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アガネスト帝国王立魔法学園
4,アパート最強
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「さて、これからどうしようか?」
殿下が聞いてくる。
「私は、すいませんが妹達とルーデリアとの約束がありますので……」
「じゃあ、シリウス俺と学園探索しようぜ。」
「そうだね……って、ナナ嬢妹いたんだね。じゃあまた明日。」
「はい、産まれたのが私の方が先ってだけで歳は一緒ですよ。では、ごきげんよう。」
「ごきげんよう。」
「あぁ……」
私は、すれ違いざまカイルにささやく。
(大丈夫、ちゃんと任務はする。何かあれば直ぐに陰ながらの応援をするから。表側は、任せる。)
(了解)
カイルは、ニッっと笑って行ってしまった。
「さて、とりあえず2人を迎えに行こうか。」
「そうだね……」
私は、モナやシン達の方へ行きリリー達を迎えに行き寮にルーデリアも連れていくことを伝えた。
「「「かしこまりました」」」
ちなみに、トリスとハルミはリリー達のクラスに行っている。
チラッとルーデリアの方を見ると、メイドさんが1人そのまま帰っていった。
……あ、この目知ってる。どうでもいいって言う興味の無い目だ。
へ~……ルーデリアにそういう目で見るんだ~……ふーん……
ま、それは後々!
「ルーデリア、大丈夫?」
「うん……私の中ね……前の私とルーデリアが混ざっているんだけど……本当に嫌われているんだなって改めて思ったよね……」
「あ~……今日泊まる?うち家……」
「え?!いいの?」
「うん、だってこの世界の料理って不味くない?」
「あ、それ思ってた。まだルーデリアの記憶があるから多少マシなんだけど、やっぱり日本人としてはキツイよね……」
そんな話をしながら私達が教室を出ると、リリー達はもう居た。
「ごめんなさい、遅くなった?」
そう声を掛けるとリリー達はパァァァと顔を明るくし返事をしてくれた。
「いえ!全然待っていませんよ!」
「うんうん!あれ?ルーデリアも一緒に来るの?」
「うん、一緒にお泊まりしようって話になって」
「では、何処の部屋にしましょうか?」
「あ~……空き部屋で皆布団持って集まったらどうでしょうか?」
「205号室とか?」
「それいいと思います!」
そんな話を皆としていると、ルーデリアがボソッと言った。
「アパート……楽しみだな……懐かしい」
「じゃあ、帰ろっか!……っとルルー、カード仕掛けた?(ボソッ)」
「うん!さっきカイルさんと一緒に出てきた男だよね?透明にして位置と音と転移出来るようにモナにもちよっと弄ってもらったからねー。」
そう、これがさっき言った護衛任務の事なのだ。
日本で言うGPS機能が付いたカードに盗撮透視機能が付いたカードを合わせて、モナに転移出来るようにと対象者が危険に会うとアラームがこっちになるようになっている。
まぁ、今はそれより……
「お昼何食べたい?」
「米!」
ルーデリアが即答した。
「米ね~……他は?」
「味噌汁!」
「おぉ~なんか朝ごはんみたいなメニューになりそうだな……天ぷらとかどう?」
「天ぷら!?大好き!」
「「「「「「天ぷら?」」」」」」
「色々な食材を小麦粉をといたやつに付けて揚げるんだけど、さくってしてて美味しいよ?」
「わ~楽しみだな~!」
皆の頭の中にはもうヒロインの事など忘れていた。
ヒロインが遠くの影からこっそりこっちを見ていたのを……
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
とりあえず私達は、寮に戻ってきた。
「ちょっと待ってね~今鍵開けるから。」
「?」
私は、異空間から鍵を出して壁にぶっ刺して開ける。
「え!?どうなってるの?」
「この鍵はね~姉ねが壁とか床に鍵をぶっ刺すと何処でも家に繋がるんだよね~」
ルルーが得意げに言う。
「不思議ですよね。」
「……女神様すごい……」
「だから女神じゃないって……」
繋がったので私は、もう先に行くよっと言い入った。
えーと、205号室に……っと
あ、ここだな。
私は、ドアを開けて中を整備する。
スリッパはあるし~
食べ物は何処も一緒に揃ってるし~
衣類系は私の貸せばいいか……体型似てるし……
そんな事をしているとシン達が入ってきた。
「ナナ様ー、何かやることありますか~?」
「そうだね……私達……シン達も含めてね?の布団をこっちの部屋に移動させてくれる?」
「わかりました。」
「はーい!」
「かしこまりました」
「わかった……」
すると、リリーやルーデリア達も入ってきた。
「ただいま~!」
「ただ今帰りました。」
私は、ひょっこりと顔を出して
「お帰りなさい。」
っと言う。
「ア、アパートだ……」
「前は一軒家だったんだけど人が増えたからアパートになったんだよね。」
「早く部屋に行こ!」
「今、シン達に布団持ってきてもらっているから、ご飯は今のうちに作っておこうかだね……」
「「はーい」」
「ありがとう」
?
そんなお礼されるような事まだしてないよ?
チラッと時間を見ると、時間は11時半をさしていた。
「さて、これからの事をパジャマパーティーとセットで話し合いをしようか?」
「「いいね~」」
「あ、パジャマ……」
「ルーデリアのは、私の貸すよ。」
「助かる……」
私達のアパートは二階建てで、1階は大きいリビングだけの部屋と、大浴場が男子と女子で別れていてあとは101号室~102号室まである。
そして、一部屋トイレと簡単なキッチンと部屋が2つあるんだけど、103号室だけそう言うのが全くなくて、皆で集まる時や体動かす時に使ってる。
おじいちゃんが結界を貼ってくれているみたいで何をやっても壊れない。
外に階段があるんだけど、アパートの石の段差から外の白い空間に出ることはできない。
透明の壁があって出られないようになっている。
そして階段を上ると201号室~206号室まであるって感じ。
ちなみに、文字にすると……
2F
206 205 204 203 202 201
階段
1F
女浴場 男浴場 食堂 大部屋 102 101
階段 門
……ってなっていて、門をくぐると元の場所にいけるようになっている。
奈々葉&モナ=201
リリカ&ルルカ=202
ハルミ&ネルト=203
シン&トリス=204
ってなっているのでまだまだ空き部屋はある。
各部屋は、畳とふすまで日本って感じがして好き。
それと洋室がついてあって、結構広いんだよねー。
さてと……天ぷら丼を作ろうかな~?
殿下が聞いてくる。
「私は、すいませんが妹達とルーデリアとの約束がありますので……」
「じゃあ、シリウス俺と学園探索しようぜ。」
「そうだね……って、ナナ嬢妹いたんだね。じゃあまた明日。」
「はい、産まれたのが私の方が先ってだけで歳は一緒ですよ。では、ごきげんよう。」
「ごきげんよう。」
「あぁ……」
私は、すれ違いざまカイルにささやく。
(大丈夫、ちゃんと任務はする。何かあれば直ぐに陰ながらの応援をするから。表側は、任せる。)
(了解)
カイルは、ニッっと笑って行ってしまった。
「さて、とりあえず2人を迎えに行こうか。」
「そうだね……」
私は、モナやシン達の方へ行きリリー達を迎えに行き寮にルーデリアも連れていくことを伝えた。
「「「かしこまりました」」」
ちなみに、トリスとハルミはリリー達のクラスに行っている。
チラッとルーデリアの方を見ると、メイドさんが1人そのまま帰っていった。
……あ、この目知ってる。どうでもいいって言う興味の無い目だ。
へ~……ルーデリアにそういう目で見るんだ~……ふーん……
ま、それは後々!
「ルーデリア、大丈夫?」
「うん……私の中ね……前の私とルーデリアが混ざっているんだけど……本当に嫌われているんだなって改めて思ったよね……」
「あ~……今日泊まる?うち家……」
「え?!いいの?」
「うん、だってこの世界の料理って不味くない?」
「あ、それ思ってた。まだルーデリアの記憶があるから多少マシなんだけど、やっぱり日本人としてはキツイよね……」
そんな話をしながら私達が教室を出ると、リリー達はもう居た。
「ごめんなさい、遅くなった?」
そう声を掛けるとリリー達はパァァァと顔を明るくし返事をしてくれた。
「いえ!全然待っていませんよ!」
「うんうん!あれ?ルーデリアも一緒に来るの?」
「うん、一緒にお泊まりしようって話になって」
「では、何処の部屋にしましょうか?」
「あ~……空き部屋で皆布団持って集まったらどうでしょうか?」
「205号室とか?」
「それいいと思います!」
そんな話を皆としていると、ルーデリアがボソッと言った。
「アパート……楽しみだな……懐かしい」
「じゃあ、帰ろっか!……っとルルー、カード仕掛けた?(ボソッ)」
「うん!さっきカイルさんと一緒に出てきた男だよね?透明にして位置と音と転移出来るようにモナにもちよっと弄ってもらったからねー。」
そう、これがさっき言った護衛任務の事なのだ。
日本で言うGPS機能が付いたカードに盗撮透視機能が付いたカードを合わせて、モナに転移出来るようにと対象者が危険に会うとアラームがこっちになるようになっている。
まぁ、今はそれより……
「お昼何食べたい?」
「米!」
ルーデリアが即答した。
「米ね~……他は?」
「味噌汁!」
「おぉ~なんか朝ごはんみたいなメニューになりそうだな……天ぷらとかどう?」
「天ぷら!?大好き!」
「「「「「「天ぷら?」」」」」」
「色々な食材を小麦粉をといたやつに付けて揚げるんだけど、さくってしてて美味しいよ?」
「わ~楽しみだな~!」
皆の頭の中にはもうヒロインの事など忘れていた。
ヒロインが遠くの影からこっそりこっちを見ていたのを……
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とりあえず私達は、寮に戻ってきた。
「ちょっと待ってね~今鍵開けるから。」
「?」
私は、異空間から鍵を出して壁にぶっ刺して開ける。
「え!?どうなってるの?」
「この鍵はね~姉ねが壁とか床に鍵をぶっ刺すと何処でも家に繋がるんだよね~」
ルルーが得意げに言う。
「不思議ですよね。」
「……女神様すごい……」
「だから女神じゃないって……」
繋がったので私は、もう先に行くよっと言い入った。
えーと、205号室に……っと
あ、ここだな。
私は、ドアを開けて中を整備する。
スリッパはあるし~
食べ物は何処も一緒に揃ってるし~
衣類系は私の貸せばいいか……体型似てるし……
そんな事をしているとシン達が入ってきた。
「ナナ様ー、何かやることありますか~?」
「そうだね……私達……シン達も含めてね?の布団をこっちの部屋に移動させてくれる?」
「わかりました。」
「はーい!」
「かしこまりました」
「わかった……」
すると、リリーやルーデリア達も入ってきた。
「ただいま~!」
「ただ今帰りました。」
私は、ひょっこりと顔を出して
「お帰りなさい。」
っと言う。
「ア、アパートだ……」
「前は一軒家だったんだけど人が増えたからアパートになったんだよね。」
「早く部屋に行こ!」
「今、シン達に布団持ってきてもらっているから、ご飯は今のうちに作っておこうかだね……」
「「はーい」」
「ありがとう」
?
そんなお礼されるような事まだしてないよ?
チラッと時間を見ると、時間は11時半をさしていた。
「さて、これからの事をパジャマパーティーとセットで話し合いをしようか?」
「「いいね~」」
「あ、パジャマ……」
「ルーデリアのは、私の貸すよ。」
「助かる……」
私達のアパートは二階建てで、1階は大きいリビングだけの部屋と、大浴場が男子と女子で別れていてあとは101号室~102号室まである。
そして、一部屋トイレと簡単なキッチンと部屋が2つあるんだけど、103号室だけそう言うのが全くなくて、皆で集まる時や体動かす時に使ってる。
おじいちゃんが結界を貼ってくれているみたいで何をやっても壊れない。
外に階段があるんだけど、アパートの石の段差から外の白い空間に出ることはできない。
透明の壁があって出られないようになっている。
そして階段を上ると201号室~206号室まであるって感じ。
ちなみに、文字にすると……
2F
206 205 204 203 202 201
階段
1F
女浴場 男浴場 食堂 大部屋 102 101
階段 門
……ってなっていて、門をくぐると元の場所にいけるようになっている。
奈々葉&モナ=201
リリカ&ルルカ=202
ハルミ&ネルト=203
シン&トリス=204
ってなっているのでまだまだ空き部屋はある。
各部屋は、畳とふすまで日本って感じがして好き。
それと洋室がついてあって、結構広いんだよねー。
さてと……天ぷら丼を作ろうかな~?
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