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第15章 ゾフィアとヴィクトリア。
第2話 白いソーセージ。
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上品で美しい外見から、全くかけ離れた態度に驚く人たち(バルトシュとヴィクトリア。きよし、小林、ルオ以外)。
布村がその下品でダンディーな態度に口を押えて驚く。
宴会場での女性らしい態度と余りに違う態度に驚くルーシー。
正座をしたままジッと動かないきよし。
完全に師範と門下生の対応になっている。
「あはははっ!身長は200メートル位か?(ガハハハ!オヤジギャグ!)早いもんだな~。私が防衛大時代な、あんときゃあ、やっとチンコに毛が生え始めた頃だな。皮も被ってたしな。なっ未央?ガハハ~ッ!」
( はあい? )
( えっ? )
ドキッとする少女隊。
「中1か?未央の助、いつだ?」
「はい、師範。」
(チンコに毛が生えた~)の下りに目を丸くして驚く布村と4人、ルーシー、ジェシカ、リリアナ、ジュリア。
直ぐ、ゾフィアの斜め後ろで、背中を丸めて正座で座ってから、ゾフィア師範へ両手でビールのお酌をしながら丁寧に話す小林未央の元、門下生。
「はい、たしか中学校1年生の頃です。僕が入門した頃ですから師範。」
「そ~かぁ中1か。中坊かぁ。今は3人とも、幾つになった?」
「19になりましたヴィチック師範。」
「そうだそうだ、5年前か。でもきよしに会ったのもっと前だけどな。」
バルトシュとの会話を止めて、きよしの顔を下から覗いて意地悪に話すヴィクトリア。
「ゾフィと私が稽古の後、一緒にきよしとお風呂に入った時かぁ?たぶん小5?小6の時か?きよしのチンコ立つようになってから、混浴を止めたんだよな。たしか!あはははっ。真っ白いソーセージのような美味しそうな白チンコ。あはははっ。」
思いっきり引く少女とジェシカ小隊。
同時に顔が真っ赤になる少女たち。
「どうだ!きよし!今晩一緒に、ベットで稽古するか?あ~ん!あはははっ。デカくなったんじゃないかぁ~!女と付き合って一皮剥けたんじゃないなかぁ。なぁオイ!きよし!ガハハハッ。」
ジェシカを見て、ガサツに話すゾフィア。
中年のオッサンのような態度だった。
真っ赤になるジェシカ。
いきなり、プチ・セクハラの場になる2次会なのだった。
周りの目を一切気にしないゾフィアとヴィクトリア。
◇ ◇
AXISとの地中海防衛戦や、ロシアとのウクライナ第2次防衛戦、ベラルーシ国境線など東ヨーロッパ防衛戦での実戦を含め、歴戦錬磨の彼女たちなのだ。
そのおかげで「西側ヨーロッパの鋼鉄の壁。」とポーランドは呼ばれているのだ。
最近では、昨年の対馬島嶼防衛戦が終わった寄港時、攻撃をしかけてきたロシア黒海艦隊を完全殲滅した2人なのだ。
一国の軍隊の司令官や艦長を務めるだけあって、若い女性なのに腹が異常に座っていた。
そんな2人に興味を持ち始めたジェシカ小隊だった。
同盟国の軍人である以上、教本でNATOヨーロッパ、それもポーランド・中央ヨーロッパ軍の善戦記録は知っていた。
世界の同盟国、教育教本に東ヨーロッパ戦線の数名の英雄の名前が出ているが、その現代英雄の2人が目の前にいる。
軍人なら黙っていられないわけだ。
◇ ◇
そんな中、布村や4人の少女たちには、ある感覚が蘇って来た。
昨年対馬で感じたきよしへの感覚。
砲弾や血吹雪をくぐり抜け、戦場で命のやり取りを経験した軍人から醸し出す独特のオーラを2人のポーランド人からも感じたのだ。
2人は軍人。
それも歴戦錬磨の上級指揮官。
彼女たちの号令ひとつで、大勢の兵士達を死地に向かわせることが出来るのだ。
ジェシカやリリアナ。
ジュリアが、急にかしこまり始めた。
そう思った瞬間、逆におかしな緊張も解ける布村たちだった。
そして、布村が切り出した。
「ゾフィアさんたち、パンダ隊長と何年位一緒にいらしたんですか?」
布村の質問に答えるゾフィアとヴィクトリアに注目するジェシカ小隊たち。
「あははっ。防衛大の4年間、夏と冬の休みの時は下宿して~たな、道場修行さ。まぁ、きよし。その前に私もヴィクトリア、2人の父親がポーランド軍の軍人でな。その父親たちの影響で初期のラドムの椎葉道場、清春師範の時から通っていたからな。父親の師範研修の時、何回かはちびっ子きよしに会った事はある。そう考えると、結構長い付き合いだな。なっオイ、きよし!」
きよしの肩をバシバシ叩きながら普通に日本語で話すゾフィア。
「はい。去年も冬に、たしかぁ広島の呉で、旗艦「エミリア・プラテル」のオーバーホールの2か月間、家に居ました。結局ヴィクトリア師範も合流して、ゾフィア師範にもヴィクトリア師範に、1回も組み手で勝てませんでした。ははっ。腕、ねじって捻挫してしまったし。対馬の半年前ですかね。」
口を手にあてて驚くジェシカ小隊。
(( えぇぇー! ))
手首を揉みながら、しみじみと続けて話すきよし。
「僕とルオは全くダメ。格闘センスのある、小林だけはカミンスカ(ヴィクトリア)師匠とは1度だけドローでした。それ以外、あははっ!3人共ボロ負け。ゾフィア師匠にもボロ負け。へへへっ。徹底的にやられました。2人には手も、足も出ません。ホント、グゥの音も出ません。ボロボロでした。あはははっ。」
世界ナンバーワン・アタッカーモービル乗りで、それもデカいきよしが1回も勝てないと聞いて、飛び上がって驚くジェシカ小隊や少女軍団。
それもそのハズ。
無差別級のヨーロッパ・アメリカチャンピオンの2人なのだ。
勝てるとしたら、椎葉繁か杉山機長位だった。
氷下魚を剥きながら、きよしがニタニタして話した。
「へへっ。チンコに毛が生えた話は、師匠たちのいつもの挨拶ネタです。」
( え~、なんだぁ~。 )
「挨拶ネタって、もう、びっくりしました。あはははっ!」
驚く寺田麗子。
「めっちゃドキドキー!あはははっ!」
胸をなでおろす中村・スーザン・幸子だった。
( もう、イヤだぁ~。きゃーアハハハ。 )
手を叩いて笑う佐藤結衣たち少女軍団。
布村がその下品でダンディーな態度に口を押えて驚く。
宴会場での女性らしい態度と余りに違う態度に驚くルーシー。
正座をしたままジッと動かないきよし。
完全に師範と門下生の対応になっている。
「あはははっ!身長は200メートル位か?(ガハハハ!オヤジギャグ!)早いもんだな~。私が防衛大時代な、あんときゃあ、やっとチンコに毛が生え始めた頃だな。皮も被ってたしな。なっ未央?ガハハ~ッ!」
( はあい? )
( えっ? )
ドキッとする少女隊。
「中1か?未央の助、いつだ?」
「はい、師範。」
(チンコに毛が生えた~)の下りに目を丸くして驚く布村と4人、ルーシー、ジェシカ、リリアナ、ジュリア。
直ぐ、ゾフィアの斜め後ろで、背中を丸めて正座で座ってから、ゾフィア師範へ両手でビールのお酌をしながら丁寧に話す小林未央の元、門下生。
「はい、たしか中学校1年生の頃です。僕が入門した頃ですから師範。」
「そ~かぁ中1か。中坊かぁ。今は3人とも、幾つになった?」
「19になりましたヴィチック師範。」
「そうだそうだ、5年前か。でもきよしに会ったのもっと前だけどな。」
バルトシュとの会話を止めて、きよしの顔を下から覗いて意地悪に話すヴィクトリア。
「ゾフィと私が稽古の後、一緒にきよしとお風呂に入った時かぁ?たぶん小5?小6の時か?きよしのチンコ立つようになってから、混浴を止めたんだよな。たしか!あはははっ。真っ白いソーセージのような美味しそうな白チンコ。あはははっ。」
思いっきり引く少女とジェシカ小隊。
同時に顔が真っ赤になる少女たち。
「どうだ!きよし!今晩一緒に、ベットで稽古するか?あ~ん!あはははっ。デカくなったんじゃないかぁ~!女と付き合って一皮剥けたんじゃないなかぁ。なぁオイ!きよし!ガハハハッ。」
ジェシカを見て、ガサツに話すゾフィア。
中年のオッサンのような態度だった。
真っ赤になるジェシカ。
いきなり、プチ・セクハラの場になる2次会なのだった。
周りの目を一切気にしないゾフィアとヴィクトリア。
◇ ◇
AXISとの地中海防衛戦や、ロシアとのウクライナ第2次防衛戦、ベラルーシ国境線など東ヨーロッパ防衛戦での実戦を含め、歴戦錬磨の彼女たちなのだ。
そのおかげで「西側ヨーロッパの鋼鉄の壁。」とポーランドは呼ばれているのだ。
最近では、昨年の対馬島嶼防衛戦が終わった寄港時、攻撃をしかけてきたロシア黒海艦隊を完全殲滅した2人なのだ。
一国の軍隊の司令官や艦長を務めるだけあって、若い女性なのに腹が異常に座っていた。
そんな2人に興味を持ち始めたジェシカ小隊だった。
同盟国の軍人である以上、教本でNATOヨーロッパ、それもポーランド・中央ヨーロッパ軍の善戦記録は知っていた。
世界の同盟国、教育教本に東ヨーロッパ戦線の数名の英雄の名前が出ているが、その現代英雄の2人が目の前にいる。
軍人なら黙っていられないわけだ。
◇ ◇
そんな中、布村や4人の少女たちには、ある感覚が蘇って来た。
昨年対馬で感じたきよしへの感覚。
砲弾や血吹雪をくぐり抜け、戦場で命のやり取りを経験した軍人から醸し出す独特のオーラを2人のポーランド人からも感じたのだ。
2人は軍人。
それも歴戦錬磨の上級指揮官。
彼女たちの号令ひとつで、大勢の兵士達を死地に向かわせることが出来るのだ。
ジェシカやリリアナ。
ジュリアが、急にかしこまり始めた。
そう思った瞬間、逆におかしな緊張も解ける布村たちだった。
そして、布村が切り出した。
「ゾフィアさんたち、パンダ隊長と何年位一緒にいらしたんですか?」
布村の質問に答えるゾフィアとヴィクトリアに注目するジェシカ小隊たち。
「あははっ。防衛大の4年間、夏と冬の休みの時は下宿して~たな、道場修行さ。まぁ、きよし。その前に私もヴィクトリア、2人の父親がポーランド軍の軍人でな。その父親たちの影響で初期のラドムの椎葉道場、清春師範の時から通っていたからな。父親の師範研修の時、何回かはちびっ子きよしに会った事はある。そう考えると、結構長い付き合いだな。なっオイ、きよし!」
きよしの肩をバシバシ叩きながら普通に日本語で話すゾフィア。
「はい。去年も冬に、たしかぁ広島の呉で、旗艦「エミリア・プラテル」のオーバーホールの2か月間、家に居ました。結局ヴィクトリア師範も合流して、ゾフィア師範にもヴィクトリア師範に、1回も組み手で勝てませんでした。ははっ。腕、ねじって捻挫してしまったし。対馬の半年前ですかね。」
口を手にあてて驚くジェシカ小隊。
(( えぇぇー! ))
手首を揉みながら、しみじみと続けて話すきよし。
「僕とルオは全くダメ。格闘センスのある、小林だけはカミンスカ(ヴィクトリア)師匠とは1度だけドローでした。それ以外、あははっ!3人共ボロ負け。ゾフィア師匠にもボロ負け。へへへっ。徹底的にやられました。2人には手も、足も出ません。ホント、グゥの音も出ません。ボロボロでした。あはははっ。」
世界ナンバーワン・アタッカーモービル乗りで、それもデカいきよしが1回も勝てないと聞いて、飛び上がって驚くジェシカ小隊や少女軍団。
それもそのハズ。
無差別級のヨーロッパ・アメリカチャンピオンの2人なのだ。
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