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侯爵様……いえ、お父様
3,神託もらっちゃった☆
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「これで私達は、王子さんの護衛に値するかな?」
「あぁ、大丈夫だ。逆にお前らを倒せる奴を見てみたいわ。」
「あ~確かにナナ姉は、私とお姉ちゃん2人で戦っても勝てなかったなぁ……」
「でも、私は、きっとモナに負けると思うよ?」
「ご主人様をお守り致しますからそれぐらいなんて事ありませんよ。」
「むー……モナは、気を使いすぎだよぉ。私達は、主従であり、家族なんだよ?」
「ご主人様!……そうですね。ありがとうございます。」
そんなこんなで、私達家族は、イチャコラしてると……
「おいおい、お前ら、仕事の話をすんぞ。」
「あ、はい。」
おっと失礼。
ムキムキおじさんとカルドさん、貴族の方々と一緒に元の部屋に戻る。
「さて、お前らは、何処の家に行ってもらうか……だが。カイルは、髪色的にドランテ侯爵になるが……シュレイプ侯爵は、お前ら3人に色素が似てないんだよなぁ。」
ん~どうしようかなぁ……
……どうするかなぁ~
『奈々葉ちゃん……、奈々葉ちゃん……。』
ん?この声は……
『奈々葉ちゃん……、困ってる?奈々葉ちゃんに神託を起こしてるのよ~……相談に乗るわ~……』
この声は……お母さんだ!
『そうよ~何に悩んでる?』
実は……
……って事なんです。どうしよう?お母さん
『じゃあ、これ使って。』
ピロン
スキル『変化』を習得しました。
スキル 変化
自分のイメージ通りに自分……または他の人の見た目を変える。
!!
ありがとうございます!お母さん!!
『大丈夫よ~。それより、そろそろ皆の事を見た方がいいんじゃないかしら~。変に思われてるわよ~。』
え?!
気が付くと、ルルーが私の目の前で手をヒラヒラやってる。
「どうしたの?」
「どうしたの?じゃあ無いよ!もー……目を開けたまま固まっているからどうしたものかと……」
「心配したんですよ。」
oh......ちらっとモナを見ると、大丈夫ですよって顔をされた。
あ、モナは、分かるよね……さすがに。
「あ、お母さんからスキル教えて貰ってた。」
「「え?!」」
「「「「「「っ!!!??」」」」」」
「お母さんってあの方達の事?」
「うん、前に合わしたのはお姉ちゃん達だけど、ねぇねも居るんだよ。」
「何人姉妹?」
「あ~何人だろう?まだまだきっと居るんだろうな……」
そんな話をしていると
「おいおい、お前まだ兄弟いんのか?」
「いますよ。」
「だったら何でこんな仕事しようとしてんだ?」
「ん~お姉ちゃん達は、私の仕事を教えてくれてるから逆にならないとおかしいかな……私的に。って感じ何ですよね。」
「で、スキルを教えて貰ってたってのは?」
「あ、私のスキルで、お姉ちゃん達と話せるんですよね。で、さっき言ったように仕事を教える感じで教えてくれたんです。」
「はぁ~。お前ら家族は、色んな意味で狂っているな……」
……失礼な……
「って、話がズレましたが、シュレイプ侯爵は、私達3人を娘としても怪しまれませんか?」
「あ、あぁ。私は、侯爵でも王都からだいぶ離れていて、社交にも余り顔を出さなかったから、王にも協力して貰っているので不自然にはならないな。」
「では、【変化】」
私は、私とリリー、ルルーの髪と瞳の色、後目元を侯爵に少し似せる。
私は、フードとマスクを取って顔を見せる。
「「「「「「「「おぉー」」」」」」」」
「これで、娘として出来ますよね?奥様を拝見させて頂いたら、そちらにも少々合わせますので……
」
「これで、大丈夫だな!」
「あぁ……よろしく。カイルくん。」
「あぁ。よろしくお願いします、お父様。」
「では、私も。よろしくお願いします。ナナさん、リリーさん、ルルーさん。」
「はい、よろしくお願いしますね?侯爵様……いえ、お父様。」
「よろしくお願いしますー」
「よろしくお願いいたします。」
「……新しく教育し直さないとな……」
「あ、安心してください。どういう娘になって欲しいのか、詳しく説明して頂けたら私のスキルでその通りになりますから。」
「カイルさんは、無理だけどねー」
「頑張ってください。」
「まじか……(ガクッ)」
「カイルくんと、ナナ嬢達は、どういう関係にする?」
「領地的にはお2人どういう関係でしょうか?」
「そうだな……領地は、隣同士。社交は、お互い余り出ないな……だが、そんなに会ったりはしない。顔見知り程度だろうか?」
「隣同士ですか……幼なじみとしてはどうでしょうか?」
「お、幼なじみ……」
「良いんじゃないか?別に仲が悪いって訳でも無いしな。」
「あぁ、そうだな。」
うんうん。幼なじみだから学園でも一緒に居ても大丈夫だね。
……あれ?めっちゃ心臓うるさいんだが、どうした?私。
「あ、こういう話をする場合何処で次しますか?」
「あぁ、次は、きっと王城だろう。王に呼び出される筈だからな。」
「そうだな……王子との顔合わせもあるし、そこでまた詳しく決めればいいか。」
「……って事で解散する。各自仕事は、失敗に終わらすなよ?」
「「「「はい。」」」」
そう言って、建物を出ると侯爵……では無く、お父様に呼び止められる。
「いつからこちらに来れる?」
「こちらと言うのはお父様の御屋敷でしょうか?」
「あぁ。妻にも、子供にも紹介したいからな。」
「何時でも大丈夫です。何なら衣食は、用意されなくても、ドレスや、食事は、私達が用意致しますから。」
「そうか?だが、これからは卒業する迄家族…になるんだ。本当の家族として接してくれ。」
「……できる限り努力します。」
「あ、あぁ。して、いつ来る?こちらは、何時でも大丈夫だが、男か女か分からなかったから、衣類は妻のか、簡素なのしかないな……部屋はシンプルなようにしてあるから、衣類はそちらで用意して貰っても良いか?」
「分かりました。お父様。ありがとうございます。こちらもいつでも大丈夫なので、どう致しますか?」
「そうだな……いっそ今から来るか?」
「……そうですね。良いですよ。」
空間魔法で転移出来るらしいからね……
頑張りますか!
「あぁ、大丈夫だ。逆にお前らを倒せる奴を見てみたいわ。」
「あ~確かにナナ姉は、私とお姉ちゃん2人で戦っても勝てなかったなぁ……」
「でも、私は、きっとモナに負けると思うよ?」
「ご主人様をお守り致しますからそれぐらいなんて事ありませんよ。」
「むー……モナは、気を使いすぎだよぉ。私達は、主従であり、家族なんだよ?」
「ご主人様!……そうですね。ありがとうございます。」
そんなこんなで、私達家族は、イチャコラしてると……
「おいおい、お前ら、仕事の話をすんぞ。」
「あ、はい。」
おっと失礼。
ムキムキおじさんとカルドさん、貴族の方々と一緒に元の部屋に戻る。
「さて、お前らは、何処の家に行ってもらうか……だが。カイルは、髪色的にドランテ侯爵になるが……シュレイプ侯爵は、お前ら3人に色素が似てないんだよなぁ。」
ん~どうしようかなぁ……
……どうするかなぁ~
『奈々葉ちゃん……、奈々葉ちゃん……。』
ん?この声は……
『奈々葉ちゃん……、困ってる?奈々葉ちゃんに神託を起こしてるのよ~……相談に乗るわ~……』
この声は……お母さんだ!
『そうよ~何に悩んでる?』
実は……
……って事なんです。どうしよう?お母さん
『じゃあ、これ使って。』
ピロン
スキル『変化』を習得しました。
スキル 変化
自分のイメージ通りに自分……または他の人の見た目を変える。
!!
ありがとうございます!お母さん!!
『大丈夫よ~。それより、そろそろ皆の事を見た方がいいんじゃないかしら~。変に思われてるわよ~。』
え?!
気が付くと、ルルーが私の目の前で手をヒラヒラやってる。
「どうしたの?」
「どうしたの?じゃあ無いよ!もー……目を開けたまま固まっているからどうしたものかと……」
「心配したんですよ。」
oh......ちらっとモナを見ると、大丈夫ですよって顔をされた。
あ、モナは、分かるよね……さすがに。
「あ、お母さんからスキル教えて貰ってた。」
「「え?!」」
「「「「「「っ!!!??」」」」」」
「お母さんってあの方達の事?」
「うん、前に合わしたのはお姉ちゃん達だけど、ねぇねも居るんだよ。」
「何人姉妹?」
「あ~何人だろう?まだまだきっと居るんだろうな……」
そんな話をしていると
「おいおい、お前まだ兄弟いんのか?」
「いますよ。」
「だったら何でこんな仕事しようとしてんだ?」
「ん~お姉ちゃん達は、私の仕事を教えてくれてるから逆にならないとおかしいかな……私的に。って感じ何ですよね。」
「で、スキルを教えて貰ってたってのは?」
「あ、私のスキルで、お姉ちゃん達と話せるんですよね。で、さっき言ったように仕事を教える感じで教えてくれたんです。」
「はぁ~。お前ら家族は、色んな意味で狂っているな……」
……失礼な……
「って、話がズレましたが、シュレイプ侯爵は、私達3人を娘としても怪しまれませんか?」
「あ、あぁ。私は、侯爵でも王都からだいぶ離れていて、社交にも余り顔を出さなかったから、王にも協力して貰っているので不自然にはならないな。」
「では、【変化】」
私は、私とリリー、ルルーの髪と瞳の色、後目元を侯爵に少し似せる。
私は、フードとマスクを取って顔を見せる。
「「「「「「「「おぉー」」」」」」」」
「これで、娘として出来ますよね?奥様を拝見させて頂いたら、そちらにも少々合わせますので……
」
「これで、大丈夫だな!」
「あぁ……よろしく。カイルくん。」
「あぁ。よろしくお願いします、お父様。」
「では、私も。よろしくお願いします。ナナさん、リリーさん、ルルーさん。」
「はい、よろしくお願いしますね?侯爵様……いえ、お父様。」
「よろしくお願いしますー」
「よろしくお願いいたします。」
「……新しく教育し直さないとな……」
「あ、安心してください。どういう娘になって欲しいのか、詳しく説明して頂けたら私のスキルでその通りになりますから。」
「カイルさんは、無理だけどねー」
「頑張ってください。」
「まじか……(ガクッ)」
「カイルくんと、ナナ嬢達は、どういう関係にする?」
「領地的にはお2人どういう関係でしょうか?」
「そうだな……領地は、隣同士。社交は、お互い余り出ないな……だが、そんなに会ったりはしない。顔見知り程度だろうか?」
「隣同士ですか……幼なじみとしてはどうでしょうか?」
「お、幼なじみ……」
「良いんじゃないか?別に仲が悪いって訳でも無いしな。」
「あぁ、そうだな。」
うんうん。幼なじみだから学園でも一緒に居ても大丈夫だね。
……あれ?めっちゃ心臓うるさいんだが、どうした?私。
「あ、こういう話をする場合何処で次しますか?」
「あぁ、次は、きっと王城だろう。王に呼び出される筈だからな。」
「そうだな……王子との顔合わせもあるし、そこでまた詳しく決めればいいか。」
「……って事で解散する。各自仕事は、失敗に終わらすなよ?」
「「「「はい。」」」」
そう言って、建物を出ると侯爵……では無く、お父様に呼び止められる。
「いつからこちらに来れる?」
「こちらと言うのはお父様の御屋敷でしょうか?」
「あぁ。妻にも、子供にも紹介したいからな。」
「何時でも大丈夫です。何なら衣食は、用意されなくても、ドレスや、食事は、私達が用意致しますから。」
「そうか?だが、これからは卒業する迄家族…になるんだ。本当の家族として接してくれ。」
「……できる限り努力します。」
「あ、あぁ。して、いつ来る?こちらは、何時でも大丈夫だが、男か女か分からなかったから、衣類は妻のか、簡素なのしかないな……部屋はシンプルなようにしてあるから、衣類はそちらで用意して貰っても良いか?」
「分かりました。お父様。ありがとうございます。こちらもいつでも大丈夫なので、どう致しますか?」
「そうだな……いっそ今から来るか?」
「……そうですね。良いですよ。」
空間魔法で転移出来るらしいからね……
頑張りますか!
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