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ナルミ
ルシフェル 3
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「あの、ものすごく素朴な疑問なんですが、なぜまたぼくなのでしょうか」
「はい。誰もがそうお考えになるようですね」
「誰もが? じゃあ、贖罪するのはぼくだけじゃないんですか?」
「そりゃそうですよ。あなたおひとりで、とても贖いきれるものではありません」
「でも、尊い命の重さは、地球よりも重い、というじゃありませんか」
「それは、たとえの話です。比喩ですね。仮に、人類とあなたひとりを秤にかけたら、人類の方が大切に決まってるじゃないですか。あなたを人柱に立てたなら、人類が救われるとなれば、みんな喜んであなたを見捨てることでしょう」
「そんなもんですか?」
「そんなもんですよ」
「じゃ、もうひとつお聞きしたいのですが、ほんとうにぼくの死が、人類の贖罪となるんでしょうか?」
「はい。それはもう、絶対に贖罪となることでしょう。……たぶん、ですが」
「ええ? いま、最後にたぶんて小さな声でいいませんでした?」
「いえ、いえ。とんでもありません。これほど確実な話もそうありません」
「ほんとうですか?」
「ほんとうです」
「じゃあ、もう一度お聞きします。ほんとうにぼくの死が、人類を救うのですね?」
「はい。わたくしが、お約束いたします。あなたさまの尊い死は、全人類の罪を贖い、全人類を救います。……たぶん」
ナルミは、半分切れかけていった。
「ふざけんな、絶対にいやだ!」
すると、彼の表情は豹変し、服装も黒い燕尾服に黒いマントを纏った紳士となって、ふわりと宙に浮いた。
「そうかい、じゃあ仕方ない、きみの大切な人を人身御供としていただくよ」
言うが早いか彼は、ユカをマントの中につつみこむようにして、つつつーっと氷上を滑るようにいってしまう。
それをナルミは、走って追った。が、なぜか身体が前に進まない。いくら走っても周りの景色が変わらないと思ったら、足踏みしている状態で、走っているのだった。
なんだこれ、とナルミは思わず笑いそうになったが、走るのをやめようと思っても、今度は、やめられない。手足が痙攣したように勝手に動いてしまうのだ。
やがて、やっと発作のようなそれが止まると、今度は幻が見えはじめた。それは、ナルミの記憶だった。
膨大な過去が塊となって激流のようにナルミにぶつかってくる。ナルミの幼い時の思い出から、現在までがはじめはゆっくりとだが、じょじょに速度を増してゆき、もう最後には、なにがなにやらわからないほどの光の洪水となって、咆哮しながら、洞窟内をかけめぐった。
それらが消え去ると次に、ふっと女性が現われた。いや、女性ではない。つかつかとナルミの方へと歩みよってくる。
それは、以前ナルミがスマホの修理の仕事をしている時に同じ部署で働いていた恭二だった。彼はナルミがいちばん意識していた中性的な人物だった。
映像ではない。本物だ。いや、ほんものに限りなく近い。その恭二が、ナルミの目の前に、はにかむようにして立っている。
ナルミはそれまで女性と男性どちらにも惹かれると思っていたが、相手の性を特別に意識してはいないということが、恭二を好きになってわかった。バイではなくパンセクシュアルなのだと。
なんでまた、こんな場所に恭二が……なんてつまらないことはいい。大切なのは、いまここに、大好きな恭二が現前しているということだ、なんてことじゃなく。
どうせ幻なんだから、少しだけ、ほんの少しだけキスするくらいなら、いいだろう。ユカ、そのくらいは、大目に見てくれよ。
おれだって、聖人君子じゃないんだ、生身のヒトなんだから。それに、TVでもやってた、キスは浮気の内には入らないって。
そんないい訳を自分にしながら、ナルミは、一歩前に踏み出した。
そして恭二の、きつく抱けば容易に手折れてしまいそうなスレンダーな肢体を、腕のなかに確かに捕らえた。
そのしなやかな優美さは、まるで小鹿のようだ。そういえば、映画『ディアハンター』は、素晴らしかったと、ナルミはちらりと思う。
ナルミは、ゆっくりと唇を恭二の唇に、触れさせた。ほんとうに微妙な、なにやらくすぐったい感じのキス。
それから、唇で、恭二の唇の柔らかさを確かめた。そして、舌先を挿し入れ、歯の扉をこじあけて舌と舌を絡ませる。
あるいは、互いに強く吸いつくように舌を吸いあったあと、恭二の舌の上に舌をぴたりと重ね合わせたり、唾液を交換しあったり、獣のように、互いをむさぼりあった。
当然のごとくナルミのものは、痛いほどに勃起していた。が、ナルミは一線を超えるつもりはなかった。
これだけディープキスをしておきながら、一線を超えるもなにもないけれど、やはり、これ以上はもう無理だとナルミは、思った。
が、しかし。
恭二がそれを許してはくれないのだった。恭二の白魚のような可憐な指が、ナルミの股間にのび、固く太くなったものを、鷲掴みにして放さない。
ユカ、ごめん。でもこれは不可抗力なんだと、ナルミは、こころのなかでユカに言い訳をする。
恭二は、攻める手を止めない。チャックを下ろして、求めるものを引きずりだすや、ちろちろと、赤い舌先で、舐めはじめた。やがて、すっぽりと口腔に含み、頭を前後させる。
そしてナルミは、恭二を四つん這いにして、後ろから刺し貫いていった。すると、恭二は、突かれるたびに身体ごと揺すられながら、啜り泣きはじめるのだった。
ナルミは、驚いてしまう。「どうしたの?」
「うれしいの。やっとナルミさんとひとつになれたから」
そういって、恭二は、嗚咽しながら泣くのだった。
そして恭二は、お尻を突き出した格好のまま、首だけ物理的にありえないほど捻って、ナルミを見遣ると、れいのオーディオテープが伸び切ってしまったような無気味な低い声音でこういった。
「もう、ナルミくんてばぁ、スケベなんだからぁ」
そして、よく見ればナルミと繋がっているのは、みすぼらしい痩せ馬で、顔だけが恭二なのだった。杜子春かよ、とナルミは、泣きたくなった。
わかっていた。恭二でないことは、はなからナルミにはわかっていたのだ。でも、やめられなかった。
やがて痩せ馬の恭二は消えてしまう。そしてナルミは気づくと、また全速力で足踏みしているのだった。
それも、あろうことか、四文字禁句を叫ぶように連呼しながら、全速力で足踏みしているのだった。
それは、なかなか鬼気迫るものがあり、ナルミは自分でも、もうすぐ発狂するなということが、わかった。
どうせ死ぬのなら、狂い死にするよりも、役に立った方がいいにきまってる。ナルミは、四文字禁句を連呼したい衝動にかられながらも、やっとこう叫んだ。
「わかった…から、これを止め…てくれー!」
すると、声なき声がナルミの脳に直接聞こえてくる。
「ほんとうに、手間がかかる餓鬼だ。早くそういえばいいものを。なにも、おまえのつまらん虫けらのような命など、要らないのだよ。ただな、おまえの魂がほしいのだ。
だが、ただくれとはいわん。おまえはこれから、ほんとうの自由を得るのだ。永遠の命がほしくはないか?
金にも女にもなにものにも不自由はしない。ほら、これにサインしろ。それで、おまえは、すべてから解放される。いまこそ、自由の翼をおまえにさずけようぞ」
「はい。誰もがそうお考えになるようですね」
「誰もが? じゃあ、贖罪するのはぼくだけじゃないんですか?」
「そりゃそうですよ。あなたおひとりで、とても贖いきれるものではありません」
「でも、尊い命の重さは、地球よりも重い、というじゃありませんか」
「それは、たとえの話です。比喩ですね。仮に、人類とあなたひとりを秤にかけたら、人類の方が大切に決まってるじゃないですか。あなたを人柱に立てたなら、人類が救われるとなれば、みんな喜んであなたを見捨てることでしょう」
「そんなもんですか?」
「そんなもんですよ」
「じゃ、もうひとつお聞きしたいのですが、ほんとうにぼくの死が、人類の贖罪となるんでしょうか?」
「はい。それはもう、絶対に贖罪となることでしょう。……たぶん、ですが」
「ええ? いま、最後にたぶんて小さな声でいいませんでした?」
「いえ、いえ。とんでもありません。これほど確実な話もそうありません」
「ほんとうですか?」
「ほんとうです」
「じゃあ、もう一度お聞きします。ほんとうにぼくの死が、人類を救うのですね?」
「はい。わたくしが、お約束いたします。あなたさまの尊い死は、全人類の罪を贖い、全人類を救います。……たぶん」
ナルミは、半分切れかけていった。
「ふざけんな、絶対にいやだ!」
すると、彼の表情は豹変し、服装も黒い燕尾服に黒いマントを纏った紳士となって、ふわりと宙に浮いた。
「そうかい、じゃあ仕方ない、きみの大切な人を人身御供としていただくよ」
言うが早いか彼は、ユカをマントの中につつみこむようにして、つつつーっと氷上を滑るようにいってしまう。
それをナルミは、走って追った。が、なぜか身体が前に進まない。いくら走っても周りの景色が変わらないと思ったら、足踏みしている状態で、走っているのだった。
なんだこれ、とナルミは思わず笑いそうになったが、走るのをやめようと思っても、今度は、やめられない。手足が痙攣したように勝手に動いてしまうのだ。
やがて、やっと発作のようなそれが止まると、今度は幻が見えはじめた。それは、ナルミの記憶だった。
膨大な過去が塊となって激流のようにナルミにぶつかってくる。ナルミの幼い時の思い出から、現在までがはじめはゆっくりとだが、じょじょに速度を増してゆき、もう最後には、なにがなにやらわからないほどの光の洪水となって、咆哮しながら、洞窟内をかけめぐった。
それらが消え去ると次に、ふっと女性が現われた。いや、女性ではない。つかつかとナルミの方へと歩みよってくる。
それは、以前ナルミがスマホの修理の仕事をしている時に同じ部署で働いていた恭二だった。彼はナルミがいちばん意識していた中性的な人物だった。
映像ではない。本物だ。いや、ほんものに限りなく近い。その恭二が、ナルミの目の前に、はにかむようにして立っている。
ナルミはそれまで女性と男性どちらにも惹かれると思っていたが、相手の性を特別に意識してはいないということが、恭二を好きになってわかった。バイではなくパンセクシュアルなのだと。
なんでまた、こんな場所に恭二が……なんてつまらないことはいい。大切なのは、いまここに、大好きな恭二が現前しているということだ、なんてことじゃなく。
どうせ幻なんだから、少しだけ、ほんの少しだけキスするくらいなら、いいだろう。ユカ、そのくらいは、大目に見てくれよ。
おれだって、聖人君子じゃないんだ、生身のヒトなんだから。それに、TVでもやってた、キスは浮気の内には入らないって。
そんないい訳を自分にしながら、ナルミは、一歩前に踏み出した。
そして恭二の、きつく抱けば容易に手折れてしまいそうなスレンダーな肢体を、腕のなかに確かに捕らえた。
そのしなやかな優美さは、まるで小鹿のようだ。そういえば、映画『ディアハンター』は、素晴らしかったと、ナルミはちらりと思う。
ナルミは、ゆっくりと唇を恭二の唇に、触れさせた。ほんとうに微妙な、なにやらくすぐったい感じのキス。
それから、唇で、恭二の唇の柔らかさを確かめた。そして、舌先を挿し入れ、歯の扉をこじあけて舌と舌を絡ませる。
あるいは、互いに強く吸いつくように舌を吸いあったあと、恭二の舌の上に舌をぴたりと重ね合わせたり、唾液を交換しあったり、獣のように、互いをむさぼりあった。
当然のごとくナルミのものは、痛いほどに勃起していた。が、ナルミは一線を超えるつもりはなかった。
これだけディープキスをしておきながら、一線を超えるもなにもないけれど、やはり、これ以上はもう無理だとナルミは、思った。
が、しかし。
恭二がそれを許してはくれないのだった。恭二の白魚のような可憐な指が、ナルミの股間にのび、固く太くなったものを、鷲掴みにして放さない。
ユカ、ごめん。でもこれは不可抗力なんだと、ナルミは、こころのなかでユカに言い訳をする。
恭二は、攻める手を止めない。チャックを下ろして、求めるものを引きずりだすや、ちろちろと、赤い舌先で、舐めはじめた。やがて、すっぽりと口腔に含み、頭を前後させる。
そしてナルミは、恭二を四つん這いにして、後ろから刺し貫いていった。すると、恭二は、突かれるたびに身体ごと揺すられながら、啜り泣きはじめるのだった。
ナルミは、驚いてしまう。「どうしたの?」
「うれしいの。やっとナルミさんとひとつになれたから」
そういって、恭二は、嗚咽しながら泣くのだった。
そして恭二は、お尻を突き出した格好のまま、首だけ物理的にありえないほど捻って、ナルミを見遣ると、れいのオーディオテープが伸び切ってしまったような無気味な低い声音でこういった。
「もう、ナルミくんてばぁ、スケベなんだからぁ」
そして、よく見ればナルミと繋がっているのは、みすぼらしい痩せ馬で、顔だけが恭二なのだった。杜子春かよ、とナルミは、泣きたくなった。
わかっていた。恭二でないことは、はなからナルミにはわかっていたのだ。でも、やめられなかった。
やがて痩せ馬の恭二は消えてしまう。そしてナルミは気づくと、また全速力で足踏みしているのだった。
それも、あろうことか、四文字禁句を叫ぶように連呼しながら、全速力で足踏みしているのだった。
それは、なかなか鬼気迫るものがあり、ナルミは自分でも、もうすぐ発狂するなということが、わかった。
どうせ死ぬのなら、狂い死にするよりも、役に立った方がいいにきまってる。ナルミは、四文字禁句を連呼したい衝動にかられながらも、やっとこう叫んだ。
「わかった…から、これを止め…てくれー!」
すると、声なき声がナルミの脳に直接聞こえてくる。
「ほんとうに、手間がかかる餓鬼だ。早くそういえばいいものを。なにも、おまえのつまらん虫けらのような命など、要らないのだよ。ただな、おまえの魂がほしいのだ。
だが、ただくれとはいわん。おまえはこれから、ほんとうの自由を得るのだ。永遠の命がほしくはないか?
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