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新たなる私
6,この国絶対に出よ…
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……はっきり言ってちょっと引いてる
理由?そんなの決まってるじゃん。
私が簡単に手抜きで作った料理で、ユウシが物凄い宰相さんを脅してるから。
しかもめっちゃノリノリ
どんだけラノベとか見てんだか。
……はぁ~めんどくさい事になりそう
……例えば?今考えている事で1番面倒臭いのは、
王様からの命令で誰かが人質に取られて、増してや脅して来たり?
例えば?それが私で、一生料理と体だけしか利用されないとか?
例えば?使えるやつ以外今のうちに殺しちゃおうぜ?みたいな?
……めんどくさっ
…いや、私の自意識過剰の方がもっと面倒臭いか…??
でも、先々の事考えとかないと、不安なんだよね……
「で、では勇者様方、ここからは自由にしていて下さい。用が御ありでしたら、私共使用人にお申し付けください。夕ご飯の際お声をかけさせていただきます。」
メイド姿のお姉さんが言った。
「「「「お~」」」」
「あ、雑草。夕飯ステーキで。」
「え?なん、で?」
「はぁ~?この世界の料理不味くて食えるかよ。雑草は、これぐらいしか役に立てないんだから、ちゃんとつ、く、れ、よ?」
そう言って虐めっ子は、私の髪をガっと引っ張る。
「い、痛い。分かっ、たから、やめ、て」
「わかりゃーいいんだよ。」
「「「「クスクス」」」」
もうヤダ。折角愛してくれる神様達がいて、世界も変わったから、前のような事にならないと思ったのに。
はぁ、逃げ出したいな。
虐めっ子達は、気が済んだのか、どこかへ行ってしまった。
私は、ボサボサの髪のまま廊下に出て 、部屋に戻る。1回制服を脱いでから、窓から見える裏庭の橋のベンチまで行く。
「ふぃ~」
やっと落ち着ける。ここは誰もこなさそうだ。私は、前髪をたくし上げて顔をさらけ出す。
はぁ~あ、も嫌になっちゃう。髪もボサボサだし、虐めっ子達もいるし、いっその事城から逃げ出そうかな。
……良いかもなそれ。だってこの城の人達腐ってるもん。だって困ってるなんて言いながらめっちゃ贅沢してるし、助けを求める立場なのに上から目線だし、使用人さんとかめっちゃガリガリ。服や、化粧で隠してるけど、栄養めっちゃ片寄ってるよ。
……多分王族や、貴族達だけ裕福な暮らしをして、平民は、その分貧乏になって行く感じ?
……この国出よう。
うん、それがいいや!
「良し!この国、おさらばするぞ~」
……そうと決まればこの鬱陶しい前髪切るかな?
……いやいやいや、出るとしたら夜だから、その前にみんなに会うでしょ。前髪切ったの見られたくないなー。
前髪切ると、女子ってやっぱ気づいてまた何か突っかかって来るだろうし…
……いや、それは何とか偽装しとけば良いかな?
そうと決まれば!
「お願い、鏡の役目を持つ葉にハサミが生えてる物を出して…《植物を生やすもの》」
見た目は……鏡は、大きい方がいいから……アジサイの葉とか?あとはハサミのようなところ……蔓からハサミが生えてるくっついてるみたいな?
そんなのを想像して目を開けると、不思議な植物がある。
蔓とハサミが繋がってるから折らないと……
もう1つは、まんまアジサイに葉っぱが鏡のようになっていて、キラッキラ光反射していて眩しい……
「い、一応成功した。」
私は、ハサミの部分を折って前髪を切っていく。
ショキ ショキ ショキ
お~切れた!切れた!
「ん~こんな、物、かな?」
私は、葉っぱの前で右から、左から、上から、下からっと角度を変えてみておかしくない程度にする。
「いい、感じ?」
よく分からないけど、いい感じかな?
スッキリした。後は偽装……
……っは!
確か、ヘアピンで付けれる前髪用カツラって聞いたことある、、、
「お願い。私のカツラにできるぐらいの物生やして。」
イメージは、植物じゃなくて、カツラを植物の葉っぱとして、逆にした感じ。
目を開けると出来てた。めっちゃちっちゃいの。
取れるかな?……あっ、取れた。
ちゃんとピンになっていて取り外し簡単。よきよき。
後は、一通りスキルや、称号を試すか……
「《ステータス》」
ステータス
如月奈々葉(きさらぎ ななは) (15) Lv3
職業 学生 暗殺者
HP 3901/4002 MP 4206/5994 幸運77777777
スキル
料理 徒歩 洗う 祈り 闇隠れ 隠密 協力 体術 魅了 ショット 闇魔法 空間魔法 言語理解
称号
始まりの神の加護 大地神の加護 恋愛神の加護
地母神の加護 暗黒神の加護 光の神の加護
武神の加護 豊穣神の加護 綺麗にするもの 植物を生やすもの 暗殺者
今の時間、暇だから人通りスキルを使おうかな?
いざって言う時に使えないと……
理由?そんなの決まってるじゃん。
私が簡単に手抜きで作った料理で、ユウシが物凄い宰相さんを脅してるから。
しかもめっちゃノリノリ
どんだけラノベとか見てんだか。
……はぁ~めんどくさい事になりそう
……例えば?今考えている事で1番面倒臭いのは、
王様からの命令で誰かが人質に取られて、増してや脅して来たり?
例えば?それが私で、一生料理と体だけしか利用されないとか?
例えば?使えるやつ以外今のうちに殺しちゃおうぜ?みたいな?
……めんどくさっ
…いや、私の自意識過剰の方がもっと面倒臭いか…??
でも、先々の事考えとかないと、不安なんだよね……
「で、では勇者様方、ここからは自由にしていて下さい。用が御ありでしたら、私共使用人にお申し付けください。夕ご飯の際お声をかけさせていただきます。」
メイド姿のお姉さんが言った。
「「「「お~」」」」
「あ、雑草。夕飯ステーキで。」
「え?なん、で?」
「はぁ~?この世界の料理不味くて食えるかよ。雑草は、これぐらいしか役に立てないんだから、ちゃんとつ、く、れ、よ?」
そう言って虐めっ子は、私の髪をガっと引っ張る。
「い、痛い。分かっ、たから、やめ、て」
「わかりゃーいいんだよ。」
「「「「クスクス」」」」
もうヤダ。折角愛してくれる神様達がいて、世界も変わったから、前のような事にならないと思ったのに。
はぁ、逃げ出したいな。
虐めっ子達は、気が済んだのか、どこかへ行ってしまった。
私は、ボサボサの髪のまま廊下に出て 、部屋に戻る。1回制服を脱いでから、窓から見える裏庭の橋のベンチまで行く。
「ふぃ~」
やっと落ち着ける。ここは誰もこなさそうだ。私は、前髪をたくし上げて顔をさらけ出す。
はぁ~あ、も嫌になっちゃう。髪もボサボサだし、虐めっ子達もいるし、いっその事城から逃げ出そうかな。
……良いかもなそれ。だってこの城の人達腐ってるもん。だって困ってるなんて言いながらめっちゃ贅沢してるし、助けを求める立場なのに上から目線だし、使用人さんとかめっちゃガリガリ。服や、化粧で隠してるけど、栄養めっちゃ片寄ってるよ。
……多分王族や、貴族達だけ裕福な暮らしをして、平民は、その分貧乏になって行く感じ?
……この国出よう。
うん、それがいいや!
「良し!この国、おさらばするぞ~」
……そうと決まればこの鬱陶しい前髪切るかな?
……いやいやいや、出るとしたら夜だから、その前にみんなに会うでしょ。前髪切ったの見られたくないなー。
前髪切ると、女子ってやっぱ気づいてまた何か突っかかって来るだろうし…
……いや、それは何とか偽装しとけば良いかな?
そうと決まれば!
「お願い、鏡の役目を持つ葉にハサミが生えてる物を出して…《植物を生やすもの》」
見た目は……鏡は、大きい方がいいから……アジサイの葉とか?あとはハサミのようなところ……蔓からハサミが生えてるくっついてるみたいな?
そんなのを想像して目を開けると、不思議な植物がある。
蔓とハサミが繋がってるから折らないと……
もう1つは、まんまアジサイに葉っぱが鏡のようになっていて、キラッキラ光反射していて眩しい……
「い、一応成功した。」
私は、ハサミの部分を折って前髪を切っていく。
ショキ ショキ ショキ
お~切れた!切れた!
「ん~こんな、物、かな?」
私は、葉っぱの前で右から、左から、上から、下からっと角度を変えてみておかしくない程度にする。
「いい、感じ?」
よく分からないけど、いい感じかな?
スッキリした。後は偽装……
……っは!
確か、ヘアピンで付けれる前髪用カツラって聞いたことある、、、
「お願い。私のカツラにできるぐらいの物生やして。」
イメージは、植物じゃなくて、カツラを植物の葉っぱとして、逆にした感じ。
目を開けると出来てた。めっちゃちっちゃいの。
取れるかな?……あっ、取れた。
ちゃんとピンになっていて取り外し簡単。よきよき。
後は、一通りスキルや、称号を試すか……
「《ステータス》」
ステータス
如月奈々葉(きさらぎ ななは) (15) Lv3
職業 学生 暗殺者
HP 3901/4002 MP 4206/5994 幸運77777777
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料理 徒歩 洗う 祈り 闇隠れ 隠密 協力 体術 魅了 ショット 闇魔法 空間魔法 言語理解
称号
始まりの神の加護 大地神の加護 恋愛神の加護
地母神の加護 暗黒神の加護 光の神の加護
武神の加護 豊穣神の加護 綺麗にするもの 植物を生やすもの 暗殺者
今の時間、暇だから人通りスキルを使おうかな?
いざって言う時に使えないと……
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