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第12章 攻撃型海中移動基地「海神(ワタツミ)級」の2番艦「須佐之男命(スサノオ)」
第4話 ゴブリンの武勇伝?
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返礼をする艦長以下CICのクルーたち。
特殊部隊、先頭の女性のカクタスが艦長の所に行って握手をした。
デイビース艦長がゴリラ男を見上げてから、リーダーのカクタスに声を掛けた。
「カクタスご苦労。」
「有難うございます、キャプテン。」
後ろの2人にも握手をするデイビース艦長。
「ラクシュミー、良くやった。」
「有難うございます。」
ニッコリするラクシュミー。そしてゴリラ男を見上げながら握手をする。
「ゴブリンも。」
「有難うございます。キャプテン。」
ジワ~と体格から想像できない笑顔で答えるゴリラ男。
「ゴブリンが発見した敵のメインフレーム・バックアップ。それに最高機密情報が潜んでいたとは。それにしても、よくラクシュミー、ゴブリンのカバーに入ってくれた。」
女性兵士2人と並んで、だらしない笑顔で立っているこのゴリラ兵士は、見た目は格闘バリバリ兵士と思うかも知れないが、シーラストップの高高度情報担当の情報部員。
彼は世界の軍に有名なハッカーなのだ。
世界最高峰と言われる、スパコンのシーラスマザーにハッキングを試みたが、敢え無くお縄。
しかし、椎葉京子やノーラにその能力と人物を認められてオリジナル・ペンタゴン入りをしたのだ。
月裏の55スーリアで最先端の科学技術をミリューシャたち宇宙人から学び、「スサノオ」配属を自分から志願した
建造中の新型2番艦「スサノオ」へ新たなメインフレームのエイモス(既に実装済みコンピューターのOSとスタンドアローン運用のエイモス2をJ博士と共に接続したのも彼だった。)を実装担当したのだ。
この「スサノオ」の情報通信のフレーム・オーケストレーターだった。
そんな輝かしい経歴の彼、ゴブリンの本名と階級は、ケルビン・アストラ。
シーラス情報特務科専任伍長だ。
なぜか士官や将官など上級管理職を嫌がる少し、変わった男なのだ。
彼は元々英国、インペリアル・カレッジの数理学博士だった。
今は「J」博士(キャロル・シンガー・内方博士)の部下なのだ。
ゴブリンの一番苦手なのが拳銃などの射撃や、格闘全般。
逆に、隣に並ぶ小柄なインド系アメリカ人の女性兵士ラクシュミーが格闘徽章付き兵士なのだ。
もちろんリーダーのポーランド海軍海兵隊女性戦士のカクタスと共に、椎葉繁サムライ新格闘の準師範級なのだ。
今回の敵潜水母艦奪回作戦では、ラクシュミーはデータハッキング、データ抽出中のゴブリンを大勢の敵兵士から守ったのだ。
「僕もラクシュミーに頭が上がりません。命拾いしました。はははっ。」
腕を組んで、横目でジッと見るカクタス。
「そんなのいつもの事だろ。艦長。もぅコイツ、図体だけはいっちょこ前ですが、チーム・内方では一番弱っちぃんです。なっゴブリン。」
「もう、カクタス。今さら、言わないで下さいよ~。」
嫌な顔をする天才ハッカーのゴブリン。
そのゴブリンの脇腹を、笑いながらひじで突くラクシュミー。
「痛っ。ラクシュミー、乱暴はしないで下さいよ~。」
話し続けるカクタス。
「作戦の度に、撤退中は図体がデカいから守るのが大変で。銃のひとつも撃てればいいのに。鉄砲なんか新入りの、日本人の5人の女の子よりもヘタッピでさ。笑うわ。ほんと。ハハッ。」
「カクタス、止めて下さいよ。もう、僕は暴力とか嫌いなんで。鉄砲なんて訓練でも打ちたくない。訓練の前の夜、胃が痛くなる。でも、今回はデータの抽出中、敵兵が来た時は死ぬかと思いましたよ。オシッコちびったかもです。あ、あっ。本当にちびった。」
余計な事を言って、股に手を当てるゴブリン。
「プップップッ……。」
大きな目に涙を浮かべて大笑い寸前のカクタス。
笑いを押さえて唇をへの字にして、手を広げてからこぶしを口に当てて、横を向いたが間に合わず。噴き出すカクタスとラクシュミー。
「ひ~ぃ、ガハハハッ。すみません艦長。アハハハッ。」
ラクシュミーもゴブリンの腰に、手を当てて大笑いする。
「敵兵が、アハハッ!来た時、片足上げてっ。いいおっさんがキャーだって。どこのおかまゴリラやん!あはは。守るこっちが噴き出して真剣に敵兵倒せなかったし。アハハ。ヌーハーフと仕事すると、アハハハッ!めっちゃわらえるぅ。」
(( ガハハハッー! ))
腹を抱えて笑うラクシュミーこと、ラシ・チャウデゥリー(インド系アメリカ人)アメリカ海兵隊伍長だった。
嫌な顔をして背中で笑う2人を見るゴリラ大男。
そんな3人を見て、横にいる女性自衛官、水谷一等海尉を見て呆れるデイビース艦長。
ピース副長が椅子から身を乗り出しながら、口をへの字にして両手を広げた。
カクタスやラクシュミー、艦長と自衛隊女性たちが振り向いてピースを見ると、もう好きにして。と再び唇をへの字にして、左手を上げてジェスチャーした。
操縦士たち、情報戦略武官、スタッフたちがクスクス笑う。
和やかな笑いに包まれた、最先端AS技術の対空対地攻撃型戦闘潜水艦「呂(ロ)‐61中型潜」のCICだった。
「まぁ、とにかく3人とも良くやった。もうすぐシーエアラーに接舷するから減圧接続ドア前で待っていてくれ。そのほうが早く入れる。では。」
敬礼をするデイビース艦長と3人のチーム・内方隊員。
3人はニッコリと、敬礼をしてからCICを出た。
入れ口に置いた装備品を肩に掛けながら、カクタスはその綺麗な絹糸のような金髪を指ですいた。
「ゴブリン、ラクシュミー。先に行ってよ。クンクンっ。髪が生臭いから髪だけ洗ってすぐ行くから。」
「あっ、カクタス。私も髪洗いたい。ゴブリン先に行って待ってて。」
肩から吊るした装備品などをすべてゴリラ男に渡す2人。
嫌な顔をするゴリラ男。
「あ、あ、ちょっと待っ……。」
ゴリラのほっぺにキスをして、ごまかすラクシュミー。
「チュ。お願いね。」
身軽に、呂号潜の廊下をさっさと歩いて行く2人の美女。
「あ、もう。ハイハイ解りました。俺は召使か。もう、毎回、毎回。」
2人分の装備を肩などに担いで、ブチブチ文句を言いながら狭い廊下を歩いて行くゴリラ男だった。
特殊部隊、先頭の女性のカクタスが艦長の所に行って握手をした。
デイビース艦長がゴリラ男を見上げてから、リーダーのカクタスに声を掛けた。
「カクタスご苦労。」
「有難うございます、キャプテン。」
後ろの2人にも握手をするデイビース艦長。
「ラクシュミー、良くやった。」
「有難うございます。」
ニッコリするラクシュミー。そしてゴリラ男を見上げながら握手をする。
「ゴブリンも。」
「有難うございます。キャプテン。」
ジワ~と体格から想像できない笑顔で答えるゴリラ男。
「ゴブリンが発見した敵のメインフレーム・バックアップ。それに最高機密情報が潜んでいたとは。それにしても、よくラクシュミー、ゴブリンのカバーに入ってくれた。」
女性兵士2人と並んで、だらしない笑顔で立っているこのゴリラ兵士は、見た目は格闘バリバリ兵士と思うかも知れないが、シーラストップの高高度情報担当の情報部員。
彼は世界の軍に有名なハッカーなのだ。
世界最高峰と言われる、スパコンのシーラスマザーにハッキングを試みたが、敢え無くお縄。
しかし、椎葉京子やノーラにその能力と人物を認められてオリジナル・ペンタゴン入りをしたのだ。
月裏の55スーリアで最先端の科学技術をミリューシャたち宇宙人から学び、「スサノオ」配属を自分から志願した
建造中の新型2番艦「スサノオ」へ新たなメインフレームのエイモス(既に実装済みコンピューターのOSとスタンドアローン運用のエイモス2をJ博士と共に接続したのも彼だった。)を実装担当したのだ。
この「スサノオ」の情報通信のフレーム・オーケストレーターだった。
そんな輝かしい経歴の彼、ゴブリンの本名と階級は、ケルビン・アストラ。
シーラス情報特務科専任伍長だ。
なぜか士官や将官など上級管理職を嫌がる少し、変わった男なのだ。
彼は元々英国、インペリアル・カレッジの数理学博士だった。
今は「J」博士(キャロル・シンガー・内方博士)の部下なのだ。
ゴブリンの一番苦手なのが拳銃などの射撃や、格闘全般。
逆に、隣に並ぶ小柄なインド系アメリカ人の女性兵士ラクシュミーが格闘徽章付き兵士なのだ。
もちろんリーダーのポーランド海軍海兵隊女性戦士のカクタスと共に、椎葉繁サムライ新格闘の準師範級なのだ。
今回の敵潜水母艦奪回作戦では、ラクシュミーはデータハッキング、データ抽出中のゴブリンを大勢の敵兵士から守ったのだ。
「僕もラクシュミーに頭が上がりません。命拾いしました。はははっ。」
腕を組んで、横目でジッと見るカクタス。
「そんなのいつもの事だろ。艦長。もぅコイツ、図体だけはいっちょこ前ですが、チーム・内方では一番弱っちぃんです。なっゴブリン。」
「もう、カクタス。今さら、言わないで下さいよ~。」
嫌な顔をする天才ハッカーのゴブリン。
そのゴブリンの脇腹を、笑いながらひじで突くラクシュミー。
「痛っ。ラクシュミー、乱暴はしないで下さいよ~。」
話し続けるカクタス。
「作戦の度に、撤退中は図体がデカいから守るのが大変で。銃のひとつも撃てればいいのに。鉄砲なんか新入りの、日本人の5人の女の子よりもヘタッピでさ。笑うわ。ほんと。ハハッ。」
「カクタス、止めて下さいよ。もう、僕は暴力とか嫌いなんで。鉄砲なんて訓練でも打ちたくない。訓練の前の夜、胃が痛くなる。でも、今回はデータの抽出中、敵兵が来た時は死ぬかと思いましたよ。オシッコちびったかもです。あ、あっ。本当にちびった。」
余計な事を言って、股に手を当てるゴブリン。
「プップップッ……。」
大きな目に涙を浮かべて大笑い寸前のカクタス。
笑いを押さえて唇をへの字にして、手を広げてからこぶしを口に当てて、横を向いたが間に合わず。噴き出すカクタスとラクシュミー。
「ひ~ぃ、ガハハハッ。すみません艦長。アハハハッ。」
ラクシュミーもゴブリンの腰に、手を当てて大笑いする。
「敵兵が、アハハッ!来た時、片足上げてっ。いいおっさんがキャーだって。どこのおかまゴリラやん!あはは。守るこっちが噴き出して真剣に敵兵倒せなかったし。アハハ。ヌーハーフと仕事すると、アハハハッ!めっちゃわらえるぅ。」
(( ガハハハッー! ))
腹を抱えて笑うラクシュミーこと、ラシ・チャウデゥリー(インド系アメリカ人)アメリカ海兵隊伍長だった。
嫌な顔をして背中で笑う2人を見るゴリラ大男。
そんな3人を見て、横にいる女性自衛官、水谷一等海尉を見て呆れるデイビース艦長。
ピース副長が椅子から身を乗り出しながら、口をへの字にして両手を広げた。
カクタスやラクシュミー、艦長と自衛隊女性たちが振り向いてピースを見ると、もう好きにして。と再び唇をへの字にして、左手を上げてジェスチャーした。
操縦士たち、情報戦略武官、スタッフたちがクスクス笑う。
和やかな笑いに包まれた、最先端AS技術の対空対地攻撃型戦闘潜水艦「呂(ロ)‐61中型潜」のCICだった。
「まぁ、とにかく3人とも良くやった。もうすぐシーエアラーに接舷するから減圧接続ドア前で待っていてくれ。そのほうが早く入れる。では。」
敬礼をするデイビース艦長と3人のチーム・内方隊員。
3人はニッコリと、敬礼をしてからCICを出た。
入れ口に置いた装備品を肩に掛けながら、カクタスはその綺麗な絹糸のような金髪を指ですいた。
「ゴブリン、ラクシュミー。先に行ってよ。クンクンっ。髪が生臭いから髪だけ洗ってすぐ行くから。」
「あっ、カクタス。私も髪洗いたい。ゴブリン先に行って待ってて。」
肩から吊るした装備品などをすべてゴリラ男に渡す2人。
嫌な顔をするゴリラ男。
「あ、あ、ちょっと待っ……。」
ゴリラのほっぺにキスをして、ごまかすラクシュミー。
「チュ。お願いね。」
身軽に、呂号潜の廊下をさっさと歩いて行く2人の美女。
「あ、もう。ハイハイ解りました。俺は召使か。もう、毎回、毎回。」
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