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第11章 オペレーション「ハリケーン」。
第5話 撃墜!AXISの核ミサイル搭載爆撃機。
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編隊を組んで、高高度を飛行するAXISの戦術熱核弾頭ミサイル搭載の轟21型ステルス爆撃機。
その先頭、AXIS空爆飛行連隊の連隊長機のコクピット。
パイロットやスタッフが退屈な飛行で無駄話をしていた。
「でも小校(連隊長)殿、もうそろそろ、裏切り者の女真帝国の上空で引き返すんですよね。あっ!奴らの防空レーダーの反応確認。そろそろ防空隊の古いF-22が上がってきそうですね。」
と、通信士の周上尉が、退屈そうに聞く。
「んっ?後2分か。よーし。うるさいハエどもが上がって来る前に副機長、全機旋回準備だ。さぁ、帰るぞ。あ~あ~っ。かぁ~!」
ヘルメットの中で両手を上げて、大あくびをする連隊長、兼機長だった。
「思ったよりロシアがサイロ(地下核ミサイル発射基地群)を回す(稼働する)の早かったな。今回の対馬の目的の内の1つ、中立国の揺さぶりだったが、やはりドイツは最後に回したな。敵の防衛体制、防衛出動の確認と、名目中立国の順位確定。その2つの本作戦が完遂した。信用出来る国はロシアって解っただけでもいいじゃないか。我々は孤独じゃなかったのだ。ほかの南米や、中央アフリカそしてヨーロッパ中立国、西側を伺いながらの嘘つき中立国なんか、この大中華帝国連邦様には必要がない。我々の一大経済のおこぼれでも貰って黙っていれば良いのだ!あはははっ。」
「でも、我々の出撃が予定より6日も早いなんて。今日で対馬侵攻4日目ですよね。あっ、もしや連隊長?対馬の南北朝鮮軍の奴隷兵どもがピンチなんじゃないですか。」
「周っ!それ以上言うな。その逆だバカ者。我々は対馬占領後の最終仕上げだ。よいか周通信士!軽口は国家反逆罪になるぞ!いいか、周。最新鋭、急襲打撃潜水空母10隻、HARMOR揚陸艦8隻、それらを守る駆逐艦と巡洋艦25隻。最新装備の地上機甲部隊5,000名の大規模機動大隊だぞ。最先端の機動部隊と地上部隊だ。旧装備で、かび臭い小日本人の自衛隊や日本国軍の10倍の規模の攻撃だ。おそらく「6日も早く」攻略したのだろう。あははっ。鈍くさい半島の奴隷達にしては、よくやった方じゃないかな。我が大中華帝国連邦の正規軍なら、対馬程度の装備なら2時間で攻略するわ。あははっ。解ったか周っ。」
その時、AIによるロックオン警報が鳴る。
( ビビビーッ!ビビビーッ!本機はロックオンされています。 )
( ビビビーッ!ビビビーッ!本機はロックオンされています。 )
「何っ!周っ!誤報か?なんだロックオンって。機械の故障か?直ぐに調べろ。」
( ビビビーッ!ビビビーッ!本機はロックオンされています。 )
大急ぎで警戒モニターのモードを切り替えて調べる乗組員たち。
コクピットに鳴り響く警戒音とAIの声。
「機影も、形跡も感知できません!何でなんだ。機械にエラーは出ていません。」
「我が最先端の探索技術で探知出来ない事は、ないっ!誤報に違いない。良く調べろ。」
「やはり探知できず。(本部より緊急通信です。)はい、ッちょっと待って。……え、えっ?対馬……。なんという。連隊長っ!連隊長ーっ!」
「騒ぐな!馬鹿者っ!何だっ周。」
「つ、対馬が、連隊長!帝国統合司令本部からです。対馬が、なんと……ぜ、全滅です。嘘だろう。」
「何を寝言を!そんなバカな事が。まだ進軍から4日目だぞ!何を寝言……。」
「あぁ、直上からミサイルっ!ミサイル接近。超音速です!他の機影は確認出来ません。無数の超音速ミサイルです。ミサイルの大群です~っ!間に合いません!」
「な、なんだとぉー!ここは高度2万だぞ。直上って……。」
呆然とする機長。
ゆっくり上を見た。
上部小窓を見るとミサイルの真っ赤なノーズコーンが急拡大した。
(( バン! ))
(( バン! ))
(( バン! ))
(( ズガーン!バラバラバラッ! ))
その瞬間!機体が真っ2つになり、風圧でバラバラになり落下するAXIS最先端のステルス爆撃機。
一瞬の出来事だった。
特殊合金の外殻で囲まれた重爆撃機。
その硬い外殻の機体を、紙の様に破壊するのはシモンズ准尉達が放ったミサイルだった。
それも空対空ミサイルではなく、即興でプログラムを変えて使用された対地上用兵器。
地球大気内と月面の宇宙空間でも使用出来るハイブリッドミサイルだった。
20機の重爆撃機が一瞬で、高高度の空で撃墜された。
その爆発と同時、その破壊される機体の脇を、上から下へ降下するF-39Bネオファントム。
(( シュン、シュン、シュン! ))
(( シュン、シュン、シュン! ))
と、爆撃機の破片よりも早くハイスピードで通りすぎるネオファントムの12機。
破壊された爆撃機を背後に、機体を上げて急ブレイク(反転)を始めた。
マッハ2の猛スピードで全機、急上昇した。
( キーン!ドドドドー!キーン! )
( シュパン!シュパン!シュパン! )
「こちらムーンラビットツー。ムーンラビットツー。オペレーション「寝首をかく」を終了。オペレーション「寝首をかく」終了。龍は地に落ちた、龍は地に落ちた。カピー。」
「カピーザッ。龍は地に落ちたを確認。龍は地に落ちた。確認!」
その先頭、AXIS空爆飛行連隊の連隊長機のコクピット。
パイロットやスタッフが退屈な飛行で無駄話をしていた。
「でも小校(連隊長)殿、もうそろそろ、裏切り者の女真帝国の上空で引き返すんですよね。あっ!奴らの防空レーダーの反応確認。そろそろ防空隊の古いF-22が上がってきそうですね。」
と、通信士の周上尉が、退屈そうに聞く。
「んっ?後2分か。よーし。うるさいハエどもが上がって来る前に副機長、全機旋回準備だ。さぁ、帰るぞ。あ~あ~っ。かぁ~!」
ヘルメットの中で両手を上げて、大あくびをする連隊長、兼機長だった。
「思ったよりロシアがサイロ(地下核ミサイル発射基地群)を回す(稼働する)の早かったな。今回の対馬の目的の内の1つ、中立国の揺さぶりだったが、やはりドイツは最後に回したな。敵の防衛体制、防衛出動の確認と、名目中立国の順位確定。その2つの本作戦が完遂した。信用出来る国はロシアって解っただけでもいいじゃないか。我々は孤独じゃなかったのだ。ほかの南米や、中央アフリカそしてヨーロッパ中立国、西側を伺いながらの嘘つき中立国なんか、この大中華帝国連邦様には必要がない。我々の一大経済のおこぼれでも貰って黙っていれば良いのだ!あはははっ。」
「でも、我々の出撃が予定より6日も早いなんて。今日で対馬侵攻4日目ですよね。あっ、もしや連隊長?対馬の南北朝鮮軍の奴隷兵どもがピンチなんじゃないですか。」
「周っ!それ以上言うな。その逆だバカ者。我々は対馬占領後の最終仕上げだ。よいか周通信士!軽口は国家反逆罪になるぞ!いいか、周。最新鋭、急襲打撃潜水空母10隻、HARMOR揚陸艦8隻、それらを守る駆逐艦と巡洋艦25隻。最新装備の地上機甲部隊5,000名の大規模機動大隊だぞ。最先端の機動部隊と地上部隊だ。旧装備で、かび臭い小日本人の自衛隊や日本国軍の10倍の規模の攻撃だ。おそらく「6日も早く」攻略したのだろう。あははっ。鈍くさい半島の奴隷達にしては、よくやった方じゃないかな。我が大中華帝国連邦の正規軍なら、対馬程度の装備なら2時間で攻略するわ。あははっ。解ったか周っ。」
その時、AIによるロックオン警報が鳴る。
( ビビビーッ!ビビビーッ!本機はロックオンされています。 )
( ビビビーッ!ビビビーッ!本機はロックオンされています。 )
「何っ!周っ!誤報か?なんだロックオンって。機械の故障か?直ぐに調べろ。」
( ビビビーッ!ビビビーッ!本機はロックオンされています。 )
大急ぎで警戒モニターのモードを切り替えて調べる乗組員たち。
コクピットに鳴り響く警戒音とAIの声。
「機影も、形跡も感知できません!何でなんだ。機械にエラーは出ていません。」
「我が最先端の探索技術で探知出来ない事は、ないっ!誤報に違いない。良く調べろ。」
「やはり探知できず。(本部より緊急通信です。)はい、ッちょっと待って。……え、えっ?対馬……。なんという。連隊長っ!連隊長ーっ!」
「騒ぐな!馬鹿者っ!何だっ周。」
「つ、対馬が、連隊長!帝国統合司令本部からです。対馬が、なんと……ぜ、全滅です。嘘だろう。」
「何を寝言を!そんなバカな事が。まだ進軍から4日目だぞ!何を寝言……。」
「あぁ、直上からミサイルっ!ミサイル接近。超音速です!他の機影は確認出来ません。無数の超音速ミサイルです。ミサイルの大群です~っ!間に合いません!」
「な、なんだとぉー!ここは高度2万だぞ。直上って……。」
呆然とする機長。
ゆっくり上を見た。
上部小窓を見るとミサイルの真っ赤なノーズコーンが急拡大した。
(( バン! ))
(( バン! ))
(( バン! ))
(( ズガーン!バラバラバラッ! ))
その瞬間!機体が真っ2つになり、風圧でバラバラになり落下するAXIS最先端のステルス爆撃機。
一瞬の出来事だった。
特殊合金の外殻で囲まれた重爆撃機。
その硬い外殻の機体を、紙の様に破壊するのはシモンズ准尉達が放ったミサイルだった。
それも空対空ミサイルではなく、即興でプログラムを変えて使用された対地上用兵器。
地球大気内と月面の宇宙空間でも使用出来るハイブリッドミサイルだった。
20機の重爆撃機が一瞬で、高高度の空で撃墜された。
その爆発と同時、その破壊される機体の脇を、上から下へ降下するF-39Bネオファントム。
(( シュン、シュン、シュン! ))
(( シュン、シュン、シュン! ))
と、爆撃機の破片よりも早くハイスピードで通りすぎるネオファントムの12機。
破壊された爆撃機を背後に、機体を上げて急ブレイク(反転)を始めた。
マッハ2の猛スピードで全機、急上昇した。
( キーン!ドドドドー!キーン! )
( シュパン!シュパン!シュパン! )
「こちらムーンラビットツー。ムーンラビットツー。オペレーション「寝首をかく」を終了。オペレーション「寝首をかく」終了。龍は地に落ちた、龍は地に落ちた。カピー。」
「カピーザッ。龍は地に落ちたを確認。龍は地に落ちた。確認!」
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