クッカサーリ騒動記

結城鹿島

文字の大きさ
上 下
12 / 21
4女王、手紙を書く

2

しおりを挟む
クイ・ヴェントは放浪生活を送っているため、当然といえば当然だが、自分の食器は自分で持って歩く。
王宮に元々ある数では足りないのと、個人用の食器を使う習慣のため、王宮で過ごす間に彼らが使う器は、職人たちが仕事の少ない冬の間に新調したものだ。

「王宮の分は子供や女性たちの分ですから、色の明るいものを持ってきましたよ」
「おお綺麗だな。人気出るんじゃないか、これ」

一見膨大な出費だが、新調した皿は気に入ったら買ってもらうことになっている。そしてクイ・ヴェントの多くは収入の厳しい時期に換金する。クッカサーリで作られた食器はどこへ行っても良い値段で売れるし、それは職人たちにとってはこれ以上ない宣伝になる。
だから、職人たちにもクイ・ヴェントの来訪は待ち遠しいものだ。

「おっさんのとこは、どの位泊めるんだっけ?」
「組合の方に五十人、各職人の家にも例年通り知人を迎えます」
「おっさんも嬉しそうだなー」
「そりゃあ、そうですよ。各地の流行なんかを抑えた連中が、やってきてくれるんですからな。それに……うちは二番目が出稼ぎに行ってますし」

商人でも職人でもない、ただの人々も喜んでクイ・ヴェントを迎える大きな理由は、彼らが宿の礼として家族の手紙を運んできてくるからなのだ。大陸中で、傭兵として出稼ぎに出ているクッカサーリの男達の手紙を携えやってくる。多くは、世話になる家や施設に縁のある人間の手紙を持ってくる。
戦いの最中の戦場からだろうと、どれほど遠い場所だろうと、本来の仕事とは関係なしにクイ・ヴェント達は手紙を運んできてくれる。そして、出ていく時にも手紙を運んでくれる。
それが、古くからの約束――クッカサーリとクイ・ヴェントとの盟約だ。
あちこちの情報に通じ、活発な消費活動を起こし、大切な家族の絆を取り持ってくれる。

「まさに春を連れてやってくる鳥の群れって感じだなー」
「そうですねえ。確かに。ヨニ殿もたまには詩的なことを言うんですなあ」
「なんだと、おっさん。陛下にあることないこと吹き込むぞ」
「ヨニ殿……! なんて酷い……!」

ちょっとだけ疎外感のようなものを感じるのは、ヨニには外に手紙を送りたいような相手がいないからかもしれない。

              ●

「陛下、陛下、おれ大きくなったでしょ?」
「そうね、バルシューン、来年にはきっと抜かされてしまうわね」
「へいか! あたしのダンスみて! じょうずになったから!」
「そう、後で見せて頂戴、スヌーヌ」
「陛下! あたしとも遊んでよう」
「ナハラ、ちょっと待って、ドレスは引っ張らないでね」

ティルダは子供たちに囲まれ、嬉しくも困っていた。
大人達の挨拶合戦を一通り終えるまで朝から日暮れまでかかったと思ったら、今度は子供たちの遊んで攻撃だ。
王宮の一階の広間には、賑やかな人の塊がいくつも出来ていた。
クイ・ヴェントの中でも縄張りのような物が多少はあるらしく、盛んに情報交換があちこちで行われている。
先触れがあった四日後、朝霧の中、続々とクイ・ヴェントたちは集まって来た。
多くは徒歩で、老齢者や子供たちはどうやって崖を登ったものか、馬車で訪れた。迎えに来た滞在先の人間と連れ立って大人の男たちが散っていった後、王宮では女性と子供たちを迎え入れ――今に至る。

「へいかっ、お歌うたおうよ!」
「ずるーい。追いかけっこがいい!」
「はいはい、順番にね」

左右から引っ張られ、ティルダが対応に苦慮しているのを視界に捉えながらヨニは悩んでいた。さて、出て行くべきか、どうするか。正直に言えば、こんなふうに大勢が自由にティルダに近づけるような状況は望ましくない。昔よりは慣れたから、口にはしないだけで。
(ほんとは止めて欲しいんだが……)
ティルダがなんの憂いもなく、子供たちと笑いあっているのを見ると小言がしぼんでいく。
皆に振る舞われている果実酒と一緒に、なんともいえない気分を飲みこもうとしたが、

「ヨニ様、子供たちが陛下を独占されているからといって、そうお怒りにならないで下さい」

背後からかけられた声に、ヨニは吹きだした。

「ごほっ。……何言ってんだよ、サクル。……アンタ相変らずだなー」

振り向かなくても分かる。人を食ったような、それでいて穏やかな笑顔をきっと浮かべている。

「二三日のことですから辛抱して下さい。すぐにお返しますよ」

隣に並んだサクルをヨニはじとっと睨んだ。

「……そうかよ」

そういうんじゃないから、とでも言えば、ますます絡まれそうなのでヨニは大人しく話を収めた。クイ・ヴェントの若頭領は人の悪い所がある。見た目通りでは、世渡り出来ないのだろうが。

「サクルも、王宮に泊まってけば? 子供たちと一緒に陛下とまくら投げしたっていいんだぜ」
「今年はアレクシス様のところへお邪魔することになっておりますし、王宮にお邪魔するのは子供だけと決まっておりますから。笑われてしまいます」
「普通に返してきたな……」
「あ、陛下と枕を交わしたことならありますよ」

「ごはっ!」

けほっけほっと再びヨニはむせた。

「ふふ。まだ陛下がよちよち歩きの小さな頃の話ですよ。ヨニ殿、何を考えていらっしゃるんですか」
「あ、あのなあ……」

流石に文句を言おうとしたが、サクルが感慨深く眺めているものを見て、ヨニは口を閉じた。ティルダがクイ・ヴェントの赤ん坊を抱っこしている。サクルが眺めっているのはその光景だった。
眩しいものを見るように、ヨニも目を細める。

「我々クイ・ヴェントはどこへ行っても余所者ですが、幼い頃に、この花の都の王宮に泊まったことがあるというのは心の慰めです。特に男にとっては、子供だからこその特権ですからね。王宮にお世話にならなくなると、大人になったな、と思うのですよ、我々は」
「へえ……そうか」

ヨニはただ、それだけ云って残り少ない果実酒を飲み干した。
先触れの知らせを鳥の鳴き真似でするのは、他所の国の人間に聞かれてもわからないようにだと聞いた。互いに家族のように深く繋がっていても、外に出たら表には出さない。
クイ・ヴェントの巡礼は知られているが、ここまで強固な関係であることは知られていない。そうやって秘めるのは互いのためだが、申し訳なさのようなものも体の底にある。

「……うちにだけじゃなく、あんたらにも良い事があるならいいんだけど」

ヨニの呟きに、サクルは目を丸くした。

「――我々にとって、魂の故郷があるというのは、いつだって支えになっておりますとも。お気遣いどうも、ヨニ様」

             ●

王宮二階の一室、普段は議場として使われている部屋は、一階の広間と違って大人ばかりで静かな夕食が始まっていた。
クッカサーリ側は十六人の議員とティルダとヨニ、クイ・ヴェントからはサクルと長老、それと数人の男たちが食卓についている。
サクルがまず一礼した。

「今年は女を二人、残していくことをお許し下さい」

長老を始め、クイ・ヴェントの男達もゆっくりと一礼する。
「旅に暮らす儂らといえど、肺を悪くしているのと、目がもう利かないのとで、二人は旅を続けられそうにないのです」
「わかったわ」

ティルダは頷いて、隣の席の聖神教会総司教バレンティンへ視線をやった。

「はい。既にお世話しておりますよ」

大っぴらに解放している訳ではないが、教会には傷病者を受け入れる施設がある。
老いた者や病んだ者を受け入れるのも盟約の内だ。

「ありがとうございます陛下」
「いいのよ。で、どうなの? 北の話を聞かせて頂戴」

豆の塩煮をつつきつながら、ティルダは尋ねた。クイ・ヴェントたちは体が重くなるからと、あまり肉類を食べない。日頃から食べろ食べろと、煩く言われるティルダとしては同じメニューは嬉しい。

「北方は相変わらずキナ臭いですなあ。ヤローニャとラズワルディアで小競り合いがしばしば」
クイ・ヴェントの長老が真白い眉を顰めた。サクルが話を引き継ぐ。
「皆の話を纏めますと、どうやら、どうも先にラズワルディアに下ったグリシア公国が後ろで武器を流しているようで」
「それはまた不穏な話しね……。でも、グリシア公国はいい鉱山を持っているものね。独立したいけど、単独では怖いから隣を巻き込もうってことなのかしら。でも、ラズワルディアが大人しく座視しているとも思えないのだけれど」

ヤローニャもグリシア公国もクッカサーリよりは当然大きいものの、ラズワルディアからしたら足元に纏わりつく子犬ぐらいなものだろうに。

「鉱山での採掘を地元のグリシア公国がやっているため、強くも出られないようです」
「ああ……なんだったら力で自分の物にしてもいいけれど、ラズワルディアの人間がわざわざ鉱山で働こうなんて思わないから、だったら地元民にやらせて買った方がいいって、そういうこと。それが不満の一端でもあるのでしょうね……」
「新たに外に働きに行く方々にお伝えして下さい」
「ええ、そうね……」

クイ・ヴェントの情報は、商業の取引や職人の参考にされるだけでなく、傭兵として勤め先を選ぶ際の決め手にもなる。出稼ぎに行った先で、クッカサーリの人間同士が戦う羽目にならないように。
ティルダは勿論、争いよりも平和を望んでいるが、それは傭兵として働く先がなくなるということでもある。

「――難しいわねぇ……」

溜息を漏らした瞬間、部屋の中で無言の圧力が縦横無尽に飛び交ったことを本人だけが気づかない。
圧力は「この重い空気を誰か変えろ。陛下を楽しませろ」といったものだったので、最終的にヨニに集約された。

「えーっと、なあサクル、宿代の手紙って本当にどこにでも届けてくれるのか?」
「ヨニったら、今さら何言ってるのよ」

ティルダは呆れてヨニの顔を見やった。前に説明したことがあった筈だが、忘れたんだろうか。
くすりと笑ってサクルが答える。

「ええ、海を渡った者もいるのですよ、ヨニ殿。届ける相手がいるなら海の底でも、空に浮かぶ月にでも我々は向かいますとも」

サクルの冗談に議員の大半は小さく笑ったが、ティルダはこめかみを抑えて溜息を吐いた。

「サクルってば、やめて頂戴、王家の恥をさらすのは」

その昔、茶目っ気があるといえば可愛げがあるが、考えなしの王がクイ・ヴェントを困らせようと東方大陸の名前しか知らない国の王への手紙を預けたことがあるのだ。

「一年以上かけて届けてくれたのに、その王は嘘だろって驚いたって伝わっているのよ……」

無理難題を言いつけたくせに、そんな反応するのは人としてどうかと思う。

「いえいえ、王家の恥などではなく、我らの誇りですよ、その言い伝えは。託された物は必ず届けるという信頼を裏切らなかったのですから」

クイ・ヴェントの男達が一様に頷いた。

「陛下、お手紙は今年も自分が届けますので任せて下さい。明後日にはまた、旅に戻りますから、それまでに用意をお願い致します」

サクルの言葉にティルダは一層深いため息を吐いた。

「ええ――わかったわ」

ヨニへ冷たい視線が集まり、会食は終了したのだった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

【書籍化進行中、完結】私だけが知らない

綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ 目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2024/12/26……書籍化確定、公表 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます

綾月百花   
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

ざまぁはハッピーエンドのエンディング後に

ララ
恋愛
私は由緒正しい公爵家に生まれたシルビア。 幼い頃に結ばれた婚約により時期王妃になることが確定している。 だからこそ王妃教育も精一杯受け、王妃にふさわしい振る舞いと能力を身につけた。 特に婚約者である王太子は少し?いやかなり頭が足りないのだ。 余計に私が頑張らなければならない。 王妃となり国を支える。 そんな確定した未来であったはずなのにある日突然破られた。 学園にピンク色の髪を持つ少女が現れたからだ。 なんとその子は自身をヒロイン?だとか言って婚約者のいるしかも王族である王太子に馴れ馴れしく接してきた。 何度かそれを諌めるも聞く耳を持たず挙句の果てには私がいじめてくるだなんだ言って王太子に泣きついた。 なんと王太子は彼女の言葉を全て鵜呑みにして私を悪女に仕立て上げ国外追放をいい渡す。 はぁ〜、一体誰の悪知恵なんだか? まぁいいわ。 国外追放喜んでお受けいたします。 けれどどうかお忘れにならないでくださいな? 全ての責はあなたにあると言うことを。 後悔しても知りませんわよ。 そう言い残して私は毅然とした態度で、内心ルンルンとこの国を去る。 ふふっ、これからが楽しみだわ。

傭兵アルバの放浪記

有馬円
ファンタジー
変わり者の傭兵アルバ、誰も詳しくはこの人間のことを知りません。 アルバはずーっと傭兵で生きてきました。 あんまり考えたこともありません。 でも何をしても何をされても生き残ることが人生の目標です。 ただそれだけですがアルバはそれなりに必死に生きています。 そんな人生の一幕

処理中です...