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第8章 敵の陽動作戦、台湾進撃を止めろ!(敵視点ver)
第1話 1番槍!李小隊。
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早朝の朝焼けと、上品な青空の広がる緑豊かな島、台湾・金門県の大金門島、小金門島。
その各島へ、目がけて白波を上げ進撃するAXISの揚陸艦、揚陸艇、沿岸攻撃艦の大軍。
揚陸艇にはHARMORが満載されていた。
その一番槍の小隊を乗せた揚陸艇が、小さな波の立つ人工砂浜の海岸にビーチング(接岸)した。
(( ザザザザァー、ドドドドドー! ))
その揚陸艇に、数台のAXIS・HARMOR小隊が、今か、今か。と、進撃を待っていた。
( ガタンッ! )
と、軽い衝撃と共に停止する揚陸艇。
そのHARMOR小隊の小隊長にビーチング完了の報告が入る。
( 小隊長。艇、完全停止。接岸を完了しました。視認、電波探査ともに敵は認められない。繰り返します。視認、電波探査ともに敵は認められない。いつでも行けます。ご指示を。)
「了解。ただちに進撃を開始する。地面探査始めろ。」
( はっ。地面微振動・動体探査開始します。第1砲塔とリンケージ終了。現在、艇の半径200メートルに地上の動的反応は認めらない。通常レーダーによる後方、味方艦艇の艦影しか認められない。)
「よろしい。第1砲塔、どうだ?」
「はい、こちら第1砲塔。海岸近くで動く物があれば、いつでもぶちかましますよ。小隊長。安心して進軍して下さい。はははっ。」
揚陸艇の正面を見据える第1砲塔のガンナー(射撃兵)が緊張しながらも、ニヤッとする。
「ふふっ、よし!偵察ドローンも飛ばす必要がないな。」
敵の索敵に、極力ひっかからないように、最低限のランプ類、モニターが付いているHARMORコクピット。
薄暗いコクピットに浮かぶパイロットの顔。
ヘッドギア、内側の光に浮かぶ、ふくよかな青年の顔だった。
AXIS、東部戦区第3機甲師団第9大隊・35小隊の李少尉の顔だ。
「よし!35小隊っ!進撃準備っ!正面、ゲート開く。先頭2機っ!張四級軍士長、陳上等兵っ!構えー!カバー射撃よーい!」
(( 了解しました! ))
AXIS、人民解放陸軍が誇る機動兵器・HARMORのスタンダード兵器、40ミリカノン砲を構える先頭の2機。
先頭2機以外のHARMORにも、計測機器やカメラ用ライトがつき始めた。
胸部の索敵レーダー用のフェイズド・アレイレーダー類が忙しく動き始める。
揚陸艇の正面扉の脇にある、大きな赤と緑のランプの信号機。
赤が点滅していたが、点滅が止まり緑のランプが点灯した。
出撃ベルが鳴る。
(( チリリリリーン、チリリリリーン、チリリリリーン、チリリリリーン。 ))
左右を警戒していた、揚陸艦の艦橋下部にある50ミリ速射2連砲が、前方の丘上部に照準を合わせる。
2門の、長い55口径の砲身が順番に、照準に合わせて動いた。
( ウィン、ウィーン。ガシャンガシャン。)
35小隊揚陸艇・第1砲塔射撃ルーム。
ガンナー(射撃兵)、スポッター(観測兵)と、コマンダー(指揮官)のスリーマン・セルにも緊張が走った。
いよいよ、揚陸艇の、HARMORを防護するのであろう背の高いゲートスロープ扉が、砂浜の向こう側へ、大きく開いた。
艇内に光が差してくる。
朝日の光で、順番に浮かび上がるHARMORの機体。
緊張の頂点に達する、6機のHARMORパイロットたちだった。
( クオー、ギュィーン。シューッ! )
そして、完全に前方視界が開けてゲートスロープ扉が、砂浜に固定された。
( ガタンッ! )
先頭の2機のモービルは40ミリカノン砲を脇に抱え、前方の警戒をした。
警戒する2機の戦術・照準モニター。
丸いオート・ロックポジションアイコンが敵を探して、せわしなく画面を動いている。
……しかし、正面の砂浜や、奥の低い丘からは、敵からの攻撃が全くなかった。
静かな人工海岸に吹く、ゆるい風で、黄色い海岸花が揺れている。
小さな波の微かな音だけがする平和な海岸だった。
こんな大きな戦闘ロボットやゴツイ武装艦艇より、波打ち際で遊ぶ恋人たちや、子供たちの姿が似合いそうな無人の海岸の景色だったのだ。
敵の攻撃を予想していただけに、少し、拍子抜けになる小隊の面々。
「うーん、小隊長。衛星画像と全く違います。堡塁も全くない。敵はどこですか?先程、接岸前の敵、未確認現状と全く同じなんて。ふふふっ。ここは、バーベキューでもしましょうか?今日はいい天気らしいですし。ふふっ。孫の家族を連れて来たいくらい平和ですね。ふふふっ。」
「張静かにしろ。索敵中だ。馬鹿者!」
「あ、はいっ。」
次第に、その静けさが逆に不気味で、小隊各員に緊張が走り始めた。
李少尉が、チラッと通常レーダーに目をやると、自分の揚陸艇にせまる味方の艦艇の艦影。すぐ後ろに迫ってくる大群だった。
味方が来ない内に、抜け駆けし海岸を確保、手柄をすぐに上げたかった実戦の知らない李少尉。
逆に、敵の発見が出来ない時ほど、最大警戒をすべきなのだが、全く無頓着なエリート小隊長。
その実戦の素人が、指示を出した。
軍隊の作戦初動には全く向かないタイプの指揮官だった。
「ふふふ。我が軍の権威に恐れをなして逃げたのか。たわいもない小台湾。張四級軍士長!陳上等兵!ゲート、左右で警戒。」
(( 了解っ! ))
先頭の2機は開かれたゲートスロープの左右に分かれ、残りの僚機が降りるまで警戒をするのだ。
「小隊長、張、陳。配置に着きました。」
配置に着く2機を確認した小隊長。
「よしっ!小隊ーっ!進め!歩度詰めーっ、駆け足!」
景気よく進軍指示を出す李少尉。
90トンにも及ぶ巨大なHARMORが駆け足をしてキャビンから出ていく。
( ガシャンガシャン!ガシャンガシャン! )
( ガシャンガシャン!ガシャンガシャン! )
大きく揺れ始める7000トン級の大型揚陸艇。
3機のHARMORが駆け足で鋼鉄のゲートスロープから砂浜を踏んだ。
砂浜の中間あたりで止まり左右を警戒する3機のAXIS・HARMOR。
その3機の脇に張四級軍士長と陳上等兵が着いて警戒を始めた。
後ろから40ミリカノン砲を向けながら、のんきに揚陸艦キャビンの奥から歩いて来る小隊長機。
キャビン内で止まり警戒を始めていた。
ーー 実は、そんな彼らの行動を密かに監視してる目があるのだった。
その各島へ、目がけて白波を上げ進撃するAXISの揚陸艦、揚陸艇、沿岸攻撃艦の大軍。
揚陸艇にはHARMORが満載されていた。
その一番槍の小隊を乗せた揚陸艇が、小さな波の立つ人工砂浜の海岸にビーチング(接岸)した。
(( ザザザザァー、ドドドドドー! ))
その揚陸艇に、数台のAXIS・HARMOR小隊が、今か、今か。と、進撃を待っていた。
( ガタンッ! )
と、軽い衝撃と共に停止する揚陸艇。
そのHARMOR小隊の小隊長にビーチング完了の報告が入る。
( 小隊長。艇、完全停止。接岸を完了しました。視認、電波探査ともに敵は認められない。繰り返します。視認、電波探査ともに敵は認められない。いつでも行けます。ご指示を。)
「了解。ただちに進撃を開始する。地面探査始めろ。」
( はっ。地面微振動・動体探査開始します。第1砲塔とリンケージ終了。現在、艇の半径200メートルに地上の動的反応は認めらない。通常レーダーによる後方、味方艦艇の艦影しか認められない。)
「よろしい。第1砲塔、どうだ?」
「はい、こちら第1砲塔。海岸近くで動く物があれば、いつでもぶちかましますよ。小隊長。安心して進軍して下さい。はははっ。」
揚陸艇の正面を見据える第1砲塔のガンナー(射撃兵)が緊張しながらも、ニヤッとする。
「ふふっ、よし!偵察ドローンも飛ばす必要がないな。」
敵の索敵に、極力ひっかからないように、最低限のランプ類、モニターが付いているHARMORコクピット。
薄暗いコクピットに浮かぶパイロットの顔。
ヘッドギア、内側の光に浮かぶ、ふくよかな青年の顔だった。
AXIS、東部戦区第3機甲師団第9大隊・35小隊の李少尉の顔だ。
「よし!35小隊っ!進撃準備っ!正面、ゲート開く。先頭2機っ!張四級軍士長、陳上等兵っ!構えー!カバー射撃よーい!」
(( 了解しました! ))
AXIS、人民解放陸軍が誇る機動兵器・HARMORのスタンダード兵器、40ミリカノン砲を構える先頭の2機。
先頭2機以外のHARMORにも、計測機器やカメラ用ライトがつき始めた。
胸部の索敵レーダー用のフェイズド・アレイレーダー類が忙しく動き始める。
揚陸艇の正面扉の脇にある、大きな赤と緑のランプの信号機。
赤が点滅していたが、点滅が止まり緑のランプが点灯した。
出撃ベルが鳴る。
(( チリリリリーン、チリリリリーン、チリリリリーン、チリリリリーン。 ))
左右を警戒していた、揚陸艦の艦橋下部にある50ミリ速射2連砲が、前方の丘上部に照準を合わせる。
2門の、長い55口径の砲身が順番に、照準に合わせて動いた。
( ウィン、ウィーン。ガシャンガシャン。)
35小隊揚陸艇・第1砲塔射撃ルーム。
ガンナー(射撃兵)、スポッター(観測兵)と、コマンダー(指揮官)のスリーマン・セルにも緊張が走った。
いよいよ、揚陸艇の、HARMORを防護するのであろう背の高いゲートスロープ扉が、砂浜の向こう側へ、大きく開いた。
艇内に光が差してくる。
朝日の光で、順番に浮かび上がるHARMORの機体。
緊張の頂点に達する、6機のHARMORパイロットたちだった。
( クオー、ギュィーン。シューッ! )
そして、完全に前方視界が開けてゲートスロープ扉が、砂浜に固定された。
( ガタンッ! )
先頭の2機のモービルは40ミリカノン砲を脇に抱え、前方の警戒をした。
警戒する2機の戦術・照準モニター。
丸いオート・ロックポジションアイコンが敵を探して、せわしなく画面を動いている。
……しかし、正面の砂浜や、奥の低い丘からは、敵からの攻撃が全くなかった。
静かな人工海岸に吹く、ゆるい風で、黄色い海岸花が揺れている。
小さな波の微かな音だけがする平和な海岸だった。
こんな大きな戦闘ロボットやゴツイ武装艦艇より、波打ち際で遊ぶ恋人たちや、子供たちの姿が似合いそうな無人の海岸の景色だったのだ。
敵の攻撃を予想していただけに、少し、拍子抜けになる小隊の面々。
「うーん、小隊長。衛星画像と全く違います。堡塁も全くない。敵はどこですか?先程、接岸前の敵、未確認現状と全く同じなんて。ふふふっ。ここは、バーベキューでもしましょうか?今日はいい天気らしいですし。ふふっ。孫の家族を連れて来たいくらい平和ですね。ふふふっ。」
「張静かにしろ。索敵中だ。馬鹿者!」
「あ、はいっ。」
次第に、その静けさが逆に不気味で、小隊各員に緊張が走り始めた。
李少尉が、チラッと通常レーダーに目をやると、自分の揚陸艇にせまる味方の艦艇の艦影。すぐ後ろに迫ってくる大群だった。
味方が来ない内に、抜け駆けし海岸を確保、手柄をすぐに上げたかった実戦の知らない李少尉。
逆に、敵の発見が出来ない時ほど、最大警戒をすべきなのだが、全く無頓着なエリート小隊長。
その実戦の素人が、指示を出した。
軍隊の作戦初動には全く向かないタイプの指揮官だった。
「ふふふ。我が軍の権威に恐れをなして逃げたのか。たわいもない小台湾。張四級軍士長!陳上等兵!ゲート、左右で警戒。」
(( 了解っ! ))
先頭の2機は開かれたゲートスロープの左右に分かれ、残りの僚機が降りるまで警戒をするのだ。
「小隊長、張、陳。配置に着きました。」
配置に着く2機を確認した小隊長。
「よしっ!小隊ーっ!進め!歩度詰めーっ、駆け足!」
景気よく進軍指示を出す李少尉。
90トンにも及ぶ巨大なHARMORが駆け足をしてキャビンから出ていく。
( ガシャンガシャン!ガシャンガシャン! )
( ガシャンガシャン!ガシャンガシャン! )
大きく揺れ始める7000トン級の大型揚陸艇。
3機のHARMORが駆け足で鋼鉄のゲートスロープから砂浜を踏んだ。
砂浜の中間あたりで止まり左右を警戒する3機のAXIS・HARMOR。
その3機の脇に張四級軍士長と陳上等兵が着いて警戒を始めた。
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