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第二章 秘められた悪意
上に立つ者、その器
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「確か、このあたりのはずなんだけど……」
太陽の光が真上から降り注ぐ、午後十二刻。
エフェルローンは城下町を取り囲むように建てられた幕壁を見上げながらそう言った。
眼前に反り立つ分厚い石作りの壁の幕――大陸に誇る、アルカサール王国・最強で最大の城を守る盾。
「いつ見ても荘厳な眺めですよね、この幕壁って……」
ルイーズが感嘆の声を漏らす。
「アルカサールは天然資源の宝庫だ。いつ何時、隣国が攻めてくるか分からない。このぐらいの防備は当然だろうさ。さして驚く事でもないよ」
ルイーズの感動を軽く流すと、エフェルローンは辺りを見渡した。
幕壁の間に挟まれるように立っている側防塔――その辺りに忙しく動く人影が見える。
「あそこか?」
青を基調とした憲兵の制服に身を包んだ者が、ファイルやらバインダーを片手に何かを熱心に調査している。
「なんか、それらしい感じですね。行ってみます?」
ルイーズに促されるまでもなく、エフェルローンはズカズカと彼らのテリトリーに入っていくと、こう言った。
「クェンビー捜査官だ。この捜査の監察責任者は?」
すると、壮年の無精髭の男が頭を掻きながらのろのろとやって来た。
「お呼びですかな、クェンビー伯爵殿?」
人を小馬鹿にしたような物言いと視線に、エフェルローンはやれやれと心の中でため息を吐く。
端から見ると、チビが粋がっているように見えるのだろう。
だが、中身は二十六歳の立派な成年である。
馬鹿にされるような筋合いはない。
エフェルローンは、男の挑発を無視して本題に入る。
「死人が出たと聞いた。現場を確認したいんだけど」
「ああ、そうでしたか。どうぞどうぞ、ご自由に……でも」
そう言うと、鑑識官らしい男はこうのたまった。
「現場、荒らさないで下さいよ。ここは[子供の遊び場]じゃないんですから」
その言葉に、周りの監察官や憲兵が一斉に蔑むような笑みを浮かべる。
そして、微かに聞こえる失笑の声――。
――カチン。
エフェルローンの肩がぴくりと跳ねる。
「おや? 何か気に障りましたかな?」
意地悪く、男はエフェルローンの気持ちを上手く逆撫でしてくる。
「悪いな、今、お前らの相手をしている暇はない。俺は現場が見たいんだ」
そう言って、エフェルローンは白い布が見える側防塔の中に入ろうと足を進める。
だが――。
「おっと、ここは通行禁止だよ、坊や」
「他を当たりな……」
その行く手を、二名の憲兵が遮った。
その顔には、ニヤニヤとえげつない笑みが浮かんでいる。
そんな男たちを、エフェルローンはキッと見上げる。
「お前らさぁ、仕事……する気あるの? ないの?」
鋭い眼光を飛ばすエフェルローン。
男たちとの間に火花が散る。
そのとき。
今まで黙っていたルイーズが、への字に結んだ口を大きく開いてこう言い放った。
「いい大人が[坊や]ごときに、何向きにになってるんですか! 人が一人亡くなっているんですよ? 私怨よりも、事件を解決するほうが先じゃないですか!」
ルイーズの言葉に、憲兵の男の一人――小太りのがたいの良い男はニヤリと笑ってこう言った。
「……言うねぇ、嬢ちゃん。だがな、俺たちにも自尊心ってもんがあるんだ。尊敬できる相手ならまだしも、任務に失敗して落ちぶれた人間に、あれこれ指図されたくないんだよ」
正論とは言え、耳に痛い。
エフェルローンは、心の中で苦笑った。
だが――。
「先輩は……クェンビー伯爵は落ちぶれてなんかいません!」
男たちの無礼な物言いに、ルイーズが声を荒げて反論した。
その顔は、薄っすらと赤く上気している。
「じゃあ聞くが、なんでこいつは今現場にいる? そいつのライバルと目されていたキースリー伯爵は、今や憲兵庁長官様だ。この差を、一体どう説明する?」
「そ、それは……!」
言葉に詰まるルイーズに、背の高い骨太の男は「ほら見ろ」とばかりにこう畳みかける。
「俺が思うに、そいつは人の上に立てる器じゃなかったんだろうよ。考えてもみな。知力・体力・魔力―—どれをとっても平均以下。こんな奴が、数百人っていう部下の命と生活を守れると思うか?」
その言葉に、ルイーズの両目がスッと細められた。
栗色の双眸に、静かな憤りの炎が灯る。
「……上に立つ人の器は人間性です! 技術や能力じぁやりません! それに、伯爵の検挙率は九割弱。同じ憲兵職でこれだけの検挙率を誇る人が他にいますか? 失礼にも程があります。伯爵に謝ってください!」
憤怒の形相で一歩前に踏み出したルイーズを、背の高い骨太の男は鼻で笑い飛ばすとこう言った。
「謝る? そんな必要ないだろう。力がなきゃ、守るものも守れやしない。それがこの世界の現実だ。それとも、そこの小さい伯爵様は守り切れるとでもいうのかい? 数百人っていう部下の生活と命を、あんたが言う人間性とやらでさ!」
そう言うと、男はルイーズの片腕を掴んでそれを後ろに捻り上げる。
そして、ルイーズの首に腕を回し、ルイーズを後ろ手に押さえ込んだ。
「はっ、放しなさい! 公務執行妨害で捕獲しますよ……!」
身をよじりながら、そう言って男を睨みつけるルイーズ。
「…………」
その光景を鋭く見据えるエフェルローンに、小太りのがたいの良い男はせせら笑いながらこう言った。
「ほら、よく見ろ! お前は自分の部下一人すら守れやしない、出来損ないの憲兵なんだよ!」
そう言って、嘲り笑う男たち。
その言葉を無言で聞いていたエフェルローンは、男たちを下から睨み上げると、子供にしては低めの、凄みを利かせた声音でこう言った。
「……公務執行妨害だ。覚悟はいいな?」
エフェルローンはそう言うと、蜂蜜色の前髪の間から覗く灰青色の瞳に静かな怒りを湛えながら、両手の指をバキバキと鳴らすのであった。
太陽の光が真上から降り注ぐ、午後十二刻。
エフェルローンは城下町を取り囲むように建てられた幕壁を見上げながらそう言った。
眼前に反り立つ分厚い石作りの壁の幕――大陸に誇る、アルカサール王国・最強で最大の城を守る盾。
「いつ見ても荘厳な眺めですよね、この幕壁って……」
ルイーズが感嘆の声を漏らす。
「アルカサールは天然資源の宝庫だ。いつ何時、隣国が攻めてくるか分からない。このぐらいの防備は当然だろうさ。さして驚く事でもないよ」
ルイーズの感動を軽く流すと、エフェルローンは辺りを見渡した。
幕壁の間に挟まれるように立っている側防塔――その辺りに忙しく動く人影が見える。
「あそこか?」
青を基調とした憲兵の制服に身を包んだ者が、ファイルやらバインダーを片手に何かを熱心に調査している。
「なんか、それらしい感じですね。行ってみます?」
ルイーズに促されるまでもなく、エフェルローンはズカズカと彼らのテリトリーに入っていくと、こう言った。
「クェンビー捜査官だ。この捜査の監察責任者は?」
すると、壮年の無精髭の男が頭を掻きながらのろのろとやって来た。
「お呼びですかな、クェンビー伯爵殿?」
人を小馬鹿にしたような物言いと視線に、エフェルローンはやれやれと心の中でため息を吐く。
端から見ると、チビが粋がっているように見えるのだろう。
だが、中身は二十六歳の立派な成年である。
馬鹿にされるような筋合いはない。
エフェルローンは、男の挑発を無視して本題に入る。
「死人が出たと聞いた。現場を確認したいんだけど」
「ああ、そうでしたか。どうぞどうぞ、ご自由に……でも」
そう言うと、鑑識官らしい男はこうのたまった。
「現場、荒らさないで下さいよ。ここは[子供の遊び場]じゃないんですから」
その言葉に、周りの監察官や憲兵が一斉に蔑むような笑みを浮かべる。
そして、微かに聞こえる失笑の声――。
――カチン。
エフェルローンの肩がぴくりと跳ねる。
「おや? 何か気に障りましたかな?」
意地悪く、男はエフェルローンの気持ちを上手く逆撫でしてくる。
「悪いな、今、お前らの相手をしている暇はない。俺は現場が見たいんだ」
そう言って、エフェルローンは白い布が見える側防塔の中に入ろうと足を進める。
だが――。
「おっと、ここは通行禁止だよ、坊や」
「他を当たりな……」
その行く手を、二名の憲兵が遮った。
その顔には、ニヤニヤとえげつない笑みが浮かんでいる。
そんな男たちを、エフェルローンはキッと見上げる。
「お前らさぁ、仕事……する気あるの? ないの?」
鋭い眼光を飛ばすエフェルローン。
男たちとの間に火花が散る。
そのとき。
今まで黙っていたルイーズが、への字に結んだ口を大きく開いてこう言い放った。
「いい大人が[坊や]ごときに、何向きにになってるんですか! 人が一人亡くなっているんですよ? 私怨よりも、事件を解決するほうが先じゃないですか!」
ルイーズの言葉に、憲兵の男の一人――小太りのがたいの良い男はニヤリと笑ってこう言った。
「……言うねぇ、嬢ちゃん。だがな、俺たちにも自尊心ってもんがあるんだ。尊敬できる相手ならまだしも、任務に失敗して落ちぶれた人間に、あれこれ指図されたくないんだよ」
正論とは言え、耳に痛い。
エフェルローンは、心の中で苦笑った。
だが――。
「先輩は……クェンビー伯爵は落ちぶれてなんかいません!」
男たちの無礼な物言いに、ルイーズが声を荒げて反論した。
その顔は、薄っすらと赤く上気している。
「じゃあ聞くが、なんでこいつは今現場にいる? そいつのライバルと目されていたキースリー伯爵は、今や憲兵庁長官様だ。この差を、一体どう説明する?」
「そ、それは……!」
言葉に詰まるルイーズに、背の高い骨太の男は「ほら見ろ」とばかりにこう畳みかける。
「俺が思うに、そいつは人の上に立てる器じゃなかったんだろうよ。考えてもみな。知力・体力・魔力―—どれをとっても平均以下。こんな奴が、数百人っていう部下の命と生活を守れると思うか?」
その言葉に、ルイーズの両目がスッと細められた。
栗色の双眸に、静かな憤りの炎が灯る。
「……上に立つ人の器は人間性です! 技術や能力じぁやりません! それに、伯爵の検挙率は九割弱。同じ憲兵職でこれだけの検挙率を誇る人が他にいますか? 失礼にも程があります。伯爵に謝ってください!」
憤怒の形相で一歩前に踏み出したルイーズを、背の高い骨太の男は鼻で笑い飛ばすとこう言った。
「謝る? そんな必要ないだろう。力がなきゃ、守るものも守れやしない。それがこの世界の現実だ。それとも、そこの小さい伯爵様は守り切れるとでもいうのかい? 数百人っていう部下の生活と命を、あんたが言う人間性とやらでさ!」
そう言うと、男はルイーズの片腕を掴んでそれを後ろに捻り上げる。
そして、ルイーズの首に腕を回し、ルイーズを後ろ手に押さえ込んだ。
「はっ、放しなさい! 公務執行妨害で捕獲しますよ……!」
身をよじりながら、そう言って男を睨みつけるルイーズ。
「…………」
その光景を鋭く見据えるエフェルローンに、小太りのがたいの良い男はせせら笑いながらこう言った。
「ほら、よく見ろ! お前は自分の部下一人すら守れやしない、出来損ないの憲兵なんだよ!」
そう言って、嘲り笑う男たち。
その言葉を無言で聞いていたエフェルローンは、男たちを下から睨み上げると、子供にしては低めの、凄みを利かせた声音でこう言った。
「……公務執行妨害だ。覚悟はいいな?」
エフェルローンはそう言うと、蜂蜜色の前髪の間から覗く灰青色の瞳に静かな怒りを湛えながら、両手の指をバキバキと鳴らすのであった。
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