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第13章 月からの使者。
第4話 四つん這いのHARMOR。
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よつん這いになった、きよし・布村タンデムモービル。
その下で作業するのは、稼働停止したHARMORの重厚なコクピットシールドをこじ開けて、乗員を助けようとしているポーランド特別海兵隊のJWグロム部隊・WALKER(機動歩兵)部隊員たちだった。
指揮をしながら、自らも救助の先頭に立って、作業をしている女性上官はヴィクトリア・カミンスカ大佐だった。
ジョナサンと同じ椎葉新格闘道場の現、門下生。
それもポーランド道場師範の一人、ポーランド海軍のヴィクトリア・カミンスカ大佐が、自分のWALKER小隊を引き連れて、放射能防護服を着ている自衛隊の隊員と共に、「よつん這いHARMOR」のコクピットシールドをこじ開けようとしていた。
上部の緊急脱出孔が空中の吉田HARMORとの衝突で、完全に潰れていたので、メイン・コクピット・シールドを開けるしかなかったのだった。
「ん~ドォブリィ(よいしょ。)もうちょい。トラッシュの方は?」
「隊長オーケーです。いつでも引っ掛けられます。レオンたち?下は、大丈夫か?」
( オーケー! )
( オーケー! )
( 私も、オーケーです! )
( トラッシュ。思いっきり引っ張ってくれ 。)
「よし、了解。さて、大佐。土台の4人、全員オーケーです。ふうーっ。アツー。」
「了解、了解……あっトラッシュもレオン、ちょっと待って。この外枠は余計だ。ちょっと外す。ン、ン~ドォブリィ、ドォブリィ!」
( ガシャンガシャン! )
部品や破片が鉄板の上に落ちた。
手伝いの防護服姿の自衛隊の隊員が、鉄板に落ちた大きな部品をさらに地面に落とす。
「下に、大き目な部品落としますよー。いいですか?行きます。せ~の。(英語)」
( ガシャン!カランカラン。 )
「よし、トラッシュこっちもオーケーよ!ふぅーキッツー。」
下を向いたきよし・布村タンデムモービルの胴体部。
4台の機動歩兵が厚めの大きな四角の鉄板を肩に持って押さえている。
その下にジョナサンが行って、ヴィクトリアに話し掛けた。
「ヴィック!ヘイッ!ヴィクトリア!俺だ、ジョナサンだ。(英語)」
「えっ、ん、えっ?マスター・オースティン!あーマスター。どうしてここに。(英語)」
「夜の急襲爆撃で使った新装備の効果視察だべさ。ヴィック?それより、きよしがこれに居るって。んだべか?おい。(北海道弁)」
コクピットを指さすジョナサン。
「もちろん!日本の弟分がいるのよ。ここ、ここ。(ガンガンッ!)さぁもう、開くよ。せっかく居るんだから、オースティン師範手伝って。人が出てくるから手伝ってよ。(日本語)」
「おう、了~、了~。(日本語)」
「さぁ、一気に開けるわよ。ジョナサンも、少し下がって。(ポーランド語)自衛隊の2人も降りて。(日本語)」
軽く敬礼してから、ポケットに両手を入れて制帽をグルッと、後ろに回してから少し後ろに下がるジョナサン。
ヴィクトリアたちをカバーしていた防護服の自衛隊の2人が鉄板から飛び降りた。
ヴィクトリアが、手を上げて京子やノーラに合図した。
首を伸ばしながら椅子から立ち上がり、手を上げるノーラと手を上げる京子。
ノーラが後ろを振り返った。
「ヘイ!、ミリー!ミリー!もう準備オーケーよ。はい京子、曽根さん。曽根さん。」
うなづく京子。
ノーラとミリューシャの2人は特殊車両に歩いて行った。
京子が曽根少尉に手を口に添えて、声を出した。
「曽根さん!救急車お願いします。」
「はい~椎葉博士。了解しました。西浦っ!」
「はい!了解っ!」
西浦少尉が見学している人の前に立った。国道側に待機していた救急車の所で黄色のテープをちぎった。
「さぁー皆さん、救急車が通ります。避けて下さい。お願しまーす。」
と、西浦少尉が見学している人を誘導して、救急車を呼びに行った。
ノーラとミリューシャたちは特殊車両の後部の上下を開けた。
奥に歩いて行きミリューシャが宙に浮かぶ搬送ベットを持って来た。
同時に、そのオーバーテクノロジーの機材を隠すために、幕を張り始める京子を護衛していたポーランド宇宙軍の女性兵スタッフたち。
その脇で一緒に歩きながら、何かの機器の準備をするミリューシャの仲間の異星人。
特殊車両の中からオディアを抱っこしてノーラも歩いて来た。
その下で作業するのは、稼働停止したHARMORの重厚なコクピットシールドをこじ開けて、乗員を助けようとしているポーランド特別海兵隊のJWグロム部隊・WALKER(機動歩兵)部隊員たちだった。
指揮をしながら、自らも救助の先頭に立って、作業をしている女性上官はヴィクトリア・カミンスカ大佐だった。
ジョナサンと同じ椎葉新格闘道場の現、門下生。
それもポーランド道場師範の一人、ポーランド海軍のヴィクトリア・カミンスカ大佐が、自分のWALKER小隊を引き連れて、放射能防護服を着ている自衛隊の隊員と共に、「よつん這いHARMOR」のコクピットシールドをこじ開けようとしていた。
上部の緊急脱出孔が空中の吉田HARMORとの衝突で、完全に潰れていたので、メイン・コクピット・シールドを開けるしかなかったのだった。
「ん~ドォブリィ(よいしょ。)もうちょい。トラッシュの方は?」
「隊長オーケーです。いつでも引っ掛けられます。レオンたち?下は、大丈夫か?」
( オーケー! )
( オーケー! )
( 私も、オーケーです! )
( トラッシュ。思いっきり引っ張ってくれ 。)
「よし、了解。さて、大佐。土台の4人、全員オーケーです。ふうーっ。アツー。」
「了解、了解……あっトラッシュもレオン、ちょっと待って。この外枠は余計だ。ちょっと外す。ン、ン~ドォブリィ、ドォブリィ!」
( ガシャンガシャン! )
部品や破片が鉄板の上に落ちた。
手伝いの防護服姿の自衛隊の隊員が、鉄板に落ちた大きな部品をさらに地面に落とす。
「下に、大き目な部品落としますよー。いいですか?行きます。せ~の。(英語)」
( ガシャン!カランカラン。 )
「よし、トラッシュこっちもオーケーよ!ふぅーキッツー。」
下を向いたきよし・布村タンデムモービルの胴体部。
4台の機動歩兵が厚めの大きな四角の鉄板を肩に持って押さえている。
その下にジョナサンが行って、ヴィクトリアに話し掛けた。
「ヴィック!ヘイッ!ヴィクトリア!俺だ、ジョナサンだ。(英語)」
「えっ、ん、えっ?マスター・オースティン!あーマスター。どうしてここに。(英語)」
「夜の急襲爆撃で使った新装備の効果視察だべさ。ヴィック?それより、きよしがこれに居るって。んだべか?おい。(北海道弁)」
コクピットを指さすジョナサン。
「もちろん!日本の弟分がいるのよ。ここ、ここ。(ガンガンッ!)さぁもう、開くよ。せっかく居るんだから、オースティン師範手伝って。人が出てくるから手伝ってよ。(日本語)」
「おう、了~、了~。(日本語)」
「さぁ、一気に開けるわよ。ジョナサンも、少し下がって。(ポーランド語)自衛隊の2人も降りて。(日本語)」
軽く敬礼してから、ポケットに両手を入れて制帽をグルッと、後ろに回してから少し後ろに下がるジョナサン。
ヴィクトリアたちをカバーしていた防護服の自衛隊の2人が鉄板から飛び降りた。
ヴィクトリアが、手を上げて京子やノーラに合図した。
首を伸ばしながら椅子から立ち上がり、手を上げるノーラと手を上げる京子。
ノーラが後ろを振り返った。
「ヘイ!、ミリー!ミリー!もう準備オーケーよ。はい京子、曽根さん。曽根さん。」
うなづく京子。
ノーラとミリューシャの2人は特殊車両に歩いて行った。
京子が曽根少尉に手を口に添えて、声を出した。
「曽根さん!救急車お願いします。」
「はい~椎葉博士。了解しました。西浦っ!」
「はい!了解っ!」
西浦少尉が見学している人の前に立った。国道側に待機していた救急車の所で黄色のテープをちぎった。
「さぁー皆さん、救急車が通ります。避けて下さい。お願しまーす。」
と、西浦少尉が見学している人を誘導して、救急車を呼びに行った。
ノーラとミリューシャたちは特殊車両の後部の上下を開けた。
奥に歩いて行きミリューシャが宙に浮かぶ搬送ベットを持って来た。
同時に、そのオーバーテクノロジーの機材を隠すために、幕を張り始める京子を護衛していたポーランド宇宙軍の女性兵スタッフたち。
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