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第6章 白い悪魔。
第2話 子供も知ってる英雄「お子ちゃまきよし」。
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ジョナサンが宴会場を眺めて見ると、顔の知っている少女たちが居た。
去年、稼働停止したきよし・布村タンデムモービルのコクピットからヴィクトリアと共に助け上げた女の子たちだ。
両親達とニコニコしながら食べている姿があった。
なんとなく安心したジョナサンだった。
ニッコリしながら、ビールをひと口飲んでお刺身を食べ始めた。
娘の真理亜の食事の世話をしながら、麗子が少女たちを見てジョナサンに話かけた。
「ふふっ。ヴィクトリアとパパたちの助け上げた女の子ちゃんたち、元気そうね~。って、去年の年末に愛ちゃんや結衣ちゃんたちを呼んで、芳江ちゃん(須崎2等陸尉)とお姉ちゃんと3人で札幌医大の検査で立ち会ってるけどさぁ。そん時からみんなのお母さんたちから、きよしに会いたい、会いたいって言われてたんだけどね。」
「んだか。はははっ。そりゃ、えがったべさ。えがった、えがった。」
茶碗を持って、刺身を頬張りご飯を豪快に食べるジョナサン。
そのジョナサンの頬についたご飯粒をつまんで食べながら麗子が話を続けた。
「でも、戦史公式記録ではパパたちムーンリバー隊が対馬に上陸したAXISを殲滅した事になってるんでしょ?その件さ、私、自分でマザーにアクセスしてないからぁ、あれだけど。私は、オリーから聞いたけどっぉ。」
そのジョナサンと麗子の夫婦の言葉を聞いて、真顔になる男性がいた。
オースティン夫婦を遠くから慎重に見るマスコミ界のボス、ニコラス・T・中村。
横に座る実娘スーザン・幸子が嫌な顔をして父親を見た。
「んだな。表向きはな。はははっ。でもみんな知ってるって。きよしが盗んだ敵のAXISロボットで、109機の敵HARMORの大部隊の内、60機ってよ。自衛隊と日本国軍がやっつけた、前線戦闘での敵HARMOR破壊した戦果を除いてさ。半分以上、60機だぜ!たった1人の兵隊がやっつけたって……。そぉれも訓練生が!んだべっマーシャ。」
「うん、マーシャもママと対馬行った。オービッタ(オービターシャトルのビックドク)でギューンとツシマ行った。きよし兄ちゃん居た。パパも居た!」
「ハイハイ。パパも居たよね~。」
と、麗子。
ニコニコと我が娘の頭を撫でるジョナサン。そして、オディアが身を乗り出した。
「オディアも~オービッタで行った。マー(マーシャ)とノーラとね、後ね。後ね、ミリー姉ちゃん(ミリューシャ・シーカ・ラファド・エリスカ副長官)と行った。ヴィクトリアお姉ちゃんがいた。ねっ、ヴィクトリアお姉ちゃん~っ!」
子供好きなヴィクトリアがオディアに気が付いて両手で手を振った。
横でニコニコするゾフィア。
オディアは、オディアジィジことアルフレッド・ウィルソンRSF少将のあぐらに乗ってご飯を食べていた。
ニコニコとオディアの頭を撫でるアルフレッド。
機嫌の良いジョナサンはよくしゃべる。
「んだべさ。幼稚園児も知ってる日本のヒーロー、お子ちゃまきよすぃ、だべさ。な、マーシャ。」
「うん!きよし兄ちゃん~んっ!みんなやっつけたっ!お子ちゃまきよしっ~!」
元気一杯なマーシャの声に、ピクッと反応するきよし。
「はいっ!えっ?え、マーシャ、何っ?何っ?」
キョトンと振り向いて、真理亜(マーシャ)に呼ばれたと思って振り向くきよしと、ニコニコしながら振り向くジェシカ。
( はははっ! )
「なまら、はんかくさいAXISのロボットば、1人でやっつけたのは、きよすぃって事を、マーシャや幼稚園生でも知ってるって事よ。なまらすげべやっ!なぁ?あはははっ。まぁ、いいから、きよすぃ食え。食え。」
ジョナサンと麗子は、仲良く夫婦で笑った。
5歳の子供でも知っている日本の英雄、椎葉きよし。
椎葉繁夫妻が忙しい時、幼小期のきよしを、自分の子供の様に育てたジョナサンと麗子。
ジェシカと仲良く食事するきよしの後ろ姿を、頼もしく、そして優しく見ていた。
ニコラス・T・中村もニコニコとスマハンドの入力を止めて、横で父のニコラスを睨んでいたスーザン・幸子に大丈夫!大丈夫!とジェスチャーをした。
口に刺身を頬張りながら、妻の麗子がシミジミ言った。
「いや~でも、あの時はパパがたまったま、実装テスト中で良かったわ。ほんと。」
「んだな。んだわな。アハハハッ。俺達が居なかったら、ワヤだべ。」
ジョナサンの言葉に反応する繁。
「ん?んだべや。ジョナサンのいう通りだべ。なぁ。京子。ホント、ワヤだべ。」
京子もうなずきながら話を合わせた。
「そうね、対馬。まだこの5月でも決着ついていなかったかも。うふふ。まちがいなく。」
あぐらの上で、ご飯を食べるオディアの頭を優しく撫でながら、祖父のアルフレッドが、髭を撫でながらニコニコ答える。
「もしかしたら、地球がなかったかもなぁ。なぁシゲルよ。京子姉さん。舩さんもよ。」
お刺身を食べる箸を止めて、腕組をして目を閉じる御舩。
そんなメンバー達を横で見るジョナサン・メイジャー・オースティン大尉。
何となく疲れが出始めて、ボーっとグラスに注がれたビールを見ていた。
妻の麗子が、ジョナサンの腿を、ピシピシ叩いた。
「しばらくぶりの温泉ホテルなんだから、パパも温泉ゆっくり入りなよ。私は姉ちゃんの部屋で、オディ子とマーシャたち、お子ちゃまたちと、新館の部屋でコロコロ転がってるからさ。パパ、マーシャと行かないで、たまにひとりでさ。大浴場でノンビリ入れば?しばらくぶりの定山渓温泉なんだし。」
「おぅそうするべかぁ。飯食ったらひとっ風呂入って、速攻寝るべか。ハハハっ。でもひとりで温泉って、ママ。逆にあずましくないべさ。ハハハッ。やっぱりマーシャがいないと。温泉入った気がしないべさ。」
ゆっくりビールを飲むジョナサン。
そんなジョナサンの脳裏には、去年の事がつい、最近起きた事の様に思い出されていた。
去年、稼働停止したきよし・布村タンデムモービルのコクピットからヴィクトリアと共に助け上げた女の子たちだ。
両親達とニコニコしながら食べている姿があった。
なんとなく安心したジョナサンだった。
ニッコリしながら、ビールをひと口飲んでお刺身を食べ始めた。
娘の真理亜の食事の世話をしながら、麗子が少女たちを見てジョナサンに話かけた。
「ふふっ。ヴィクトリアとパパたちの助け上げた女の子ちゃんたち、元気そうね~。って、去年の年末に愛ちゃんや結衣ちゃんたちを呼んで、芳江ちゃん(須崎2等陸尉)とお姉ちゃんと3人で札幌医大の検査で立ち会ってるけどさぁ。そん時からみんなのお母さんたちから、きよしに会いたい、会いたいって言われてたんだけどね。」
「んだか。はははっ。そりゃ、えがったべさ。えがった、えがった。」
茶碗を持って、刺身を頬張りご飯を豪快に食べるジョナサン。
そのジョナサンの頬についたご飯粒をつまんで食べながら麗子が話を続けた。
「でも、戦史公式記録ではパパたちムーンリバー隊が対馬に上陸したAXISを殲滅した事になってるんでしょ?その件さ、私、自分でマザーにアクセスしてないからぁ、あれだけど。私は、オリーから聞いたけどっぉ。」
そのジョナサンと麗子の夫婦の言葉を聞いて、真顔になる男性がいた。
オースティン夫婦を遠くから慎重に見るマスコミ界のボス、ニコラス・T・中村。
横に座る実娘スーザン・幸子が嫌な顔をして父親を見た。
「んだな。表向きはな。はははっ。でもみんな知ってるって。きよしが盗んだ敵のAXISロボットで、109機の敵HARMORの大部隊の内、60機ってよ。自衛隊と日本国軍がやっつけた、前線戦闘での敵HARMOR破壊した戦果を除いてさ。半分以上、60機だぜ!たった1人の兵隊がやっつけたって……。そぉれも訓練生が!んだべっマーシャ。」
「うん、マーシャもママと対馬行った。オービッタ(オービターシャトルのビックドク)でギューンとツシマ行った。きよし兄ちゃん居た。パパも居た!」
「ハイハイ。パパも居たよね~。」
と、麗子。
ニコニコと我が娘の頭を撫でるジョナサン。そして、オディアが身を乗り出した。
「オディアも~オービッタで行った。マー(マーシャ)とノーラとね、後ね。後ね、ミリー姉ちゃん(ミリューシャ・シーカ・ラファド・エリスカ副長官)と行った。ヴィクトリアお姉ちゃんがいた。ねっ、ヴィクトリアお姉ちゃん~っ!」
子供好きなヴィクトリアがオディアに気が付いて両手で手を振った。
横でニコニコするゾフィア。
オディアは、オディアジィジことアルフレッド・ウィルソンRSF少将のあぐらに乗ってご飯を食べていた。
ニコニコとオディアの頭を撫でるアルフレッド。
機嫌の良いジョナサンはよくしゃべる。
「んだべさ。幼稚園児も知ってる日本のヒーロー、お子ちゃまきよすぃ、だべさ。な、マーシャ。」
「うん!きよし兄ちゃん~んっ!みんなやっつけたっ!お子ちゃまきよしっ~!」
元気一杯なマーシャの声に、ピクッと反応するきよし。
「はいっ!えっ?え、マーシャ、何っ?何っ?」
キョトンと振り向いて、真理亜(マーシャ)に呼ばれたと思って振り向くきよしと、ニコニコしながら振り向くジェシカ。
( はははっ! )
「なまら、はんかくさいAXISのロボットば、1人でやっつけたのは、きよすぃって事を、マーシャや幼稚園生でも知ってるって事よ。なまらすげべやっ!なぁ?あはははっ。まぁ、いいから、きよすぃ食え。食え。」
ジョナサンと麗子は、仲良く夫婦で笑った。
5歳の子供でも知っている日本の英雄、椎葉きよし。
椎葉繁夫妻が忙しい時、幼小期のきよしを、自分の子供の様に育てたジョナサンと麗子。
ジェシカと仲良く食事するきよしの後ろ姿を、頼もしく、そして優しく見ていた。
ニコラス・T・中村もニコニコとスマハンドの入力を止めて、横で父のニコラスを睨んでいたスーザン・幸子に大丈夫!大丈夫!とジェスチャーをした。
口に刺身を頬張りながら、妻の麗子がシミジミ言った。
「いや~でも、あの時はパパがたまったま、実装テスト中で良かったわ。ほんと。」
「んだな。んだわな。アハハハッ。俺達が居なかったら、ワヤだべ。」
ジョナサンの言葉に反応する繁。
「ん?んだべや。ジョナサンのいう通りだべ。なぁ。京子。ホント、ワヤだべ。」
京子もうなずきながら話を合わせた。
「そうね、対馬。まだこの5月でも決着ついていなかったかも。うふふ。まちがいなく。」
あぐらの上で、ご飯を食べるオディアの頭を優しく撫でながら、祖父のアルフレッドが、髭を撫でながらニコニコ答える。
「もしかしたら、地球がなかったかもなぁ。なぁシゲルよ。京子姉さん。舩さんもよ。」
お刺身を食べる箸を止めて、腕組をして目を閉じる御舩。
そんなメンバー達を横で見るジョナサン・メイジャー・オースティン大尉。
何となく疲れが出始めて、ボーっとグラスに注がれたビールを見ていた。
妻の麗子が、ジョナサンの腿を、ピシピシ叩いた。
「しばらくぶりの温泉ホテルなんだから、パパも温泉ゆっくり入りなよ。私は姉ちゃんの部屋で、オディ子とマーシャたち、お子ちゃまたちと、新館の部屋でコロコロ転がってるからさ。パパ、マーシャと行かないで、たまにひとりでさ。大浴場でノンビリ入れば?しばらくぶりの定山渓温泉なんだし。」
「おぅそうするべかぁ。飯食ったらひとっ風呂入って、速攻寝るべか。ハハハっ。でもひとりで温泉って、ママ。逆にあずましくないべさ。ハハハッ。やっぱりマーシャがいないと。温泉入った気がしないべさ。」
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