「メジャー・インフラトン」序章3/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 FIRE!FIRE!FIRE!No2. )

あおっち

文字の大きさ
上 下
16 / 96
第3章 ジェシカ・スミス中佐と佐藤結衣。

第6話 400名のほふく前進!人質奪還作戦!

しおりを挟む
 日本国軍と自衛隊を指揮する防衛庁の田中共同基地司令と、2人の将官、合計3人が背中を丸めて小走りに来た。

 敬礼する基地司たちと須崎2等陸尉。
 
「話は聞きました。日本国軍、自衛官の有志を集めました。女性1人に対して、直接1人の有志がほふく前進して助けます。一列になって、約200名の有志が助けます。そして逃亡の際、迎撃の為の後方支援で、更に200名程のガンナーも同行します。結果、1人の女性に2人の有志で助けにかかります。こんな作戦しか出来ませんが、いかがでしょう。」
 
 田中基地司令をにらむ女性医官。
 前線の後退、相次ぐ後退で、その消極的な動きに不満を感じていた彼女。
 そして、無表情で振り向いてスコープをのぞきながら答えた。
 
「時間がないです。司令、早くお願いします。」
 
 堡塁から上半身を乗り出して、行け!の手信号をする田中基地司令。
 その司令も自らほふく前進し始めた。
 横一列にならんでほふく前進する200名の男達。
 更にその後ろにもう1段の200名の男達。
 一人は助け、一人は援護射撃する2段構えだった。1人の女性に2人の男たちが命を懸けるのだ。
 自衛隊や日本国陸軍の普段の訓練の賜物だった。
 
 直線で200メートルはあるであろう会戦場を、あっという間に短時間で半分以上の距離を詰めた。
 更に前進する400名の有志達。
 
 きよしが止まってカウントダウン3分の手信号をしたとき、顔に迷彩をしたほふく前進する男たちを発見した。きよしの正面近くに、手信号の出来る兵隊が来ていた。
 きよしに手信号する。
 
( 我々 助ける 命 捨てる 爆発 早める OK? )
 
 ニッコリするパンダきよし。ほふく前進する有志達に元気をもらったきよしは、10分も経たずに全員の手首のロープを切断したのだ。
 
 ほふく前進した男たちは、1人々の女性の前で、ひと指し指を唇に当てて、静かに!手の平を広げて動かないで!の指示を出していた。土手の右端で光通信をするきよし。
 
 そのきよしをロープで手首を結ばれた振りをして、腕を広げたままの裸の女性達がニコニコして見ている。
 イヤホンに指を当てるきよし。裸の女性達からの眼差しを浴びて、照れながら話す。
 
「エイモス!布村さん!パスコードは?送れ。」
 
「はい、はい~。3パターン採れたよ~。パンダ隊長~っ!」
 
 引き続き、エイモスからも光通信が入った。
 
( 少尉。ゴブリンとスミス中佐から3パターンのコードを頂きました。後は布村さんと乗り込むだけです。パスコードでシステムが開けた瞬間、ハッキングしてシステムを支配致します。送れ。 )
 
「了解!まだ、1分以上早いけど、もう爆破する!それを合図に。布村さん走って来て!送れ。」
 
「了解!もう麓のテント前に居ます。パンダ隊長!いつでもどうぞ!送れ。」
 
「了解!さぁ行くよ!」
 
 ほふくして来た有志達に手を振って合図するきよし。
 男たちはうなずき、膝を立て、両腕を目の前の女性に広げた。
 その後ろでは、背後に照準を合わせて構えるガンナーたち。

 裸の女性達はニコニコし始めた。

 その女性の後ろでは、ようやく異変に気付いて立ち上がる敵のパイロット達と地上部隊の兵士。
 
「ロープがほどけてるじゃないか!(ハングル語)」
 
 慌てて、小銃を取りに行ったり、銃を構える敵兵たち。

 目が笑うきよし。
 
「もう、遅いんだよ!〇チガイどもめ!」
 
 きよしは起爆スイッチを押した!

(( ドン、ドン、ドン、ドン、ドンッ! ))
 
( ズガン!ズガーン! )
 
( ドカン!ドカーン! )
 
( ズバーン!ドカーン! )

 燃料車両や司令車輛、レーダー車輛、コマンダーHARMORにプラスチック火薬を大量に仕込んだきよしだった。至るどころで派手な爆発が順番に起こった。

( バシーン!ズガーン!ドッカーン! )

 爆発を合図に、有志の男達に飛び込む裸の日本女性の200名。
 
 腕を広げる自衛隊、日本国陸軍の兵士たち。
 
 夜中の暗闇に映える白い素肌の若い日本人女性たちが、その屈強な隊員、兵士の腕の中に飛び込んだ。
 
 至る所で歓喜の声が上がった。
 
 兵士に抱き着きお礼のキスをする者、目をつむり必死に抱き着く者。
 命からがら飛び込んだ裸の女性たち。その女性を有志全員が大切にお姫様抱っこをしながら全力で走った。
 その背後では後ずさりしながら援護射撃をするガンナー、殿(しんがり)の射撃兵たち。
 一斉に射撃が始まった。

( タン、タン、タン! )
 
( パパパ!パパパ!パパパ! )
 
( ドバババッ!ドバババッ! )

 日本側の殿しんがりの射撃でバタバタ倒れるAXIS、南北朝鮮軍の地上兵たち。
 
 彼らは国際法を全く無視した違法軍隊の兵隊なのだ。まだ、1機の機動モービルも稼働していない、地上兵同士の戦いだった。
 
 武器を持たない民間人相手の進軍の勢いは何処へ行ったのやら、パニックになるAXISの南北朝鮮兵士達の地上部隊兵。

 日清日露の世から更に昔の戦から、真っ先に逃げる姿は変わらない彼ら。

 そんな中で、端に止めてあるタンデムモービルまで全力で走る布村が居た。

夜目の効く、何人かの兵士は、武器を持たず走る布村に気が付いて小銃を撃って来た。しかし、着ているのはアーマー・アンダー・スーツ。
 数発の弾は、実は確実に布村に当たっているのだが、全弾、布村の着るアーマー・アンダー・スーツが跳ね返しているのだ。
 
 その走る布村に気が付き射撃のポーズをとった敵兵を、小さな崖の上から狙撃しバッタバッタと倒す佐藤結衣だった。
 他の3名の少女は布村を狙う兵士を結衣に教えていた。
 
 特に鈴木絵里の夜の暗闇なのにハッキリ見える超視力と銃を持つ小さな音を聞こえる超聴力。
 そして、佐藤結衣の不思議な感、予知能力に敵が進んで行くであろう所へ、確実に弾道を乗せて全弾ヒットしていた。彼女には1~2秒の先の事が、見えるのだ。
 
「結衣っ!1時の方向!」
 
「了解っ!」

( シュパパッ! )
 
「結衣っ!今度は手前2時っ!」
 
「了解!このー!」

( シュパパ! )

 3点バーストモード射撃で確実に敵兵士を仕留める結衣だった。
 
 前線から逃げて来た敵兵は、結衣の倒した兵隊を見て、どこから撃たれているか解らない暗闇からの攻撃にビビり、更にパニックになった。
 その混乱の中、同級生の援護射撃のおかげで、大きな妨害も無く無事に駆けて鹵獲予定のHARMORの脚元まで来た布村。
 
 膝に両手をついて、息を弾ませた。
 
「ひゃー!全力疾走はキッツー。オエー!ハァハァハァ。オエッ。」
 
( 布村さん、モービルに手の平で触れて下さい。触れるだけで、私が起動いたします。さ、早く。 )
 
「ハァハァー、ちょっと待って、全力で走ったの体育祭以来~っ!ハァハァ。オェ~、ハァハァ!」
 
 膝に手を突いたまま、敵機動モービルに背中を当てて休む布村。
 その布村へ人の走ってくる足音がした。
 パンダのきよしか!と思い立ち上がると、レイプ中にきよしから、横に蹴っ飛ばされた敵だった。
 左顔面が腫れて、ドロドロの姿で走って来たのだ。
 
( この白犬の女どもめー!殺してやるー! )
 
 息が上がり、しゃがむ布村を目がけて駆けてくる敵兵。と、その時!

(( バッシュアー!))
 
「あっ!」
 
 布村の目の前で、その兵士は胸周りの内臓を飛び散らせて、前のめりで倒れこんだ。

( ドサッー! )
 
 背中から3点バーストで撃たれたのだった。
 
 佐藤結衣が狙撃したのだ。
 片手で銃を持ち上げ、爆発の炎の光を浴びてガッツポーズする結衣たち。
 飛び上がって喜ぶグレー姿の4人を見つけた布村。
 
 その佐藤結衣達に向かってモービルの脚元で、両腕と足で、大きく丸をする布村。
 
「はいっ!丸っー!さすが結衣ーっ!やっるぅ!……このレイプ野郎ッー!コイツ!コイツ~!」
 
 狙撃され横たわるレイプ兵士を泣きながら足蹴にする布村だった。
 そんな混乱の中で、ようやく続々とHARMORに乗り込む敵AXISのパイロットたち。
 
 対馬市街地方面へ、デタラメに40ミリカノンやチェーンガンを撃ちながら進撃し始めた。
 一斉に退避する自衛隊、日本国軍の兵士達。
 再び、敵HARMORの攻撃が始まったのだ。
 しかし、既に予想されていた敵の行動だったので、助けた裸の女性達などは素早く保護され、高速車両で既に遠くの厳原湾へ脱出していた。
 
 日本国軍兵士と自衛隊隊員たちの、最後の対馬市攻防戦が始まったのだ。


 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

「メジャー・インフラトン」序章2/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節FIRE!FIRE!FIRE! No1. ) 

あおっち
SF
 敵の帝国、AXISがいよいよ日本へ攻めて来たのだ。その島嶼攻撃、すなわち敵の第1次目標は対馬だった。  この序章2/7は主人公、椎葉きよしの少年時代の物語です。女子高校の修学旅行中にAXIS兵士に襲われる女子高生達。かろうじて逃げ出した少女が1人。そこで出会った少年、椎葉きよしと布村愛子、そして少女達との出会い。  パンダ隊長と少女達に名付けられたきよしの活躍はいかに!少女達の運命は!  ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。そして、初めての恋人ジェシカ。札幌、定山渓温泉に集まった対馬島嶼防衛戦で関係を持った家族との絆のストーリー。  彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。是非、ご覧あれ。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

「メジャー・インフラトン」序章4/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節JUMP! JUMP! JUMP! No1)

あおっち
SF
 港に立ち上がる敵AXISの巨大ロボHARMOR。遂に、AXIS本隊が北海道に攻めて来たのだ。その第1次上陸先が苫小牧市だった。  これは、現実なのだ!  その発見者の苫小牧市民たちは、戦渦から脱出できるのか。  それを助ける千歳シーラスワンの御舩たち。  同時進行で圧力をかけるAXISの陽動作戦。  台湾金門県の侵略に対し、真向から立ち向かうシーラス・台湾、そしてきよしの師範のゾフィアとヴィクトリアの機動艦隊。  新たに戦いに加わった衛星シーラス2ボーチャン。  目の離せない戦略・戦術ストーリーなのだ。  昨年、椎葉きよしと共に戦かった女子高生グループ「エイモス5」からも目が離せない。  そして、遂に最強の敵「エキドナ」が目を覚ましたのだ……。  SF大河小説の前章譚、第4部作。  是非ご覧ください。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

「メジャー・インフラトン」序章1/ 7(太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!)

あおっち
SF
 脈々と続く宇宙の無数の文明。その中でより高度に発展した高高度文明があった。その文明の流通、移動を支え光速を超えて遥か彼方の銀河や銀河内を瞬時に移動できるジャンプ技術。それを可能にしたジャンプ血清。  その血清は生体(人間)へのダメージをコントロールする血清、ワクチンなのだ。そのジャンプ血清をめぐり遥か大昔、大銀河戦争が起こり多くの高高度文明が滅びた。  その生き残りの文明が新たに見つけた地、ネイジェア星域。私達、天の川銀河の反対の宙域だった。そこで再び高高度文明が栄えたが、再びジャンプ血清供給に陰りが。天の川銀河レベルで再び紛争が勃発しかけていた。  そして紛争の火種は地球へ。  その地球では強大な軍事組織、中華帝国連邦、通称「AXIS」とそれに対抗する為、日本を中心とした加盟国軍組織「シーラス」が対峙していたのだ。  近未来の地球と太古から続くネイジェア星域皇国との交流、天然ジャンプ血清保持者の椎葉清らが居る日本と、高高度文明異星人(シーラス皇国)の末裔、マズル家のポーランド家族を描いたSF大河小説「メジャー・インフラトン」の前章譚、7部作。  第1部「太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!」。  ジャンプ血清は保持者の傷ついた体を異例のスピードで回復させた。また血清のオリジナル保持者(ゼロ・スターター)は、独自の能力を飛躍的に引き上げる事が出来たのだ。  第2次大戦時、無敵兵士と言われた舩坂弘氏をモデルに御舩大(ミフネヒロシ)の無敵ふりと、近代世界のジャンプ血清保持者、椎葉きよし(通称:お子ちゃまきよし)の現在と過去。  ジャンプ血清の力、そして人類の未来をかけた壮大な戦いが、いま、始まる――。  彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。  本格的な戦闘シーンもあり、面白い場面も増えます。  是非、ご覧あれ。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

「メジャー・インフラトン」序章5/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 JUMP! JUMP! JUMP! No2.

あおっち
SF
 海を埋め尽くすAXISの艦隊。 飽和攻撃が始まる台湾、金門県。  海岸の空を埋め尽くすAXISの巨大なロボ、HARMARの大群。 同時に始まる苫小牧市へ着上陸作戦。  そこで、先に上陸した砲撃部隊の砲弾が千歳市を襲った!  シーラス防衛軍は苫小牧市を侵略者の手から守ることができるのか!  SF大河小説の前章譚、第5部作。  是非ご覧ください。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

戦争と平和

澤村 通雄
SF
世界が戦争に。 私はたちの日本もズルズルと巻き込まれていく。 あってはならない未来。 平和とは何か。 戦争は。

忘却の艦隊

KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。 大型輸送艦は工作艦を兼ねた。 総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。 残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。 輸送任務の最先任士官は大佐。 新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。 本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。    他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。 公安に近い監査だった。 しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。 そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。 機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。 完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。 意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。 恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。 なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。 しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。 艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。 そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。 果たして彼らは帰還できるのか? 帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~

橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。 記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。 これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語 ※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります

日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー

黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた! あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。 さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。 この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。 さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。

処理中です...