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北の地にて
大事な説明が足りないと…
しおりを挟むワイナール皇国歴286年、8の月
「「ロベルト様!」」
「うわっ⁉︎どうしたリズ⁉︎ミアも⁉︎」
“このような往来でロウ様の名を出すのは如何なものかと!”
“そうです!ロウ様は次代コロージュン公爵、迂闊に名を言っては如何なる事があるかもわかりません!”
リズとミアが、ロベルトをチッキーの視線から隠すように立ちはだかり、小声で必死に訴える
それはもう目がマジだ、常に無い事に額に汗まで浮かんでいる
「お⁉︎な⁉︎え?何が⁉︎」
そしてポロは
「ダメだ!あちらの御方は辺境伯様だ!近寄ってはならない‼︎
よく知らない者が気軽に近寄っていい御方では無いんだ!
騎士様方!辺境伯様との間に壁を‼︎」
スルリと動き出したチッキーを必死に止めようとするも、小柄で俊敏なウサギ獣人の子を捕まえる事が出来ない
そして10人ぐらいの警護騎士達は子供達を囲んでいたというのもあるが、ポロが言っている事が理解出来なくて戸惑っている
それもそうだ、ロベルトが街中を歩くなど滅多に無い事だが
コウトーに住まう者達との間に警護のヒト壁など命じた事は無いし
知らずに挨拶や会話してくる者達とも気さくに対応する人柄だ
ロベルト本人が命じるならばまだしも、知人のポロが言っても動けない
いや、リズやミア、フワック達が言えば従ったかもしれないが
リズとミアはロベルトに注意していてチッキーに背を向け
フワック達は、そもそもチッキーを知らない
チッキーにとって好条件が揃ってしまい、リズとミアには悪条件が揃ってしまった
そして、チッキーは
「ねえ?ロウ君を知ってるの?」
「「「「「え?だれ?」」」」」
子供達に紛れ込んだ
「ロウ君の友達だよ?アタシはチッキーって言うの」
「へー⁉︎ロウの友達なんだ!」
「そうなんだね?」
「チッキーはワラシとも友達なのか?」
「そうだよ!ワラシも友達だよ‼︎」
ワラシの名を聞いた途端にチッキーが満面の笑みを浮かべる
「アタシね?だいぶロウ君と会ってないの、ロウ君のお話を教えて?」
「「「「「うん!いいよ‼︎」」」」」
てっきりチッキーがロベルトの元へ向かうと思っていたポロが頭を抱えて宙空を仰ぐ
「やられた…まさか子供達の中に入るとは……
ロベルト様に向かうと思っていたから、動きを予測出来なかった…」
「どうする?ポロさん?」
「不味いよポロさん、リズさんとミアさんの横顔を見てみなよ」
「あゝ……」
そして、困惑するロベルトの前で子供達の輪の中で話すチッキーを見るリズとミアは苦虫を噛み潰したような顔をしていた
「その……リズ?ミア?何なのかね?何が起こってるんだい?」
「さてと…ちょっと兵隊さんの役職は分からなかったから
平兵士さんっぽいヒトから適当に選んだんだけどね?
今回、ウリシュクの集落への徴税ってガードナー北辺境伯の直接指示?」
「それは…俺には解らない」
「兵隊長は知っているかもしれないが、俺たちは隊長からの命令で動くから」
「あー、まぁそうか…じゃあ、命令指示書なんかを見た事は?」
「「無い」」
「1度も無い?チラリとも?」
「1度も無い」
「あったとしたら、見たのは隊長だけではないだろうか?」
「ふ~ん?どのヒトが兵隊長なの?」
2人が指差す先には1人だけ鉄鎧にマントが付いている者が座り込んでいる
その隊長の前までロウが行くと
「ねえ?隊長さん?正直な反応を期待するんだけど…」
ロウが光剣の刃を出して兵の槍を1本持つと、“チィン”と槍の穂先を軽く斜めに切り落とした
「まぁ、俺にはこんな武器もあるんだよね?
いくら重装のガードナー家の兵とはいえ、その装甲は俺にとっては紙細工も同然だから鎧ごと細切れに出来るよ?
だから、無駄死にしたくなかったら正直に反応してね?」
隊長がブンブン頷き、他の兵は〈頼むぜ、隊長!〉的な視線を送る
「貴方は命令書は見た?」
隊長がブンブンと首を振る
「ガードナー辺境伯か、上の立場のヒトから直接命じられた?」
隊長が少し首を傾げたが、首を振った
「うん、なるほどね?
首を傾げたのは、徴税官が上の立場か疑問だったんでしょ?」
隊長が頷いた
「大丈夫、徴税官の役職は下のはずだよ?
どの領でもそうだと思うんだけど、税を徴収する務めの者に高い地位をあげると
不正でもされたら領が乱れてしまって収拾がつかなくなってしまうからね
まぁ、だから無理に実績を上げて出世し易い他部署への足掛かりにしようと蠢いてしまうんだけどねぇ…
とは言え、兵と徴税官は部署が違うのに命令書も無いってのは変でしょ?
何らかの取引でもしてるのかな?」
隊長が微妙に頷いた
「1つ言っておくけど…今から俺たちが北辺境領府に行って訴え出たら
たぶん貴方達全員が処罰対象になるよ?
どの領であっても税に関しては厳しいと思う
牢に拘留されるだけなら御の字、普通に犯罪奴隷落ちからの活き餌?になると思う
じゃないと領民に示しがつかないからね?
軽い処罰じゃ領内争乱を芽吹かせるのは、領主なら重々承知しているはずだしね」
徴税官と兵の全員が青褪めた
「な、なにか処罰対象にならない方策はあるだろうか…」
「我等が助かる道は…」
「ん?まぁ、俺たちの証言次第じゃないかな?
協力してくれるなら悪いようにはしないよ?
まぁ徴税官達は助けるのは無理だし、そんな義理も無いけどね?」
「「する!協力するよ‼︎」」
縛られた兵全員がブンブン頷いていた
「ポロさんよ、彼の方が辺境伯様なのかい?」
「え?あ、あゝ…そうだよ、ロベルト・コロージュン辺境伯様だよ」
「「「おお…」」」
「彼の方が俺たちの領主様なんだな」
「彼の方が米を買ってくださってるのか」
「なんだろう…どことなくロウに似てる…」
『そりゃあ叔父甥の間柄なんだ似てるだろうさ…しかし、どうするか……』
「辺境伯様!」
「ん?誰かな?」
「初めて御目にかかります、少し北に行った村から出てきたヘルクと申します
辺境伯様には毎年 米を買って頂き、村の皆も感謝しております
村の皆に代わり御礼申し上げます」
「うん、辺境伯様には感謝しておりますや」
「米が無ければ貧村だったでしょう」
ウッスイ達が一斉に頭を下げた
「おお!少し北と言う事は始祖の墓近くの村かね?
いやいや、私達も米作りしてもらって助かっているよ
米は私達にとって特別な食べ物だからね
それで今日はどうしたのかね?
時期的に米では無いだろう?農産物の行商かね?」
「「「はい」」」
「農産物ではありませんが、行商でコウトーまでやって参りました」
「ほう?何か農産物以外にも産物が採れる村なのかね?
だったら、米が無くとも潤っているんじゃないのかい?」
「はい。最近なのですが、ロウっていう子が花の種から油が作れる方法を教えてくれまして
その油を持ってきたのです」
「ほう⁉︎油かね!だからポロと話していたんだね?
ん?え?ロウって子?」
「お父ちゃん!このヒトが知ってるロウって、あのロウ君だよ‼︎」
「「「なに⁉︎」」」
「この子たちが教えてくれたの!
ロウ君とワラシちゃんとコマちゃんとヴァイパーがいたんだって‼︎」
「「「本当か⁉︎チッキー⁉︎」」」
「うん!この子たちを助けたんだって‼︎」
「…っかー!あんにゃろう、相変わらずヒト助けしてやがる」
「くくく…だなぁ?」
「たく…呆れるぐらいに凄い子供だな」
ウッスイ達、3獣人が懐かし気に目を細める
それを見ながらリズ、ミア、ポロが頭を抱えている
「え~っと?その…君達はロウ君を知っているのかね?」
「はい、知っています」
「村の恩人なんですよ」
「俺の娘の命の恩人でもあるんでさ」
ウッスイがチッキーを指差す
「ほう⁉︎そうなのか⁉︎村の恩人に…命の恩人かぁ」
ロベルトがウッスイ達とチッキーを交互に見やり
「まぁ、ロウ君の為した事に今更驚きはしないが少し話を聞かせてもらいたいね
如何かな?君達も私の屋敷に来ないかね?
まぁ、君達に急な用事が無ければ。なんだがね?」
「は、それは構いません」
「うん、後はポロさんらに頼むだけだしな」
「確かに急な用事ってのは無いな」
「お!そうなのかね?では丁度いいじゃないか、ポロの執務室は私の屋敷にあるんだし
ゆっくりと打ち合わせも出来るじゃないか
それに、まだ商談していたのなら油は売っていないんだろう?
ならば、今回持ってきている油は私が高値で買い取ってあげよう
物が良くて、屋敷の者達が気に入れば私が御墨付きも出してあげるよ
辺境伯の名は役に立つと思うよ?」
ロベルトがウィンクする
「は、それは有り難い話です」
「うん、有り難いなぁ」
「だけどよ?辺境伯様は何でロウを知ってんだい?」
ウッスイが当然の疑問を口にする
「ん?ロウ君かい?それは知っているさ、彼は私の兄の長男だからね
簡単に言えば、ロウ君は私の甥だよ」
「「「へ?」」」
「あ、あの、辺境伯様の兄上様とは?」
「え?コロージュン公爵家当主、ロマン・コロージュン公爵だよ?」
「「「エエエェェェェーー⁉︎」」」
「で、では…ロウは…ロウ・コロージュン…様だ…と…」
「え…ちょ……待っ……え⁉︎」
「そ、そんな……高貴な………」
しかし、チッキーはキョトンとしていた
「さてさて、ウリシュクから行くヒトは用意出来たみたいだね?
兵隊さんの帰還の用意は大丈夫かな?」
「我々の問題は全く無い。だがしかし、徴税官殿達の縛は解かずに領府ヌークまで連れ帰るのかね?」
「そうだよ?途中で騒がれても面倒だし、だからって役人を簡単に処分なんか出来ないし
それに、徴税官達をどう処遇するかで貴方達の領主を見極めようと思ってるからね?」
「…そ、その…えっと、ロウと言ったか
そのロウが見極めた上で不満だったらどうなるのだろうか…?」
「決まってるよ、争う事になると思うよ?その規模は予想出来ないけどね?
あゝ、その時は貴方達もガードナー辺境伯側に立てばいいよ
元々はガードナー辺境伯の兵なんだからね?」
「そ、その…いや…争う事になった場合はロウだけ…いやいや…ロウ達だけでヌークの全兵と戦うと…」
「そうだね、そういう事になるよね?
その時は遠慮しなくていいよ?全力で来ればいい」
「その…ロウの自信も相まってなのだが……
我々が全滅する光景しか浮かばない……」
「あゝ、領府ヌークを滅ぼそうとは思っていないから大丈夫
全滅するのは俺に対して敵対してきた者達だけだからね
戦う術が無い者は敵対しようもないでしょ?
まぁ、それはそんな状況になってから考えれば大丈夫なんじゃない?
それよりも、徴税官達が乗ってきた公務馬車にウリシュクの2人は乗って?
徴税官は荷馬車に放り込んでて
黒麦は輜重馬車に載せてもいいけど、間違わないようにしてて
兵の隊列なんかは兵隊長に任せるから、お好きなように
あ、そうそう、ヌークまでの日数はどのくらいかかるの?」
「ヌークまで…順調に進めれば10日ぐらいだろうか…
我々兵は徒士なので、そのぐらいは必要になるかとは思う」
「ふ~ん?途中に街や村や集落は?」
「ある、いくつかの村や集落が点在しているから、兵を率いて補給しながら北辺境領の端までやってこれたんだ
そうでなければ、輜重馬車の台数もかなりな数になっただろう」
「なるほどね?その途中の村や集落からも徴税してきたの?」
「「「「「………」」」」」
兵達全員が無言で頭を振る
「ふ~ん……ひょっとしてなんだけど、その途中の村や集落の住人って人間種?」
「「「「「………」」」」」
兵達全員が無言で頷く
「はあ……まったく…あからさま過ぎて呆れるしか出来ないじゃないか
亜人種が住まない辺境なんて、将来的に立ち行かなくなるってのに
なんで小役人って目先の事ばっかで動くんだ?
役人って、もっと長期的な展望を持って執務しなきゃダメだろうに
どっちにしろ、辺境での亜人排除なんて領主への背任になるな
まともに考える事が出来る領主ならば徴税官達は極刑待った無しなんだけどな…
さて、ガードナー辺境伯の対応はどうかな?」
「その…聞かせてくれないだろうか?」
「ん?なに?」
「その、亜人種が居ない辺境がダメな理由はなんだろうか?」
「ん?そうか?兵は人間種ばっかりだったね?
いい?人間種って色々と万能でさ、我慢すれば大概な場所で生きて生活出来るんだよね
でも、強制されないなら我慢してまで命がけで極限の環境で生活しようとは思わないでしょ?
生きるに易い環境の方が子孫繁栄は容易いんだからね
でも、亜人種には…例えば、彼らウリシュクは、こんな不毛の地に根を張るんだよ
農業出来るほど肥沃じゃない、河は漁をするには厳しい急流、魔獣は出没し易い
貴方達、人間種は追いやられない限りは住もうと思わないでしょ?
快適に過ごせる土地があるんだからね?
でも、彼らにとっては河周りなのに肥沃な地じゃなくても適地なんだよ
エルフ種の樹上生活だって、エルフにとっては適地でも人間種には難しい
辺境って東西南北で全部一緒だと思うけど、人間種の適地が少ない
じゃあ、そんな難しい土地に住んでくれて辺境に利してくれるのは?
そのヒト達がいなくなったら?
人間種の棲息域は激減してしまうと思わない?
彼ら亜人種は人間種が棲息出来なかったりする土地を切り拓いてくれる開拓者なんだよ
貴方達は徴税官と共に、自分たちの首を絞める事をしてたんだよ?
理解出来るかな?
自分たちの子や孫、いわゆる子孫に苦労を強いろうとしてたのさ」
「「「「「……」」」」」
兵達が無言で徴税官達を睨み付けた
「しかし、ロウ?だったか
オマエは全ての理由を語る事が出来るのだな?」
「うむ。オマエは文字を持つ者だろうに何故だ?」
用意を済ませたウリシュクが問い、残るウリシュクも興味深気にロウを見る
「え?簡単だよ?
ヒトってね?頭ごなしに物事を言ったって、納得出来なかったら効率が悪い動きしか出来ないんだ
でも、何かしらのそうする理由、そうしなければならない理由をしっかり説明すれば自分たちで考えて動くようになるから無駄な行為が減って効率が良くなる…物事が成功し易くなる、だね
必ずしも成功するって訳でも無いだろうけど、全員が理解して納得してれば失敗も納得出来るでしょ?」
「ふむ?ふ~む……」
「まぁ、だからこそなんだけど
いくら風習だからって子供達を樽に入れて急流に流すなんて行為には納得出来ないかな?
確かに、様々な土地や種族には危険な風習があるんだろうけど
話を聞くだけなのと、目の前で見るのじゃ違うからね
なんでもこれからって子供達が死ぬかもしれない行為は止めるよ
危険じゃない、違う方法もあるんだからね?
もう、子供達をむざむざと死なせてしまう行為なんて真っ平御免だ…」
ロウは黒き墓標となったアヌビスの神殿を思い出し
「ま、そんな感じ!」
振り払うかのように、口調を変えてあっけらかんと言った
「ふむ…オマエも…いや、ロウもその小さな形りで色々と経験しているのだな」
「うん?そんなでも無いと思うけどな?
まぁそれよりも、そろそろ出発しようか?領府まで10日もかかるならノンビリもしてられないしね
あ、兵の武装は兵隊長に任せるよ
魔獣なんかが出たら俺たちが狩るから心配要らない
重い武具なんか荷馬車に乗せれば行軍速度も上がるんじゃない?」
「「「「「なるほど?」」」」」
「では、お言葉に甘え身軽にならせてもらおうか」
「うん。そうしなよ?
ヴァイパー、警戒をお願いね?」
「ヒヒン!」
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