そして飲んで、食べる。
どこを見ても、笑顔と幸福の尽きない平和な町――べトフォード。
家族が望んだのはきっと、このべトフォードの人々のような生き方だったのではないだろうか。
(俺がもっと早く、この町の存在を知っていれば、もしかしたら――)
そう思うと、遣り切れない気持ちでいっぱいになる。
だが、過ぎてしまった事をとやかく言ったところで、過去を変えられるわけではない。
エフェルローンは気持ちを切り替えると、辺りをざっと見回した。
「ルイーズの奴、どこ行ったんだ……」
[囁き]を使って一度、呼びかけたものの、なかなか返事が来ない。
(まさか、襲撃されてるなんてことはないよな……)
べトフォードは、それなりに大きな町である。
[囁き]を使わなければ、相手を探し出すことは至難の業だろう。
エフェルローンたちでさえ、探すのに苦労しているのである。
そう簡単に、敵――見張りたちに見つかることはないと、そう信じたい。
そんな心配もあり、エフェルローンはもう一度ルイーズに呼びかける。
――追手が来てる。奴らは、お前たちを探している。出来れば合流したい。
そう呼び掛けてから数十秒。
脳裏に、ルイーズの声が直接響いた。
――先輩は、今どこですかー?
呑気そうにそう問いかけてくるルイーズに、エフェルローンは苛立ちを押し殺してこう言う。
――広場の入り口、大通りの角にいる。
そう素っ気なく答えるエフェルローンに。
ルイーズは、自分が何かやらかした事を悟り、おずおずとこう言う。
――あ……近くなので、アダムを連れてすぐ行きます。
――わかった、気をつけて来い。
そう言って、一方的に会話を終了させると。
エフェルローンは、屋台のクレープを頬張るダニーに向かってこう言った。
「ルイーズと連絡取れたぞ。すぐ来るそうだ」
口をもぐもぐと動かし、ダニーは幸せそうにこう言った。
「そうですか。取り敢えず、無事みたいですね」
「ああ、だが油断は禁物だ……気をつけろよ」
そう釘をさすと。
エフェルローンは、ダニーの手元のクレープをねめつける。
と、そんな抜け目ないエフェルローンに引きつった笑みを浮かべながら、ダニーは頭を搔き搔きこう言った。
「は、はい……」
と、その時――。
「見てー! [青い宝石]よー!」
街の大通りの一部に人だかりが出来始め、そこからどよめきが湧き起こる。
人だかりは、人がゆっくり歩くぐらいの速度で、エフェルローンやダニーの居る広場の方へ近づいて来る。
その人だかりはどんどん大きくなっていき、人だかりの中心の人物を一目見た町人たちは、感動に目を潤ませ喜びの声を上げる。
「バックランドの宝、[青い宝石]だよ! あたしらの働きを労いに来てくれたんだってさ! 自警団の為にたくさん寄付もしてくれたよ! ほんと、バックランドの宝だ……ありがたいねぇ」
そう言って感涙する、エプロンを身に着けた小太りの女。
その女の話に、少し腰の曲がった老婆は嬉しそうに目を細める。
「おやまぁ。結婚して王都に言ったと聞いていたけど、あたしたちの事……忘れちゃいなかったんだねぇ……」
感極まったようにそう言うと、老婆は目頭をそっと拭った。
人だかりの外、店先の大きな樽の上から人だかりの中心を除いていた男は、顔を紅潮させ、興奮気味にこう言った。
「[青い宝石]クローディア……いつ見ても美しいや」
若い男はそう言って鼻を擦った。
エフェルローン、思わずその方向を見る。
そこには、四年前と変わらないクローディアの姿――。
思わず、エフェルローンは胸のブローチを握り締めた。
小さな心臓が、一瞬、ぎゅっと収縮する。
数名の近衛騎士を伴い、復興に取り組む町の人々を労いながら、クローディアはエフェルローンの前を笑顔でゆっくり通り過ぎていく。
髪をサイドに編み込み、リボンで飾り付けたクローディアの、その顕になった耳元には、灰色がかった青色の翡翠のピアス――。
(あ……)
思いがけない偶然に、エフェルローンの灰青色の瞳は、クローディアの耳元に釘付けになる。
クローディアも、エフェルローンの存在に気づき、ハッとしたように足を止めた。
否応なく絡み合う二人の、驚愕と喜びの入り混じったような視線――。
(クローディア、何で君は……)
――翡翠のピアスを?
唇を震わせ、そう心の中で問いかけるエフェルローン。
そんなエフェルローンの心情など知ってか知らずか。
何も知らず、大通りにやってきたルイーズは、エフェルローンとダニーを見つけると、片手を突きあげ笑顔で手を振った。
「せんぱーい、あ……」
そう言って、息を飲み固まるルイーズをよそに。
エフェルローンとクローディアは、互いの視線に囚われてしまったかのように、一瞬、動けなくなってしまうのであった。
午前十一刻を、少し回った頃。
復興の町べトフォードは、いつにもまして賑やかで、美味しそうな匂いに溢れていた。
普段は並んでいない珍しい露店や、ちょっとした屋台の店が、町の大通りや広場に所狭しと並び、多くの町人や旅人たちが珍しい物に感嘆の声を漏らしたり、美味しそうな料理や酒に舌鼓を打ったりしている。
荒くれ者のイメージの強い荷役の男たちも、この日ばかりは皆で肩を組み、麦酒片手に陽気に[荷役者の誇り]を大合唱していた。
大広場の中央では、旅芸人の一座だろうか。
派手な衣装を着込み、アコーディーンやヴァイオリンを片手に、ずんぐりした男とひょろ長い男が陽気な音楽を軽快に奏でている。
その周りで、大人たちがタンバリン片手にダンスを踊り、子供たちはそんな大人たちの周りを終始笑顔で駆け回っていた。
喧騒から離れ、路地裏でまったりする猫、子供たちと一緒に駆け回る犬、屋根の上で囀る色鮮やかな小鳥たち。
そんな人々の瞳に宿るのは、過去に縛られる悲壮感ではなく、未来への限りない希望であった。
「あんな事件があったのに……皆、凄く幸せそうですね」
復興中のべトフォードに初めて足を踏み入れたダニーは、そう正直な感想を漏らした。
「今日は、復興一周年のお祭りだそうです。道理で盛り上がっている訳ですね」
そう言って微笑むダニーに。
エフェルローンは、同意するように深く頷く。
「ああ、[爆弾娘事件]の影なんか微塵も感じない。もっと、どんよりした雰囲気を想像していたんだが……平和だな」
とはいえ、彼らはあの事件を忘れたわけではないはずである。
それに、つい最近出た[爆弾娘事件]の判決も知っているはずだ。
それでも、前に向かって進んでいくことが出来るのは、ひとえに事件を現実として受け入れ受け止め、経緯はどうあれ[爆弾娘]を許した、べトフォードの人々の勇気に他ならない。
エフェルローンは、そんな勇気あるべトフォードの人々に敬意の念を抱かずにはいられなかった。
「べトフォード、か」
思い出すのは、死んだギルと逃亡中のディーン。
(ディーン。お前は今、何処で何をしているんだ――?)
今も、[爆弾娘]への復讐を遂げるため、虎視眈々とチャンスを狙っているのだろうか。
家族の復讐を遂げるため、守るべき人々の命を奪い、罪人となったディーン。
果たしてこれが、無くなった家族がディーンに望んだ未来なのだろうか。
エフェルローンはもう一度、町をぐるりと見回す。
皆、争うことも無く、陽気に笑い、歌い、踊り、そして飲んで、食べる。
どこを見ても、笑顔と幸福の尽きない平和な町――べトフォード。
家族が望んだのはきっと、このべトフォードの人々のような生き方だったのではないだろうか。
(俺がもっと早く、この町の存在を知っていれば、もしかしたら――)
そう思うと、遣り切れない気持ちでいっぱいになる。
だが、過ぎてしまった事をとやかく言ったところで、過去を変えられるわけではない。
エフェルローンは気持ちを切り替えると、辺りをざっと見回した。
「ルイーズの奴、どこ行ったんだ……」
[囁き]を使って一度、呼びかけたものの、なかなか返事が来ない。
(まさか、襲撃されてるなんてことはないよな……)
べトフォードは、それなりに大きな町である。
[囁き]を使わなければ、相手を探し出すことは至難の業だろう。
エフェルローンたちでさえ、探すのに苦労しているのである。
そう簡単に、敵――見張りたちに見つかることはないと、そう信じたい。
そんな心配もあり、エフェルローンはもう一度ルイーズに呼びかける。
――追手が来てる。奴らは、お前たちを探している。出来れば合流したい。
そう呼び掛けてから数十秒。
脳裏に、ルイーズの声が直接響いた。
――先輩は、今どこですかー?
呑気そうにそう問いかけてくるルイーズに、エフェルローンは苛立ちを押し殺してこう言う。
――広場の入り口、大通りの角にいる。
そう素っ気なく答えるエフェルローンに。
ルイーズは、自分が何かやらかした事を悟り、おずおずとこう言う。
――あ……近くなので、アダムを連れてすぐ行きます。
――わかった、気をつけて来い。
そう言って、一方的に会話を終了させると。
エフェルローンは、屋台のクレープを頬張るダニーに向かってこう言った。
「ルイーズと連絡取れたぞ。すぐ来るそうだ」
口をもぐもぐと動かし、ダニーは幸せそうにこう言った。
「そうですか。取り敢えず、無事みたいですね」
「ああ、だが油断は禁物だ……気をつけろよ」
そう釘をさすと。
エフェルローンは、ダニーの手元のクレープをねめつける。
と、そんな抜け目ないエフェルローンに引きつった笑みを浮かべながら、ダニーは頭を搔き搔きこう言った。
「は、はい……」
と、その時――。
「見てー! [青い宝石]よー!」
街の大通りの一部に人だかりが出来始め、そこからどよめきが湧き起こる。
人だかりは、人がゆっくり歩くぐらいの速度で、エフェルローンやダニーの居る広場の方へ近づいて来る。
その人だかりはどんどん大きくなっていき、人だかりの中心の人物を一目見た町人たちは、感動に目を潤ませ喜びの声を上げる。
「バックランドの宝、[青い宝石]だよ! あたしらの働きを労いに来てくれたんだってさ! 自警団の為にたくさん寄付もしてくれたよ! ほんと、バックランドの宝だ……ありがたいねぇ」
そう言って感涙する、エプロンを身に着けた小太りの女。
その女の話に、少し腰の曲がった老婆は嬉しそうに目を細める。
「おやまぁ。結婚して王都に言ったと聞いていたけど、あたしたちの事……忘れちゃいなかったんだねぇ……」
感極まったようにそう言うと、老婆は目頭をそっと拭った。
人だかりの外、店先の大きな樽の上から人だかりの中心を除いていた男は、顔を紅潮させ、興奮気味にこう言った。
「[青い宝石]クローディア……いつ見ても美しいや」
若い男はそう言って鼻を擦った。
エフェルローン、思わずその方向を見る。
そこには、四年前と変わらないクローディアの姿――。
思わず、エフェルローンは胸のブローチを握り締めた。
小さな心臓が、一瞬、ぎゅっと収縮する。
数名の近衛騎士を伴い、復興に取り組む町の人々を労いながら、クローディアはエフェルローンの前を笑顔でゆっくり通り過ぎていく。
髪をサイドに編み込み、リボンで飾り付けたクローディアの、その顕になった耳元には、灰色がかった青色の翡翠のピアス――。
(あ……)
思いがけない偶然に、エフェルローンの灰青色の瞳は、クローディアの耳元に釘付けになる。
クローディアも、エフェルローンの存在に気づき、ハッとしたように足を止めた。
否応なく絡み合う二人の、驚愕と喜びの入り混じったような視線――。
(クローディア、何で君は……)
――翡翠のピアスを?
唇を震わせ、そう心の中で問いかけるエフェルローン。
そんなエフェルローンの心情など知ってか知らずか。
何も知らず、大通りにやってきたルイーズは、エフェルローンとダニーを見つけると、片手を突きあげ笑顔で手を振った。
「せんぱーい、あ……」
そう言って、息を飲み固まるルイーズをよそに。
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