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90年後の世界
3,カルドさん再開
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コンコン
「どうぞ」
「失礼します。先程話した方々を連れてまいりました。」
「あぁ。」
案内してくれた男性がドアを開けると前を思い出す。
こちらに来てから、とにかく仕事を見つけなきゃっと演技してカイルに連れてきてもらい、カルドさんに校長室見たいな部屋で初めて会ったな~
「……久しぶりだな。ほんとにお前ら変わったんだな……」
「あぁ。これで俺は奈々葉と一緒に居られる。カルドさんは俺らが眠っている間彼女か何か出来ましたか?」
カルドさんは最初に会った時は30代だったけど、今は40代ぐらいだった。
「……出来たっちゃあ出来たが……結婚まで話が持って行ってモナさんの所に行ったんだよ。俺と同じ時を過ごせるようにってな?そしたら、モナさんがそん時の彼女の心の声を周りに聞こえるようにしちゃってさ、なんか金目当てで俺の事気持ち悪いしか思ってなかったんだよ……それからもう、すぐ様別れたよなっ。」
「「……」」
ドンマイです。
そしてモナ、ナイス。
「それからくっそ~ってなってたら捨て子の赤ん坊見つけてさ、酔っててそのまま何も考えずに育て始めちゃって……まぁ、後悔してないけどもうそいつら20超えて、今じゃシャドウクローのお前らを抜いたら1位だな」
わお……
「変わってなくて安心したよ。まぁ、俺らは今さっき起きてそっからとりあえず会いに行ってみようぜーってなって一番最初にここに来たんだよ。」
「良いのか?俺が最初で。彼奴ら泣くぞ?すげぇ彼奴ら奈々葉……様付けた方がいいか?」
「いえ?別に変えて欲しいからなった訳じゃないので。……ってそれよりうちの子達がすいません。」
「いーいー。何か問題起こしても、陛下……ってもう即位したから前の人じゃねえぞ?お前らの元護衛相手のシリウス陛下と俺がうやむやにしてるから安心しろ。」
「相変わらずなんだな……彼奴ら。」
そう言って、遠くの方を見るカルドさん……とカイルまでっ!?
一体何をしたの?
「そうですか……なんか苦労をかけたみたいで……そうだ、カルドさん。また若返りますか?それともそのまま時の流れに身をまかせて死を待ちますか?」
「……そうだな……俺、あれからほんとに加護を貰って90歳まで生きてさそれからある時突然10代に若返ってそれから時がたって今になってるんだが……お前ら100年ほどって言ってたが90年だったな。思ってたより早くて驚いたぞ。」
90年!!
私達ちょっと早めに起きれてるっ!
「そうなんですか?今初めて知りました。……ってそうだ、あの子達今どこにいるか知りませんか?」
あの子達って言うのはモナやシン達、リリーやルルーにリア達だった。
「あ~シン達は冒険者になってるから冒険者ギルドに行けば会えるんじゃないか?モナさんや妹達は王城でちゃんと護衛してたぞ。」
「そうなんですか?ありがとうございます。」
「じゃ、また来る。」
そう言うと、カルドさんは少し寂しそうにしていた。
「あぁ。」
「どうぞ」
「失礼します。先程話した方々を連れてまいりました。」
「あぁ。」
案内してくれた男性がドアを開けると前を思い出す。
こちらに来てから、とにかく仕事を見つけなきゃっと演技してカイルに連れてきてもらい、カルドさんに校長室見たいな部屋で初めて会ったな~
「……久しぶりだな。ほんとにお前ら変わったんだな……」
「あぁ。これで俺は奈々葉と一緒に居られる。カルドさんは俺らが眠っている間彼女か何か出来ましたか?」
カルドさんは最初に会った時は30代だったけど、今は40代ぐらいだった。
「……出来たっちゃあ出来たが……結婚まで話が持って行ってモナさんの所に行ったんだよ。俺と同じ時を過ごせるようにってな?そしたら、モナさんがそん時の彼女の心の声を周りに聞こえるようにしちゃってさ、なんか金目当てで俺の事気持ち悪いしか思ってなかったんだよ……それからもう、すぐ様別れたよなっ。」
「「……」」
ドンマイです。
そしてモナ、ナイス。
「それからくっそ~ってなってたら捨て子の赤ん坊見つけてさ、酔っててそのまま何も考えずに育て始めちゃって……まぁ、後悔してないけどもうそいつら20超えて、今じゃシャドウクローのお前らを抜いたら1位だな」
わお……
「変わってなくて安心したよ。まぁ、俺らは今さっき起きてそっからとりあえず会いに行ってみようぜーってなって一番最初にここに来たんだよ。」
「良いのか?俺が最初で。彼奴ら泣くぞ?すげぇ彼奴ら奈々葉……様付けた方がいいか?」
「いえ?別に変えて欲しいからなった訳じゃないので。……ってそれよりうちの子達がすいません。」
「いーいー。何か問題起こしても、陛下……ってもう即位したから前の人じゃねえぞ?お前らの元護衛相手のシリウス陛下と俺がうやむやにしてるから安心しろ。」
「相変わらずなんだな……彼奴ら。」
そう言って、遠くの方を見るカルドさん……とカイルまでっ!?
一体何をしたの?
「そうですか……なんか苦労をかけたみたいで……そうだ、カルドさん。また若返りますか?それともそのまま時の流れに身をまかせて死を待ちますか?」
「……そうだな……俺、あれからほんとに加護を貰って90歳まで生きてさそれからある時突然10代に若返ってそれから時がたって今になってるんだが……お前ら100年ほどって言ってたが90年だったな。思ってたより早くて驚いたぞ。」
90年!!
私達ちょっと早めに起きれてるっ!
「そうなんですか?今初めて知りました。……ってそうだ、あの子達今どこにいるか知りませんか?」
あの子達って言うのはモナやシン達、リリーやルルーにリア達だった。
「あ~シン達は冒険者になってるから冒険者ギルドに行けば会えるんじゃないか?モナさんや妹達は王城でちゃんと護衛してたぞ。」
「そうなんですか?ありがとうございます。」
「じゃ、また来る。」
そう言うと、カルドさんは少し寂しそうにしていた。
「あぁ。」
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