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staying at Myacon
従魔と暮らすために
しおりを挟むワイナール皇国暦286年、6の月
日本庭園を横切り竹小路を歩くロウ達
「あ、あの、兄様?ここは?」
「ん?魔世の胎内だよ、カミーユ」
「兄様!それは、さっき鏡になった宝石ですか?」
「うん、そうだねロジャー。ほら、あそこだよ」
ロウが指差した先には縁側に三つ指付いて頭を下げる魔世がいた
「ようこそ主人様の別邸へ」
と魔世が顔を上げると
「「「「…⁉︎⁉︎…」」」」
「ほら魔世だよ……え?どうしたの?」
「「「「すごく綺麗…」」」」
「あゝ…魅入られ寸前かな?
妖って、そういう力があるって言い伝えがあるしな
魔世だよ、僕の従魔だね。さっきの宝石」
「「「「マヨ⁉︎従魔⁉︎」」」」
「はい、主人様の1番新参の従魔です」
魔世が、にっこり微笑む
「「「「…………」」」」
「……ズルイ……」
「うん?」
「兄様ばかりズルイです!」
「僕も従魔が欲しいのに!」
「コマちゃんとかワラシちゃんとかマヨ…さん?とかヴァイパーとか!」
「ちゃんと頑張ってるのに…」
「クスクスクスクス…魔世で結構ですよ?
性別はありませんし、まだ生まれて日が経っておりませんから
我は1歳にもなっておりませんよ?
ですから、主人様の弟君や妹君よりも歳は下になります
ワラシ先輩は250歳ぐらいにはなるはずですけれどね」
「「「「ええ⁉︎」」」」
「マヨが0歳…」
「ワラシちゃんが250歳…」
「それでも兄様ばかりズルイ!」
「うん!ズ~ル~イ~!」
「う~ん…そうは言ってもなぁ…
魔世は必要だったからなんだけど、魔世以外はたまたまなんだけどな?
でも、今から鍛錬を見てみてから頑張ってたって僕に見えたら良いモノをあげるよ」
「良いモノって何ですか?」
「それは秘密だよ?
解ってしまったら手を抜くかもしれないし、頑張り過ぎるかもしれない
普段通りでやらないとね?」
「さあさあ、龍王様方、ワラシちゃん、御座りになって…」
「あら⁉︎クローディア様⁉︎椅子はどうしましょう⁉︎」
「まあ⁉︎龍王様方は普通の椅子には御座りいただけませんわ⁉︎」
「んむ?そうだな?尾が邪魔する故な。だがまぁ大丈夫であろう?」
「そうだな。ワラシよ?我らが腰掛けを創ってくれぬか?」
「うん!」
ワラシが水で箱型の塊を創り、アナヴァタプタとタクシャカが座ると
ワラシもロマンの椅子の隣に水箱を創りチョコンと座って“早く早く”とロマンを椅子に座らせる
「まあ⁉︎ワラシちゃんの水は便利ねえ」
「それに、あんなにロマン様に懐いて」
「ウフフ…微笑ましいわね」
「私が何かした覚えは無いのだけどね?」
未だロマンは困惑していた
「まぁ、だけどロウの従魔に懐かれるのは悪い気はしないね
いや、どちらかと言えば嬉しいね
さて、アイリス、メイド達。龍王様方とワラシにお茶と菓子を用意してくれるかい?」
「「「「「はい♪」」」」」
「さて、アナヴァタプタ様、タクシャカ様、お聞きしたい事があるのですが宜しいですか?」
「うん?なんだ、ロウの父よ?」
「我らの事か?」
「はい。あ、私の事はロマンと御呼びください
私の父と弟も名前で呼ばれているのでしょう?」
「ん?お主の父と弟?」
「誰のことだ?」
「え?父はロシナンテ、弟はロベルトです」
「おお⁉︎ロシナンテとロベルトか⁉︎」
「なるほどのう、そういう繋がりであるのか」
「御存知ありませんでしたか?」
「ふむ、我ら龍王に父や母と呼ぶモノは無いのでな」
「うむ、まぁ兄弟として創られた龍王はおるが
あまり、よくは判らぬな」
「やはり、龍王様方は複数いらっしゃるのですね?」
「なんだ?聞きたかったのはそれか?」
「ふむ、山を降りてよく聞くな?」
「はい、龍王様は孤高であり無二の存在として伝わっております
ですから、今回の件でも皇都民には龍王様と気付かれてない可能性があります
それが、良い事なのか悪い事なのかは私には判断出来ませんが
ロウに聞いた話では、龍王様方は皇都の街歩きを御所望だとか?
でしたら、竜人と言い張るほうが都合が宜しいかもしれませんね?」
「ふ~む、成る程のう…辺境でも、その様な感じであるな?」
「うむ、納得出来る様な気がする…
しかし、何故我らは1龍しかいないと思われているのか」
「あゝ、それはやはり《孤高》と《無二》と言う言葉が独り歩きした結果ではないでしょうか?
実際に龍王様方を見たヒト種は限られているのでしょう?」
「…まぁ、そうだな」
「あゝそうか、ヒト種と話すは数千年振りであったな」
「だからでしょう、その歳月があれば充分に伝説や神話になりえます
実際に御会いする機会を得て、私も初めて知りましたから」
「ふむ…人の世では神話などになっているのか…」
「しかし、神話などに残されているのは我ら八龍王のどれであろうか?」
「それなら我ではないか?退屈しのぎに翔ぶ事があったでな?
それに、タクシャカなれば見た者を邪眼で滅しておろう?
ならばタクシャカを見た者はおらぬだろう」
「バカを言うなアナヴァタプタ!
無闇に滅するものか!我は翔ぶが得手ではないから山から出なかっただけだ!」
「ふふん、得手でないだけで山から出なかったヌシが
よくもまぁ、御披露目なぞ楽しみにしていたものだな?」
「あ⁉︎あれは……アナヴァタプタこそ、あの様に派手な事が経験あるか⁉︎無いであろうが!それを楽しみにして何が悪い‼︎」
「ふむ…確かに生まれ出で初めてであったな…それに、なにもタクシャカが悪いとは言っておらぬ
我も楽しかったのだ、ヌシも素直に楽しかったと言えば良かろう?」
「え?あ…うむ……楽しかった…ぞ」
「「「「「ほっ…」」」」」
思わずクローディア達、アイリス、ハンスが吐息をはく
「ふふふ…君達もホッとしたかい?」
「あ、はい…龍王様方が仲違いされては、私どもが至らない様な気がして…」
アイリスが言うと全員が頷く
「??アナヴァタプタとタクシャカは仲良くケンカするんだ!ロウが言ってた!」
「ほうほう!ロウが?それは微笑ましいねワラシ」
「⁉︎ワラシよ…」
「あのな…」
「ウフフ…先ほどは私も御背中に乗せて戴き思ったのですが
本当に息が合われていて、感心致しました」
「そうであったか?」
「ふむ?付き合いが永いせいであろうかな?」
「ふ~ん?バラツキはあるけど安定して維持出来るのは平均20cmってとこかな?
皆んな無理してない?」
「「「「してません!」」」」
「お⁉︎おぉ…そっか、してないか
ん~?だったらマリーは凄いね?30cmは出て安定してる
次はロドニーとロジャーが20cmぐらいで安定か
カミーユは…魔力操作が苦手?
20cmぐらいは出るけど安定はしないね?
気を抜いたら短くなってるみたいだけど」
「はい…すぐに息切れしちゃうんです
アイリスから魔力欠乏が速いって言われたの…」
「ふ~ん……魔力総量自体は皆んな変わらないはずなんだよな?
それに、カミーユより小柄なマリーが1番出て安定してるし……
原因は何だ?ん~」
【ねぇ?思ったんだけど】
『ん?コマちゃんに心当たりがあるん?』
【うん、多分カミーユは睡眠が短いんじゃない?
君に追いつこうとして睡眠時間を削って頑張ってるんじゃないかな?】
『あー、なるほどね?
そうか、俺と違って普通の人の魔力は夜の睡眠中に補充するんだったね』
【夜って言うより月だけどね】
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でも、だったら特にかぁ…子供が睡眠不足なら補充が不充分で燃料切れしてしまうんだな
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「ねぇカミーユ?君って誰よりも遅くに寝て、誰よりも早起きしてない?」
ロウがカミーユを探ぐる様に見ると、カミーユの目があからさまに泳ぐ
「図星かぁ…カミーユの魔力不足は睡眠不足が原因だね」
「えっ…」
「頑張ってるのは偉いことなんだけどね?
子供の内は寝るのも頑張らないといけないんだよ?
ヒト、と言うより《此の世の》生き物はね?寝てる時に魔力って栄養を補充するのが多いんだよ?
普通は起きてる時に行動して魔力消費して、寝てる時に補充するんだね
カミーユはロドニーと双子だから解ると思うけど、良く寝てるロドニーと比べるとカミーユの方が少し小さいよね?」
「でも、それはロドニーは男の子だし?」
「それは間違いだよ?12歳ぐらいまでだったら女の子の方が大きいことが自然なんだよね?
女の子の体は早く大人になろうとする力が強いんだよ」
「ええっ⁉︎そうなのですか⁉︎」
「そう、女の子は成長につれて子供が出来る身体になろうとしていくんだ
まぁ、だからって人間種が12歳ぐらいで子供を産むと危険だと思うけどね?」
「何故ですか?」
「うん、子供を産むって命懸けなんだよ
だから若くて体が丈夫な内が危険は少ないだろうけど
精神が…心が、だね?心が成長して丈夫じゃないと人間として壊れると思うよ
心が壊れるのはね?怖いもんだよ…」
「「「「兄様?」」」」
「あゝいや…まだ君達には早いね
12歳ぐらいになったら母上達に聴いて?
さて、と…カミーユが少し遅れてた理由も頑張ってたからって解ったことだし
皆んな、たった3ヵ月でよく頑張ったね
誰も教えてくれない…教えることが出来ない、か
それを自分達で出来るようになったのは凄いよ
そんな君達に、とっておきの御褒美をあげるね」
「「「「御褒美⁉︎」」」」
皆の目が期待にキラキラ輝く
「そうだよ」
はい、っと手の平サイズの緋金の卵の様な物を渡す
「「わあ!綺麗な玉子!」」
「「玉子?」」
「そう、卵だよ。何の卵か解る?」
全員がプルプルと頭を振る
「これはね?従魔の卵だよ」
「「「「従魔の卵⁉︎」」」」
「そう、従魔。
でもね?まだ、どんな従魔が産まれてくるか決まってない卵なんだよ
だから、これから必ず毎日、毎日だよ?自分が欲しい従魔を願って魔力を流し込んでね」
「どんな従魔でもいいんですか⁉︎鳥とか⁉︎」
「虎とかも⁉︎」
「龍とかでも⁉︎」
「……がいいな」
『何だろう?四神獣が生まれそうな気が…早まったかな…まさかね……
そしてマリーだよ!目が爛々としてる…あの子は何故か計り知れない…
内包魔力も1番強いみたいだし、何と言うか…婆ちゃんの血が1番強く流れてないか?
それに、どうにも闇系魔導士なんかに育ちそうな…ロジャーも、おとなしい性質だし
反面、ロドニーとカミーユは天真爛漫なんだよなぁ…母が違う差なのか…』
「まぁ、生まれてきてほしい従魔は好きに考えれば良いと思うよ?
ただし、すぐには生まれないからね?
卵には、それなりの魔力を毎日毎日流し込まないといけないし
生まれたとしても、定期的に見合った魔力を流し込んで成長させないと
せっかく生まれた従魔が消滅してしまうかもしれない
いわゆる、ちゃんと飼育しなきゃいけないって事だね
今日は面倒臭いから明日にしよう。ってのは通用しないよ?
生き物を育てるってことには、お休みする事は出来ないんだ
頑張れる?無理なら別のモノに変えてもいいけど?
ただ、頑張ったら魔世やワラシやコマちゃんみたいな子が生まれてくるよ」
4人が激しく頷いている
「兄様!この卵でいいです!」
「頑張る!絶対頑張る‼︎夜も一生懸命寝ます!」
「僕も、この卵がいいです!」
「…アタシの魔力で生まれてくる子、違うのはいらない…」
「マリー?目が怖いよ⁉︎
大丈夫だよ⁉︎取り上げたりしないから⁉︎
大事に育ててね?」
「…うん」
「ふふっ…じゃあ、その卵は今から君達のモノだね
そうなると、まずは卵に君達の魔力を覚えさせないといけないね
ここは魔世の胎内だから魔力枯渇の心配は要らないよ
だから、ゆっくりゆっくり優しく卵に魔力を流し込んでみてごらん
優しく魔力で語りかける様に、生まれてほしい従魔を思い浮かべながら
色は?形は?鳴き声は?ヒトの言葉を話す?
しっかりと想像出来るかな?
チカラを入れちゃダメだよ?あくまでも優しく柔らかく
じゃないと凶暴な子が生まれちゃうからね?」
「「「「はい!」」」」
ロドニー、カミーユ、ロジャー、マリーが卵を両手の平で優しく包み、ゆっくりと魔力を注ぎ込み
暫く経つと卵が柔らかに発光し脈動する
「うん、良い感じじゃないかな?
卵は生まれるまで割れないけど…と言うより卵が変化して従魔になるんだけど
大事にしてやってね?」
「「「「はい!絶対に!」」」」
「うん、じゃあ戻ろうか」
「お?お帰りロウ、君の弟達、妹達は頑張っていただろう?」
「はい父上、少し無理してたみたいですけどね」
「まぁ、それは仕方ないよ
大好きな兄に置いて行かれるのは嫌だろうしね?
ねぇ皆んな?」
「「「「はい」」」」
「はははっ……」
「ん?その、手に大事そうに持っているのは何かな?」
「兄様に戴きました♪」
「従魔の卵です♪」
「僕の従魔ができるんです♪」
「すごく楽しみ♪」
「「「従魔⁉︎」」」
「ほう⁉︎従魔が生まれる卵か⁉︎それは凄い⁉︎
で?いつ頃、生まれるのかね?」
「「「「いつ頃?」」」」
4人が一斉にロウを見ると
「え?いや、僕を見ても判らないよ?
君達の御世話次第だし、しっかりと魔力を注ぎ込んで大事にしてたら早く生まれるかもしれないね
今も生まれてくる従魔達は君達を観察しているよ
君達の従魔に相応わしい主人になるように頑張らないと、僕の元に飛んで戻ってきちゃうかもね?」
ロウが言った途端、卵が一斉にプルプルっと震えた
「⁉︎ダメ!大事にします!」
「うんうん!僕は頑張るよ!」
「僕も頑張るからね!」
「りっぱな主人になる!」
それぞれが慌てて自分の卵に必死に話しかけると、ふんわりと脈動した
「へぇ~、またロウからの試練かい?それは頑張らないとね?
でも試練に合格した時の見返りが楽しみな事ばかりだね」
「「「「はい!」」」」
「ロウ?私どもには何かないのですか?」
クローディアが尋ねるとアルモアとエリーも頷き
「ロウ様はロマン様と子供達にばかりでツレないですわ」
「実家の父からも手紙が届いてましたが、素通りしようとしたのですって?
危ないところだったと書いてきておりましたよ?」
「え⁉︎母上……いや…いや母上達は父上からしてもらってくださいよぉ」
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