クラス転移で召喚された虐められている私。新しい仲間とざまぁしちゃうかも?

チレム

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アガネスト帝国王立魔法学園

11,え?ちょっ?!

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「……え~……とりあえず食べよう。」

うん、私は何も見なかった。

うん!このサンドイッチ美味しいな~

「姉様が現実逃避をしてる……」

「そりゃそうだよ。だってカイルは人間だもん。」

グサッ

「確かにナナちゃんからしたら、くっついたとしても最初の50年位でポックリ逝っちゃうんじゃないかなぁー?」

グサッグサッ

「ご主人様、気にしなくても大丈夫ですよ……男は好きな女なら人間じゃなかろうが、好きになる奴は好きになるんですから。」

「好きにならない奴は好きにならないと……」

グサッグサッグサッ!


「私……卒業したらもう、皆の仲間入りしてんのかなぁ……それも嬉しいんだけど……仲間入りする前にアタックしてみようかなぁ……」

「その方がいいんじゃない?任務中は、思いっきり青春して、卒業したらその時にまた考えればいいじゃない。」

「うん……」

 私は、パクパクパクッとサンドイッチを食べてすくっと立ち上がった。

「決めた!私、卒業迄に後悔しないようにアタックする!」



……そんな事を決意したのが、1時間前……


うぅぅぅ……

 素だったら何を話したらいいのか、分からないよぉ……

今、私達は2人で図書室で勉強をしている。

なんでこんな事になったかと言うと……


『姉ね!なら、まずは2人っきりになって仲良くなる事が大事だよ!』

『確かにそうだよね~……ナナちゃん、私が殿下を引き付けとくから妹ちゃん達は影から護衛してもらって、2人で図書室とかで勉強してきなさい。』

『そうですね~……カイルさんはこの世界の住人ですから、学力が心配になります……』

『じゃあ決まりね!大丈夫!セッティングは、任せて!』

『えっ!ちょっ?!』


 そんなこんなで、言われた場所で勉強をしていると、前にカイルが座ってきた。


うぇぇぇぇぇ!?

「か、カイル?護衛は?」

「あ~……お前の妹達と交換してきた。って言うか、言われてから気づいたけど、俺ターゲットの近くいるためにある程度の点数は、取っておきたいんだよな……で、妹達にナナがめっちゃ頭良いって聞いてここに居るから一緒に勉強して来いってな。」

「あの子達……」

「って事で頼めるか?」

「うん、大丈夫だよ。」

カイルは、ペラリと教材のページをめくった

「とりあえず、解いてみて分からなかったら聞いて?」

「了解。」

 そんなこんなで、ドキドキな勉強会が始まってしまいました……

 ナナの心臓は、もううるさいぐらい鳴っていて無意識に胸をギュッと握っていたのに気づかなかった。


カリカリカリカリ

「なあ?」

「ん?」

「ここの大門2なんだけど……」

「あ、ここはね?ここの9を……」

やばい!カイルから頼られるって嬉しい!

「なるほど……助かった。ありがとな。」

「へ?あ、ううん大丈夫だよ。////」

本当にずるい……

カイルは、カリカリとまた問題を解く。

カイルかっこいいな……

 って言うか、どうやってアタックすればいいのか分からないよォ……

……って言うかそもそもカイルが私以外を好きな人がいる可能性だってある訳だし……

「ねぇ?カイル。」

「なんだ?」

「カイルってこの依頼受けてるけどさ、大切な人や気になる人なんて居ないの?」

おぉー!私、やれば出来る!自然に聞けたよ!

「大切な人や気になる人……っか……居るっちゃ居るけど……ナンデダ?」

「えっと……3年間も離れていて、大丈夫なのかな~?って……」

「あ~……その点は大丈夫だ。その間はずっと一緒に居るしな。」

ずっと一緒に居る……?

え?誰?

分かんなくなってきた……

ーーーーーーーー
カイルsibe

「あ、カイル。任務は、私達に任せて図書室で姉ねと勉強してきて。」

「そうです。カイルは、姉様と違って頭が普通なのですから姉様と付き合いたいのなら、少しでも姉様と並ぼうと努力してください。……まぁ、無理でしょうけど。」

「カイル。貴方がご主人様を好きなのは分かっています。ご主人様と愛し合いたいなら言う通りにしなさい。」

……ナナが居ないとこいつらこうなんだよな~。

 あの、双子姉妹も真顔で命令口調だし、あの鳥女も口調は、変わらなそうに見えて凄い圧が強いんだよなぁ……


って!なんでナナの事が好きな事知ってんだ!?

「……そんなにバレバレか?」

「姉ねを同じく好きな者からしたらバレバレだけど、普通の人にはある程度隠せてるんじゃない?」

「姉様には、全くバレてないですけど。」

「その『姉様』に近ずいて良いのか?」

「最初は、不本意だったけど、姉ねには今のうちに誰かしら何億万年と一緒に過ごしてくれる歳の近い人を探しておかないと……年の差が開いちゃう。」

「300歳差とか、ご主人様に釣り合いませんので。」

……は?

「……?ナナは、一体何者なんだ?」

「何者でも、愛してくれそうだから話してるのに、人間じゃなかったら愛さないの?」

「んなわけねぇだろ。」

即答だった。


いや、仕方ねぇじゃないか。
 好きになったんだから、何者だろうと受け止めてやりたいし、出来れば一緒に最後まで添い遂げたいしな……


 ……って事で俺は図書室でナナが勉強をしている所の前の席に座った。

「か、カイル?護衛は?」

「あ~……お前の妹達と交換してきた。って言うか、言われてから気づいたけど、俺ターゲットの近くいるためにある程度の点数は、取っておきたいんだよな……で、妹達にナナがめっちゃ頭良いって聞いてここに居るから一緒に勉強して来いってな。」

「あの子達……」

 その『あの子達』のお陰で何とかそろそろ進展出来そうなんだがな……

「って事で頼めるか?」

「うん、大丈夫だよ。」

とりあえず俺は、教材のページをめくった

「とりあえず、解いてみて分からなかったら聞いて?」

「了解。」

とりあえず、やるか……


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