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実はちゃんと転生チートはあるんですよ……うっへっへっ……
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翌日
ドッキンバッキンしていて、あまり眠れなかった私でございます。
「おはよう、ミラ。」
「おはようございます、ルイアン様!今日も輝くようにお綺麗でカッコイイですね。朝からありがとうございます。」
そう言って拝む私。
「あぁ、おはよう。やっぱり変わらないな……」
「いえ、私は日々ルイアン様を褒めまくる為に語彙力の勉強をし出しますよ!!」
「そういう事じゃない…………まぁ、朝ごはん食べるか……今日はどうするか……いつもなら仕事に行くんだが……」
「あ~……私の事は放っておいても大丈夫ですよ?これでも貴族。魔法の腕はまあまあいい方なんですよ?」
ちょっとした転生チートなんだけどね。
転生して一番最初に確認したのはやっぱりステータスだよね~
転生者は1度は絶対やると思う。
ちなみに、今の私のステータス
ステータス
名前 ミラ (16) Lv38
称号 元公爵令嬢 悪女になる者 転生者
スキル 料理 裁縫 身体能力強化 付与 魔法(光・闇・氷) 言語理解
って感じなんだけど、普通の人は魔法の属性が1つか2つなんだけど、転生チートでもう1つついていた。
あと、言語理解のおかげで世界各国の言語が分かるよね~
この時点でもうチート。
「へぇ……属性は何なんだ?」
「闇と氷って表向きには言ってます!」
「……?……本当は?」
「光と闇と氷です!」
「…………何で皇太子は婚約破棄したんだ?」
「聖女である妹を虐めた~って言う感じの理由だったような?」
「何で疑問形なんだよ……」
「興味が無かったので。」
「そうか……」
私の頭の中は、ルイアン様でいっぱいですよ~?
「何が出来るんだ?」
「そうですね~……家事全般から、体術を少々、補助と、攻撃魔法や……まぁ、色々ですね!」
「……本当に貴族の令嬢だったのか?」
「…………多分?」
「だから何で疑問形なんだよ……」
「テヘ☆?」
秘技!笑って誤魔化す!
「…………だが、本当にどうするか……」
「あ~……なら、今日は仕事を探して来ますね。」
何故なら!私は貢がれたいのではなく貢ぎたい側なのだから!
「それはダメだ!」
「はい!」
ルイアン様にダメだと言われたならやらない。
これ絶対。
「え?いや、すまん……そういう事じゃないんだが……」
「およ?」
これはもしかして変な勘違いを私はしている感じですか?!
「俺の目の届く所にいて欲しいと言うのが本音だが……流石に仕事柄無理だって言う事は分かっている。」
「いや、出来ますよ?」
「は?」
人殺しはやった事が無いけれど、盗みや情報収集とかそういう系なら直ぐにでもやろうと思えば……
「どうやって?」
「こうしてです。」
私は、前世があるからか想像力だけは凄かった。
魔法はイメージが大切だからね。
思い出してからは、ずっといろいろ実験してたよね。
私は足元の影に入り、少し離れたルイアン様の影に出る。
「どうです?ルイアン様と手を貸していただけたら一緒に影渡り出来ますよ?」
「すげぇな……全然分からなかった。」
なんとっ?!
これなら、ルイアン様の影にずっと潜んでおくという手も使えるのでは……?
合法的に色々なルイアン様を見ることが許されるのでは?!
という事で、私は愛しのルイアン様に褒められたのでした~!
ドッキンバッキンしていて、あまり眠れなかった私でございます。
「おはよう、ミラ。」
「おはようございます、ルイアン様!今日も輝くようにお綺麗でカッコイイですね。朝からありがとうございます。」
そう言って拝む私。
「あぁ、おはよう。やっぱり変わらないな……」
「いえ、私は日々ルイアン様を褒めまくる為に語彙力の勉強をし出しますよ!!」
「そういう事じゃない…………まぁ、朝ごはん食べるか……今日はどうするか……いつもなら仕事に行くんだが……」
「あ~……私の事は放っておいても大丈夫ですよ?これでも貴族。魔法の腕はまあまあいい方なんですよ?」
ちょっとした転生チートなんだけどね。
転生して一番最初に確認したのはやっぱりステータスだよね~
転生者は1度は絶対やると思う。
ちなみに、今の私のステータス
ステータス
名前 ミラ (16) Lv38
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スキル 料理 裁縫 身体能力強化 付与 魔法(光・闇・氷) 言語理解
って感じなんだけど、普通の人は魔法の属性が1つか2つなんだけど、転生チートでもう1つついていた。
あと、言語理解のおかげで世界各国の言語が分かるよね~
この時点でもうチート。
「へぇ……属性は何なんだ?」
「闇と氷って表向きには言ってます!」
「……?……本当は?」
「光と闇と氷です!」
「…………何で皇太子は婚約破棄したんだ?」
「聖女である妹を虐めた~って言う感じの理由だったような?」
「何で疑問形なんだよ……」
「興味が無かったので。」
「そうか……」
私の頭の中は、ルイアン様でいっぱいですよ~?
「何が出来るんだ?」
「そうですね~……家事全般から、体術を少々、補助と、攻撃魔法や……まぁ、色々ですね!」
「……本当に貴族の令嬢だったのか?」
「…………多分?」
「だから何で疑問形なんだよ……」
「テヘ☆?」
秘技!笑って誤魔化す!
「…………だが、本当にどうするか……」
「あ~……なら、今日は仕事を探して来ますね。」
何故なら!私は貢がれたいのではなく貢ぎたい側なのだから!
「それはダメだ!」
「はい!」
ルイアン様にダメだと言われたならやらない。
これ絶対。
「え?いや、すまん……そういう事じゃないんだが……」
「およ?」
これはもしかして変な勘違いを私はしている感じですか?!
「俺の目の届く所にいて欲しいと言うのが本音だが……流石に仕事柄無理だって言う事は分かっている。」
「いや、出来ますよ?」
「は?」
人殺しはやった事が無いけれど、盗みや情報収集とかそういう系なら直ぐにでもやろうと思えば……
「どうやって?」
「こうしてです。」
私は、前世があるからか想像力だけは凄かった。
魔法はイメージが大切だからね。
思い出してからは、ずっといろいろ実験してたよね。
私は足元の影に入り、少し離れたルイアン様の影に出る。
「どうです?ルイアン様と手を貸していただけたら一緒に影渡り出来ますよ?」
「すげぇな……全然分からなかった。」
なんとっ?!
これなら、ルイアン様の影にずっと潜んでおくという手も使えるのでは……?
合法的に色々なルイアン様を見ることが許されるのでは?!
という事で、私は愛しのルイアン様に褒められたのでした~!
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