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反省……よりも……

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帰ると、早速正座を何故か差せられた。

?!

目の前にはいい笑顔だけど、どこか黒いものを持つ旦那様。

でも、その黒い笑顔も素敵です……

「ミラ……どうして正座されてるかわかるよな?」

「はいっ!いろいろと説明不足の為だと思われますっ!」

 何故かとか言ってたけど、ルイに言われたらちゃんとやるしか無いよね?!

「わかっているなら、話は速い。俺に話してない事、話せる事全て話せ。」

うわぁお!

ねぇ、聞きました?

ルイ、『話せる事』って言ったよ?!

この優しさに、私はキュンキュンでぺろっと吐いちゃうよ??

「えーと、勿論話すつもりですけど話が大きいので簡潔に話すか、私が産まれ育った長い年月を長々と話すしかなくなってしまいますので、私に質問してくださると嬉しいです!」

簡潔に話すのは、王城でもやったしね!

「そうか…………前世っていうのは?」

「はい!私がルーナリアとして産まれる前に生きていた時の事です!」

正座のまま元気よく話す。

「前世の名前は?」

「覚えてません!!」

「なんで?」

「ん~……これも、憶測の話ですが今世……ミラとして生きてる事に影響を与える事……例えば友人やら家族やら……その事は邪魔な記憶だと認識されているのかと……」

だから、悲しい気持ちが無いんだよね。

「……。歳は?」

「前世の私は20で死んだと思いますが、精神年齢はそんなに成長して無いので大丈夫だと思います!そんな40代じゃありません!」

「そこは聞いてない……って、いつものミラだな……」

「当たり前ですよ!!ルイが大好きでしょうがないミラでございます!」

ここ!テストに出るから覚えておいてね!

「んっ、ン~……やめろ……まじで気が狂うから…………で、質問の続きだが、その……前の世界の好きだった奴とかいたのか?」

うわぁっお!

 不安な顔して私に聞いてくる旦那様、物凄く可愛い……

「もし、居たと言ったらどうします?」

もっと可愛い旦那様が見たいっ!ちょっといじわるしちゃいますかっ!




そう思った私が馬鹿でした……


「あぁぁぁ!!ん!!ふぁ!んんん~!!」

 ずぷずぷとルイのおチンチンが私の中に容赦なく入っていく。

びゅるるるるるる……

この射精も中出しで何回目か分からない。

 ちょっとしたいじわるをしたつもりがこんなにも煽るような事になると思うっ?!

 頭がもうトロトロになって、もう何がなんだかわからない。

 何時間経ったのかも分からないし、お腹は精液でいっぱいだった。

 気絶しても、犯されていてルイはほんとに獣のように喰らい付いてくる。


 でも、これはこれで気持ちいいしルイとずっと一緒だし何も考えなくて幸せかも……

なんて思っちゃってる私もいた。


「ふっ、ふっ、ふぁぁぁぁぁ!!」

びゅるるるるるる

気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

びゅるるるるるる……

あれからどれだけ時間が経ったか分からない。

 ミラが俺以外の好きだった男が居て、もしこんな事をしていたらと考えたら、いつの間にかミラを組み敷いて抱き潰していた。

 ミラは完全に飛んでしまっていて、俺に今もずっと腰を降っている。

「うっ、……ミラ……」

「はぁ♡はぁ♡はぁ♡はぁ♡」

腰をぐりぐりと俺に擦り付けて来る……

可愛い……

「そんなに欲しいならもっとやるよ……」

そして俺達はまた、ただただ獣のように抱き合ったのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
お久しぶりですm(*_ _)m

どうも、チレムです!

 お気に入り登録をしてくれる人がいてくれるおかげで、また新しい話を最新していきたいな~っと思い、また最新しました!

 いや~……ミラちゃん……いじわるも加減をした方がいいと学べたのではないでしょうか??

 あ、いろいろと疑問を持つ事もあると思いますが、ここはご都合主義の世界なので、暖かい目でお読みください。

(*・ω・)*_ _))ペコリン
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