44 / 176
#44 ゴブリン
しおりを挟む
*月*日
電車の中で前に座っていたJKは左目が腫れていた。それに目の周辺が青黒くなっている。彼氏に殴られたのだろうか。
襟の辺りがスースーする。今の仕事をはじめて一週間が過ぎた。女社長が気に食わないが好きになるように努力しよう。唯一気になるのは社員全員がゲイということくらいかな。まあ、もう慣れたが。バイトもゲイしか雇わないらしい。
気づいたらさっきの目が腫れてたJKのストーカーやってた。ヤバイヤバイ。かなり頭がぼうっとしてる。ゆうべは、体調がよかったので、安いワインを飲み過ぎてしまった。
酒がまだ残ってる。汗がとまらない。なのに襟の辺りだけさっきからスースーする。しかし、青タンできるほど女子の顔を殴るなんて許せない下衆野郎だ。あの子の顔に傷をつけたやつの顔面にメリケンサックをねじるようにして、お見舞いしたい。
メリケンサックの拳を食らい、血しぶきをあげてぶっ倒れる様を想像しながら、何気なく見たコーヒー専門店のウインドウに写り込む自分の姿に驚愕した。
右肩の上に緑っぽい顔したゴブリンみたいなやつが座っていて、俺の襟足あたりにフーフーと息を吹きつけていた。
電車の中で前に座っていたJKは左目が腫れていた。それに目の周辺が青黒くなっている。彼氏に殴られたのだろうか。
襟の辺りがスースーする。今の仕事をはじめて一週間が過ぎた。女社長が気に食わないが好きになるように努力しよう。唯一気になるのは社員全員がゲイということくらいかな。まあ、もう慣れたが。バイトもゲイしか雇わないらしい。
気づいたらさっきの目が腫れてたJKのストーカーやってた。ヤバイヤバイ。かなり頭がぼうっとしてる。ゆうべは、体調がよかったので、安いワインを飲み過ぎてしまった。
酒がまだ残ってる。汗がとまらない。なのに襟の辺りだけさっきからスースーする。しかし、青タンできるほど女子の顔を殴るなんて許せない下衆野郎だ。あの子の顔に傷をつけたやつの顔面にメリケンサックをねじるようにして、お見舞いしたい。
メリケンサックの拳を食らい、血しぶきをあげてぶっ倒れる様を想像しながら、何気なく見たコーヒー専門店のウインドウに写り込む自分の姿に驚愕した。
右肩の上に緑っぽい顔したゴブリンみたいなやつが座っていて、俺の襟足あたりにフーフーと息を吹きつけていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる