80 / 127
第二章 秘められた悪意
濡れ衣
しおりを挟む全ての準備が整った。後は静かに眠っている役者達を起こすだけだ。
俺は二人を強引に揺する。
「......お兄ちゃん、どうしたの」
寝ぼけた『八人目』が、俺の正体に気がついたのかと、一瞬ドキリとしたが、どうやらそうではないようだ。
「......え? なに? 私縛られてる? お兄ちゃん助けて!!」
完全に目が覚めた『八人目』は、目の前の俺を無視し、俺を探している。その叫び声で、『七人目』も目が覚めたようだ。
『......お前は誰だ。泥棒か?』
いつものように、冷静な『七人目』は質問してくる。
「僕は泥棒ではありません。ただ、あなたたちにショーに出演して欲しいだけです」
ボイスチェンジャーで変えた声は、まるで他人の話を聞いている気分になる。
「......それで、何をすればいいんだ」
俺をじっと睨み付けながら、『八人目』は聞いてきた。
「ちょっと待ってください。今ショーの内容を説明します。まず僕は、脚本家兼観客です。家族愛の美しさを題材にした、感動の物語。ああ! 素晴らしい!」
俺は両手を広げ、拍手が起きるのを待った。しかし、『八人目』の啜り泣くような泣き声以外なにも聞こえない。残念だ。
俺はため息をつき、説明を始める。
「とりあえず、あなた達二人以外の方には、人質として拘束させてもらってます。もし反抗するようなら、人質は殺します」
俺はそう言うと、ボイスレコーダーのスイッチをオンにする。
『......俺と母さんは、誘拐されたらしい。見張りの男も数人いるみたいだ――』
そこまで再生すると、俺はスイッチをオフにした。自前に俺の声を録音しておいた。もしかしたら俺も、役者としての才能があるのかもしれない。
「お兄ちゃんとお母さんは無事なんですか!」
突然、泣いていた『八人目』が叫ぶように聞いてきた。
「大丈夫です。脚本通りに動きさえすれば、無事に解放します」
俺がそう言うと、安心したようにため息をついた。
「それで、何をさせるつもりだ」
『七人目』が、冷静に尋ねてくる。
いつもこうだ。俺の父はどんな時でも冷静だ。慌てず、落ち着いている。
「それでは、第一幕の始まりです」
俺がそう言うと、二人の顔を順に見つめた。恐怖と驚きの表情が張り付いている。
「昔々あるところに、家族を人質に取られた父と妹がいました。そして家族を誘拐した犯人は言いました。人質を解放して欲しければ、家族の愛を示せと。父は、少し考え言いました。分かった。何よりも深い愛情表現をお見せしよう」
俺は言葉を切り、無言で拳銃と包丁を取り出した。『七人目』と『八人目』が恐怖の表情のまま、固まる。
俺は二人に近づいていき、手足を固定していたタイラップを切った。
『七人目』、いや、父は、恐怖を堪えるように唇を噛み締めていた。
『八人目』である妹の葵はしゃくりあげながら、ぶるぶると震えている。
二人の拘束を解き、目の前に戻ってきた俺は拳銃を構えながら命令する。
「今すぐに最高の愛情表現、つまりお前達二人で性交しろ。神ですら近親相姦しているんだ。何の問題も無い。拒否すれば人質は殺す。やれ」
俺はそう言うと、銃口を向けた。
「............」
「............」
二人とも、口を塞がれている訳でもないのに、一言も話さない。
俺は、銃口を葵に向ける。縮こまっていた体がびくりと震え、心の底から恐怖が滲み出ているような表情を見せた。
「まず君が服を脱いで」
俺は、葵が怯えないよう、できるだけ優しい声で命令した。
しかし、葵はブルブル震えながら、胸を隠すように腕を体の前でクロスさせた。そうすることで、自分の身体を守っているつもりなのだろう。
俺は、ショーを円滑に進めるため、ある提案をする。
「わかりました。服を脱がないならしょうがないですね。貴方の母と兄を殺します」
俺は、ゆっくりと携帯電話をポケットから出すと、耳に当てた。もちろん誰かに電話をかけている訳ではない。
葵が、自分が父から犯される屈辱と、大好きな母と兄の命を、天秤にかける時間を与えているだけだ。
「......分かりました......すぐに脱ぎますから、兄と母は殺さないでください......」
小さな声でそう言うと、よろよろと立ち上がり、震える手でパジャマのボタンを外し始めた。しかし、震える手では上手く外すことはできない。時間をかけて、ゆっくりと五つ全てのボタンを外し終え、静かに床に脱ぎ捨てた。
キャミソール一枚になった上半身には、成長途中の蕾が、布越しに二つ透けて見えた。
俺はまさか、実の妹のストリップショーを見ることになろうとは夢にも思わなかった。この背徳感は癖になりそうだ。もっとも、二回目は存在しないが。
葵は、やはり抵抗があるのだろう。蕾を隠しているキャミソールを脱がずに、ズボンから脱ぎ始めた。左右の足をするりと抜き取り、やはり床に脱ぎ捨てる。
小麦色の日焼けの跡が、パンティーのすぐ下まで侵食している。健康的な足は程好い肉付きで、パンティーの下に隠されている骨盤は、まだ開ききってはいなかった。
葵の動きがここで止まる。理性では脱がなければ、母と兄が殺されてしまう事は分かっているはずだ。
しかし、本能がこれ以上肌を他人に晒すことを、拒否しているようだった。
「あと十秒でキャミソールを脱げ。脱がなければお前の兄は死ぬ」
俺は、助け船を出してやった。これで葵は脱ぐしかない。
決心したようにキャミソールのすそを掴み、一気に脱ぎ捨てた。中から、蕾がこぼれ、初めて人目に触れたかのような、ピンク色の乳首が『ピン』と立っていた。
すると葵は突然泣き出し、しゃがみこんでしまった。
「次はパンティーを脱いでください。また十秒以内ですよ」
俺はカウントダウンを始めた。十、九、八、七、六、五、ここまでカウントした所で、しゃがみこんだまま、器用にパンティーを脱ぎ始めた。
「よく見えません。起立してください」
俺がそう言うと、のろのろと時間をかけ、立ち上がった。しかし、恥丘と乳房は頑なに見せようとせず、左右の手で必死に隠している。
「手は後ろに組んで」
俺がそう言うと、小刻みに震え、目から大粒の涙を流し、ついに手を後ろ手に組んだ。胸の蕾も、恥丘も、身体の全てをさらけ出した瞬間だった。
そして、今だ何者も触れた事の無い恥丘には、一本の毛も生えていなかった。その下にあるクレバスからは、今まさに蛇を迎え入れようと涙を流していた。
そして、涙は股を伝って落ちていく――。
俺はその様子を観察しながら、『七人目』に命令した。
「立って」
その簡単な命令を、父は聞き入れようとしない。その間にも、葵は涙を流し続けていた。
「立て。これが最後のチャンスだ」
俺がそう言うと、観念したように立ち上がった。
――その股間には、必死に外へ出てこようとしている蛇が住んでいた。パンパンに膨れ上がり、巣穴を見つけ、今にも潜り込まんとする蛇がのたうち回っていた――。
俺は二人を強引に揺する。
「......お兄ちゃん、どうしたの」
寝ぼけた『八人目』が、俺の正体に気がついたのかと、一瞬ドキリとしたが、どうやらそうではないようだ。
「......え? なに? 私縛られてる? お兄ちゃん助けて!!」
完全に目が覚めた『八人目』は、目の前の俺を無視し、俺を探している。その叫び声で、『七人目』も目が覚めたようだ。
『......お前は誰だ。泥棒か?』
いつものように、冷静な『七人目』は質問してくる。
「僕は泥棒ではありません。ただ、あなたたちにショーに出演して欲しいだけです」
ボイスチェンジャーで変えた声は、まるで他人の話を聞いている気分になる。
「......それで、何をすればいいんだ」
俺をじっと睨み付けながら、『八人目』は聞いてきた。
「ちょっと待ってください。今ショーの内容を説明します。まず僕は、脚本家兼観客です。家族愛の美しさを題材にした、感動の物語。ああ! 素晴らしい!」
俺は両手を広げ、拍手が起きるのを待った。しかし、『八人目』の啜り泣くような泣き声以外なにも聞こえない。残念だ。
俺はため息をつき、説明を始める。
「とりあえず、あなた達二人以外の方には、人質として拘束させてもらってます。もし反抗するようなら、人質は殺します」
俺はそう言うと、ボイスレコーダーのスイッチをオンにする。
『......俺と母さんは、誘拐されたらしい。見張りの男も数人いるみたいだ――』
そこまで再生すると、俺はスイッチをオフにした。自前に俺の声を録音しておいた。もしかしたら俺も、役者としての才能があるのかもしれない。
「お兄ちゃんとお母さんは無事なんですか!」
突然、泣いていた『八人目』が叫ぶように聞いてきた。
「大丈夫です。脚本通りに動きさえすれば、無事に解放します」
俺がそう言うと、安心したようにため息をついた。
「それで、何をさせるつもりだ」
『七人目』が、冷静に尋ねてくる。
いつもこうだ。俺の父はどんな時でも冷静だ。慌てず、落ち着いている。
「それでは、第一幕の始まりです」
俺がそう言うと、二人の顔を順に見つめた。恐怖と驚きの表情が張り付いている。
「昔々あるところに、家族を人質に取られた父と妹がいました。そして家族を誘拐した犯人は言いました。人質を解放して欲しければ、家族の愛を示せと。父は、少し考え言いました。分かった。何よりも深い愛情表現をお見せしよう」
俺は言葉を切り、無言で拳銃と包丁を取り出した。『七人目』と『八人目』が恐怖の表情のまま、固まる。
俺は二人に近づいていき、手足を固定していたタイラップを切った。
『七人目』、いや、父は、恐怖を堪えるように唇を噛み締めていた。
『八人目』である妹の葵はしゃくりあげながら、ぶるぶると震えている。
二人の拘束を解き、目の前に戻ってきた俺は拳銃を構えながら命令する。
「今すぐに最高の愛情表現、つまりお前達二人で性交しろ。神ですら近親相姦しているんだ。何の問題も無い。拒否すれば人質は殺す。やれ」
俺はそう言うと、銃口を向けた。
「............」
「............」
二人とも、口を塞がれている訳でもないのに、一言も話さない。
俺は、銃口を葵に向ける。縮こまっていた体がびくりと震え、心の底から恐怖が滲み出ているような表情を見せた。
「まず君が服を脱いで」
俺は、葵が怯えないよう、できるだけ優しい声で命令した。
しかし、葵はブルブル震えながら、胸を隠すように腕を体の前でクロスさせた。そうすることで、自分の身体を守っているつもりなのだろう。
俺は、ショーを円滑に進めるため、ある提案をする。
「わかりました。服を脱がないならしょうがないですね。貴方の母と兄を殺します」
俺は、ゆっくりと携帯電話をポケットから出すと、耳に当てた。もちろん誰かに電話をかけている訳ではない。
葵が、自分が父から犯される屈辱と、大好きな母と兄の命を、天秤にかける時間を与えているだけだ。
「......分かりました......すぐに脱ぎますから、兄と母は殺さないでください......」
小さな声でそう言うと、よろよろと立ち上がり、震える手でパジャマのボタンを外し始めた。しかし、震える手では上手く外すことはできない。時間をかけて、ゆっくりと五つ全てのボタンを外し終え、静かに床に脱ぎ捨てた。
キャミソール一枚になった上半身には、成長途中の蕾が、布越しに二つ透けて見えた。
俺はまさか、実の妹のストリップショーを見ることになろうとは夢にも思わなかった。この背徳感は癖になりそうだ。もっとも、二回目は存在しないが。
葵は、やはり抵抗があるのだろう。蕾を隠しているキャミソールを脱がずに、ズボンから脱ぎ始めた。左右の足をするりと抜き取り、やはり床に脱ぎ捨てる。
小麦色の日焼けの跡が、パンティーのすぐ下まで侵食している。健康的な足は程好い肉付きで、パンティーの下に隠されている骨盤は、まだ開ききってはいなかった。
葵の動きがここで止まる。理性では脱がなければ、母と兄が殺されてしまう事は分かっているはずだ。
しかし、本能がこれ以上肌を他人に晒すことを、拒否しているようだった。
「あと十秒でキャミソールを脱げ。脱がなければお前の兄は死ぬ」
俺は、助け船を出してやった。これで葵は脱ぐしかない。
決心したようにキャミソールのすそを掴み、一気に脱ぎ捨てた。中から、蕾がこぼれ、初めて人目に触れたかのような、ピンク色の乳首が『ピン』と立っていた。
すると葵は突然泣き出し、しゃがみこんでしまった。
「次はパンティーを脱いでください。また十秒以内ですよ」
俺はカウントダウンを始めた。十、九、八、七、六、五、ここまでカウントした所で、しゃがみこんだまま、器用にパンティーを脱ぎ始めた。
「よく見えません。起立してください」
俺がそう言うと、のろのろと時間をかけ、立ち上がった。しかし、恥丘と乳房は頑なに見せようとせず、左右の手で必死に隠している。
「手は後ろに組んで」
俺がそう言うと、小刻みに震え、目から大粒の涙を流し、ついに手を後ろ手に組んだ。胸の蕾も、恥丘も、身体の全てをさらけ出した瞬間だった。
そして、今だ何者も触れた事の無い恥丘には、一本の毛も生えていなかった。その下にあるクレバスからは、今まさに蛇を迎え入れようと涙を流していた。
そして、涙は股を伝って落ちていく――。
俺はその様子を観察しながら、『七人目』に命令した。
「立って」
その簡単な命令を、父は聞き入れようとしない。その間にも、葵は涙を流し続けていた。
「立て。これが最後のチャンスだ」
俺がそう言うと、観念したように立ち上がった。
――その股間には、必死に外へ出てこようとしている蛇が住んでいた。パンパンに膨れ上がり、巣穴を見つけ、今にも潜り込まんとする蛇がのたうち回っていた――。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
透明の「扉」を開けて
美黎
ライト文芸
先祖が作った家の人形神が改築によりうっかり放置されたままで、気付いた時には家は没落寸前。
ピンチを救うべく普通の中学2年生、依る(ヨル)が不思議な扉の中へ人形神の相方、姫様を探しに旅立つ。
自分の家を救う為に旅立った筈なのに、古の予言に巻き込まれ翻弄されていく依る。旅の相方、家猫の朝(アサ)と不思議な喋る石の付いた腕輪と共に扉を巡り旅をするうちに沢山の人と出会っていく。
知ったからには許せない、しかし価値観が違う世界で、正解などあるのだろうか。
特別な能力なんて、持ってない。持っているのは「強い想い」と「想像力」のみ。
悩みながらも「本当のこと」を探し前に進む、ヨルの恋と冒険、目醒めの成長物語。
この物語を見つけ、読んでくれる全ての人に、愛と感謝を。
ありがとう
今日も矛盾の中で生きる
全ての人々に。
光を。
石達と、自然界に 最大限の感謝を。

まさか転生?
花菱
ファンタジー
気付いたら異世界? しかも身体が?
一体どうなってるの…
あれ?でも……
滑舌かなり悪く、ご都合主義のお話。
初めてなので作者にも今後どうなっていくのか分からない……

二人分働いてたのに、「聖女はもう時代遅れ。これからはヒーラーの時代」と言われてクビにされました。でも、ヒーラーは防御魔法を使えませんよ?
小平ニコ
ファンタジー
「ディーナ。お前には今日で、俺たちのパーティーを抜けてもらう。異論は受け付けない」
勇者ラジアスはそう言い、私をパーティーから追放した。……異論がないわけではなかったが、もうずっと前に僧侶と戦士がパーティーを離脱し、必死になって彼らの抜けた穴を埋めていた私としては、自分から頭を下げてまでパーティーに残りたいとは思わなかった。
ほとんど喧嘩別れのような形で勇者パーティーを脱退した私は、故郷には帰らず、戦闘もこなせる武闘派聖女としての力を活かし、賞金首狩りをして生活費を稼いでいた。
そんなある日のこと。
何気なく見た新聞の一面に、驚くべき記事が載っていた。
『勇者パーティー、またも敗走! 魔王軍四天王の前に、なすすべなし!』
どうやら、私がいなくなった後の勇者パーティーは、うまく機能していないらしい。最新の回復職である『ヒーラー』を仲間に加えるって言ってたから、心配ないと思ってたのに。
……あれ、もしかして『ヒーラー』って、完全に回復に特化した職業で、聖女みたいに、防御の結界を張ることはできないのかしら?
私がその可能性に思い至った頃。
勇者ラジアスもまた、自分の判断が間違っていたことに気がついた。
そして勇者ラジアスは、再び私の前に姿を現したのだった……
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
勇者じゃないと追放された最強職【なんでも屋】は、スキル【DIY】で異世界を無双します
華音 楓
ファンタジー
旧題:re:birth 〜勇者じゃないと追放された最強職【何でも屋】は、異世界でチートスキル【DIY】で無双します~
「役立たずの貴様は、この城から出ていけ!」
国王から殺気を含んだ声で告げられた海人は頷く他なかった。
ある日、異世界に魔王討伐の為に主人公「石立海人」(いしだてかいと)は、勇者として召喚された。
その際に、判明したスキルは、誰にも理解されない【DIY】と【なんでも屋】という隠れ最強職であった。
だが、勇者職を有していなかった主人公は、誰にも理解されることなく勇者ではないという理由で王族を含む全ての城関係者から露骨な侮蔑を受ける事になる。
城に滞在したままでは、命の危険性があった海人は、城から半ば追放される形で王城から追放されることになる。 僅かな金銭で追放された海人は、生活費用を稼ぐ為に冒険者として登録し、生きていくことを余儀なくされた。
この物語は、多くの仲間と出会い、ダンジョンを攻略し、成りあがっていくストーリーである。

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる